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それでも私は釣りに行く!  作者: naoてぃん
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ゴブリンとドジョウと(11)

「まあ冗談はともかく」

「冗談か、レズは飛んでこないのか」

いや、それは飛んでくるかもしれない。

アレが飛んできたらエルフの一人や二人バラバラだぞ。

なんだったら故郷ごと焼き払うかもしれない。

そう言えば記憶が戻って解ったがレズ、もとい蜜の能力、王都でイカをバラバラにした剣は嘘を本当にする、偽物を本物にする能力だ、多分玩具の剣だろう、パーキングに売ってる様な子供が好きそうなアレ、アレを本物にした感じかな、ドラゴンとか巻き付いてる金色のやつ。

ピーーを本物のピーーにして私に使おうとした時は流石にひっぱたいた。

ピーー。

「レズは置いといて、とりあえずこのまま数日後まで、時・と・ば・し」

「は?なんだそれ」

「YouTuber達の得意技です」

パッと画面を押さえて次の場面に飛ばすやつね。

私の能力ではない。




数日間村の人達と仲良くワイワイ過ごしていたらこの村から立ち去りにくくなった。

ここのお野菜美味しい。

流石山の奥。

あと都合良く元気な鶏が結構いた。

うまいネギ(みたいな山菜)といい卵、ときたらやることは一つ。

「やながわ!」

「前も言っていたがなんだそれは」

鍋の代わりになりそうな器を借りて人身ライターもといファイヤーダークエルフと薪を用意。

「あとは三つ葉があれば良かったかなぁ」

贅沢は言えない。

「三つ葉?」

「まあやることは簡単ですよ、本日はこちらのドジョウを捌いてゆキュ」

「キュ?」

柳川鍋は煮えた鍋に生きたドジョウと溶き卵をぶっ混むと煮えながらドジョウが卵を飲み込みながら鍋になると聞いたことあるけどなんだその地獄みたいな料理は。

ちゃんと腹を開こう。


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