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のんびりややユルくない異世界開拓者   作者: 猫を愛でる会
一章 基礎開拓
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1−6 住民は居ないが家造り

さてフラウレムさんは一旦実家に行き、荷物を取りに行ったがまあ部屋は腐る程在るが風呂はクリスさんと共同だ、どうせたまにしか来ないし泊まりに来てる訳でも無いし、たまに目敏く来て食べて飲んで温泉浸かって帰って行く。 早く言えば日帰り旅行気分で毎度来る、蜘蛛にはフラウレムさんの布団を頼み畑も落ち着いて来たし、この先の事も考えて先ずは片田舎風に建物を作る。


まあ長いスパンを考えてだ、それに前に異世界だし色々な家を作る計画をするには今が良い、家具や家財道具は住人が出来てからでも作れるし、アイテムボックスの万能開発スキルと面倒なので、あの端末はタブレットで統一するいちいち面倒だし、何か前に決めた様な気がしなくも無いが忘れたがタブレットの情報知識を使い、家具を後に作れば良い……まだ魔力が宿った宝石を手に入れてないし。 あと不老の存在でも忘れるよ人間だから、そう人間だから忘れる事だってある………決して思い出すのが面倒なだけではない。


さて先ずは何処に建築するかだが、後の事も考えて畑とかの近くではなく来た者達次第で、街の顔に成る可能性も示唆(しさ)した場所に作るのが良い、それに家だけ作っとけば最悪寝る場所だけは提供出来る、まあ現在ドラゴンの存在と蜘蛛と蜘蛛の子に鶏と乳牛だけだが、乳牛と鶏はもう専用の場所で寝てるし家は必要無い。


畑より下の川の合流した場所より下流に、街にすると面白い斜面とか在るが岩とかも沢山あるし、合流する場所は河川工事が必要なので必要な石やら大量に確保が出来る、火山灰は北の牧草地にワームホール移動して火山近くの火山灰を手に入れれば良い。 火山の火山灰の質によってはコンクリに成った時の成分は違うだろう、後に海岸に貿易港の街を作りたいので火山灰を大量に確保する。


フラウレムさんに留守番を頼む、一応蜘蛛の子に監視をして貰う一応保険は必要だし、何故か蜘蛛はフラウレムさんにフラウレムさんは蜘蛛に、お互いビビってたが何故だ? 作物の水やりは子蜘蛛も出来るので、田んぼの水引だけ蜘蛛に任せた。


魔法でせっせと火山灰を手に入れ、ついでに近くで石灰岩を魔法で爆破して採掘し更に近くで鉄鉱石を採掘し、更に近くの低い山に必要な鉱石発見、山一つを露天掘りして堀尽くしたが問題はない。 大量に必要だったし新たな鉱石の真・神鉄は貴重な鉄らしいが、その側には神鉄α(しんてつアルファ)と神鉄β(しんてつベータ)が在ったが、基本性能は変わらないが何か本来は神鉄と明記されるらしい。


