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儚く  作者: ぱいなっぷル
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初めての彼氏

清水優里(しみずゆうり)高校一年生、私の名前。 私は生まれて初めてこんなにドキドキしたかもしれない。そぅ、彼氏が出来たのだ。相手は神崎仁(かんざきじん)仁からメールが来て公園に呼び出された。私が着くともぅ仁は来ていた。 「ごめん。夜なんかに呼び出して」 「ううん、大丈夫だよ!でっどうしたの?」 「いきなりなんだけど、もしよかったらつき合って」「...」 私は驚き何も答えられなかった。 「ダメかなぁ?ずっと好きだったんだ」 私はその言葉を聞き... 答えはただ一つ。 「私でよかったら。いいよ!」 「まじ!よかった。じゃあ家に帰ったらメールするなっ!」 「うん」 私はもぅ嬉しくてしょうがなかった。友達にも話したいし、かえってすぐ仁とメールもしたいししたいこ

とだらけだった。

急いで帰っていたらもぅ仁からメールが! 「もぅ俺家着いちゃった」はやっ。その文を読んだ瞬間思わず顔がにやけてしまった。 色ボケってやつかな?! そんなことを考えてるうちに家の玄関の前に。 あっ!返事返さなくちゃ。 「今、着いたよ」送信とっ

それから少したって仁からメールが来てたことに気づいた。「明日、土曜日だからデートしないか??」「遅くなってごめんね、いいよ」と送った。 送って一分経たないうちにメールが来た。「よかった。断れるかと思った。」 「断らないよ!断る理由ないし!誘ってくれて嬉しい。ありがとう。でっどこ行くの?」 「秘密。明日のお楽しみ!」 「わかった。楽しみにしてる」

うわー。超嬉しい! デートに誘われちゃた。早速乃亜(のあ)にメールしよう!乃亜とは一番仲の良い友達。「あたし彼氏出来た。仁に告白されてつき合うことになったんだ!明日デートするんだ」送信。 でも乃亜からの返事は返って来なかった。その時はそんな事全然気にしてなかった。でもこのメールが乃亜を傷つけてしまったんだよね。そして私たちの仲は壊れてしまったんだ。 「明日、俺が優里の家に迎えにいくな。チャリだけど。」


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