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ゆー

と、思っていた。。。。


何やらいつもと違う小さい車に載せられ、ママより若い人に抱っこされ、ママとか、前にパパとか言っていた人より年上っぽい人に連れ出された。


それから、どこか遠いところに連れていかれた。


クーちゃん


そう呼ばれていた。

ママは全然迎えに来ない。


ご飯食べなければ、早く迎えに来てくれるだろうか。

お母さんと呼ばれている人が、オレがご飯を食べないからと手でくれた。


ここに来てから、お留守番がなくなった。

そして、お散歩に連れ出される。

変な紐は相変わらず嫌いだが、歩くのは好きだ。

連れていってくれるお姉ちゃんと呼ばれる人はいい人のようだ。


たまに1人にされることはあるが、家にはだいたい誰かいる。

でも、夜になると、オレは1人にされた。

知らない家で1人。

嫌だ。

呼んでみた。

お姉ちゃんが迎えに来た。


しばらくして、夜はお姉ちゃんと寝るようになった。

お姉ちゃんのベッドはちょっと狭いが、一緒にいるのは好きだ。


そして、いつの間にか。。。

オレの名前はまた変わったらしい。


今、オレはゆーちゃんと呼ばれている。


ゆーちゃん。。。

なんか、昔、似たような名前で呼ばれていた気がする。


ある日、お姉ちゃんが違う名前で呼んだ。


ゆーたくん

ゆーじろーくん

ゆーたん

ゆーすけくん


ゆーたん。。。

ゆーすけくん。。。

なんか聞き覚えのある名前。。。

なんだっただろうか。。。


そして、このお姉ちゃん。。。

なんかオレの記憶のどこかにいる気がする。。。

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