*真・神鉄


とある存在に無念に滅ぼされた神の力が宿った鉄、高い神の力を秘めてるが神鉄より扱い難い加工が必要、神の力を清める素材に加工に必要な上位の力を秘めた力が必要。


*神鉄α


中世クラスの世界の一部にある神の力を秘めた鉄、建材に使われてる実績が在る。


*神鉄β


超文明世界クラスの遺跡の建材に使われる材質、宇宙船同士の戦闘や宇宙モンスターとの戦闘にも、外部からは無敵だが薄い装甲程内部爆発には弱い、特に重力や中性子爆発に。


中々興味深いがそもそも宇宙に行く予定はない、丈夫で軽く出来るなら何時か作る列車とかに使うのも良いかも知れない。 ある程度確保した資材を手に戻り、フラウレムさんにも手伝って貰い先ずはイングランド風の、石レンガ基礎の漆喰と茅葺き屋根の平屋を作るが、先に川から此処の付近まで道路を舗装するがコンクリを練るのは魔法でし、此処までは私がやるが下水槽のレンガ積みをフラウレムさんと、蜘蛛に任せて道路と並行し石を土管型にしたのを貯水槽から川に向けて設置、饅頭スライムが綺麗にした水を川に流す為の水路だ、下り坂を使いつつ川に向かって道路を作る、何故川に向かって作るかと言えば川で色々出来るからしか無い。 現状川は汚染されてないし、汚水は饅頭スライムが綺麗にしてるから家からは汚水の心配は無い、それに川は水量が家よりあるので釣りや川遊び位は出来るだろう、激流に成らない限りは………


下水槽の工事は以外に早く終わり、何故か清々しい顔をしてるフラウレムさん何か打ち解けたらしき雰囲気を感じる、大抵川までの道も排水路も出来たので基礎工事開始、何ヵ所か更地にし下水槽に向けて下水管を繋げて行く、フラウレムさんには雑草を燃やして貰い更に更地を増やす、蜘蛛には鎌を渡して近くのススキを刈り取って貰い束ねて貰う、茅葺き屋根の材料として使うからだ。


いつの間にか蜘蛛の手伝いをするフラウレムさん、フラウレムさんがススキを刈り取って蜘蛛は、自分とフラウレムさんが刈ったススキを器用に束ねて行くが、良くあんなに沢山の手だか足だかを扱えるもんだ。 更地の定圧地硬めに下水管設置と蓋をし、最初の家を建てる。


先ずは外壁を石レンガと鉄筋を使い建てる、水平を取りながら重ねある程度積み上がって乾いた辺りから、漆喰を練ってフラウレムさんに塗って貰う。 次は耐火レンガと言いたいがまだ作ってないので、此方はアイテムボックスで手抜き製造し普通より耐熱と劣化がしにくい仕様を、アイテムボックスから出して暖炉と煙突レンガ積みを、フラウレムさんに任せた。


畑と田んぼの様子を見ながら五月下旬前に完成、最初の一軒をフラウレムさんに進呈したが断られた。


「私は一人で此処に住みたくないですよ、それに皆でお食事をする方が私は楽しいですから、嫌です」


そう言われたので現状空き家にする、二件目は木組みの家を以下省略して建てたが鱗屋根は中々難しかった、三階建てで雨等で途中で中断等で七月まで掛かったが中々、ヨーロッパぽい感じに成ったがそれでも空き家。 雨によりトマトが割れ壊滅的な被害が出た、まあその前に大量に収穫出来てるが棄てるには勿体ないので割れたのは、潰して濾してジュースにしたが中々旨かった。 酸味の強いトマトはボイルし保存し、またパスタかトマトケチャップ加工に使う予定。


蒸留工房に入りシードルの発酵を確認後、りんごのシードルから蒸留開始し薪で熱して蒸留を始める、本当なら天然ガスか宝石に蓄積された火のエネルギーで熱して、蒸留するのが一番コストや火の一定火力を維持出来るが、前回ウイスキー蒸留後からすっかり忘れた。 あと五倍速等の実験もそろそろ確認が必要だ、火の番をフラウレムさんに任せウイスキーを取り出す、同時にクリスさん登場………見張ってたな絶対。


「試飲に来たわよぉ~」


「女神様………」


だが火の番がある為に動けないフラウレムさん、まあクリスさんはフラウレムさんより此方に向かい来る、全くどんだけウイスキーを待ってたやら。 いつの間にか持ってるワイングラス、何処から盗んで来たのかな?


