前哨戦
これから、宜しくお願いします。
ヒトは悲しい生き物だ。ほかの生物よりも発達した、脳を持ってしまったがゆえに憎しみや嫉妬などの感情に左右されて生きることしか出来ない。
けれど、ヒトはそんな負の感情とともに正の感情つまりうれしさや楽しさも手に入れた。
さてここで質問だ。正の感情と負の感情どちらが、強い?
その答えを見つけるのはあなたであり、答えもまたあなた自身である。
プロローグ~オレハダレヲマモルベキ(俺は誰を守るべき)?~
この世には天才と呼ばれる人がいるのだと、痛感してしまうときがある。特にこの俺、天条 翔の場合は。
なぜなら、俺の周りには、二人も天才がいるからだ。さらに、その二人が幼馴染なのでつい、比べてしまう。正直このことがコンプレックスだったりするんだが、今は関係ない。だが、たとえコンプレックスだとしても俺は二人の幼馴染であるのだから守ってやろうと思う。それが、幼馴染の務めというものだとも思っている。
このお話は俺のタタカイを描いたものだ。俺が経験した戦いは、きっと普通じゃないだろう。おっと、忘れていた、このプロローグはすべてが終わった後、大体2週間後ぐらいに書いている。最後に、プロローグの締めとして一言こう添えておきたい。
そしてタタカイは始まる。と