「マイグラスよ!」


「普通はウイスキーグラスだと思うが? あと、マイグラス在るなら次から持参でお願いしますね」


「…………しまった、マイグラスは失敗だったわ」


今更だよクリスさん、そして五倍速を開封し琥珀色に成ったウイスキーはまだ若いらしい、二倍と三倍速は出さずにそのまま熟成する。


「楽しみはまだ先ね」


五倍速は三ヶ月で一年以上は経過してるが、樽の香り等が交ざりウイスキーの本格的年数熟成には、十倍速が必要…………


「今すぐにその空間創るわよ、さあ早く!」


目が怖いよクリスさん…………


結局全部十倍速に変えたのは言うまでもない、そして倍速変更可能な新たな倉も造り大量生産体制に成ったが、残念な事に人が少ないしクリスさんは暴れるし何故か居た、エデルガルドさんが私に泣き付き増産を訴えるし……そう言えば、ドラゴンて酒好きの呑兵衛だったっけ?


その後何故かフラウレムさんにも、ウイスキー増産を懇願されたが蜘蛛は今蒸留中のブランデーらしいが、残念ながらそっちは倍速はしないぞ楽しみは………二樽位なら良いか、絶対一人一杯しか飲ませないが………直ぐに空に成る未来しか見えん、そして数日後にフラウレムさんの歓迎会と言う名の酒飲み会を開いたが、酒泉の酒を二杯飲んで変態な行動をした者が現れた、フラウレムさんの本気のボディーブローと、クリスさんの黄金の左が炸裂したとだけ言っとこう、酒をあの人………人ではないがには酒は危険かも知れん。


そして夏は異世界も暑い、田んぼの害虫や畑の害虫駆除は蜘蛛の子がしてる、良い餌として食べてたりするが何故か蜘蛛の子の成長が良い、異世界の蜘蛛はモンスターだから規格外の成長らしい、何か蜘蛛がまた産卵するかも知れないな………異世界のモンスターだし。


夏用の作業ツナギは軽くて良い、どんな素材かは分からないが蜘蛛に感謝だ一応白衣や酒造用の服や帽子も頼んだ、あと夏と言えば作務衣さむえだが蜘蛛に頼み作って貰ったが、何故か長袖に長ズボンの作務衣だった…………普段着に涼しい半袖半ズボンの、作務衣が欲しかったのだが。


氷の魔石を稼働させ冷房を稼働させるが、昼近く~夕方以外は地球より涼しい為余り使わない、川で冷やしたスイカは一日四玉無いとフラウレムさんにクリスさんに蜘蛛が、足りないと此方に視線を向けて来る………まあ毎日は食えないけどね。


夏のとある日三体のゴブリンが現れた、赤にグリーンに普通ゴブリン肌をしたゴブリンは黒装束で私の前に立ち言う。


「我等を仲間にして下さい」

「美味しいご飯を、オイラ達も食べたいです」

「お願いしますよ」


ちょうどクリスさんが居たので、視線を送ると…………


「雅士よりは弱いし、畑の収穫の人手に成るから雇ったら?」


確かに通常新ジャガの時期、猫やゴブリンの手も欲しいが…………


「盗み食いや悪事は即死刑で良いなら」


「「「俺たち信用無いな…………」」」


だが渋々了承した三匹の子ブタならぬゴブリン。


だが後にこのゴブリン以外に真面目だったが、たまにアホに成るのが………まあ良いか………面白いし、クリスさんの攻撃避けの防御要員に成るし。


「今俺達豚扱いされなかった?」


「無いよな、オークじゃあないし」


「だよな」


「「……………」」


クリスさんはあえて言わない、少しぷるぷるしてるが………微妙にブタ鼻のお笑い系ゴブリンが仲間に成った、ちなみに赤ゴブリンはゴブ助でグリーンゴブリンはゴブ蔵で、普通ゴブリン肌はゴブ太郎て名だがその犯人は私とクリスさんである。


「俺はゴブ助か」

「俺はゴブ太郎だぜ」

「俺はゴブ蔵だぞ」


何故か喜ぶゴブリン、まあ良いか…………


「では最初の仕事だ」


「「「ハイ!」」」


「今日はジャガイモの収穫をするから、蜘蛛に土下座して作業着を作って貰い直ぐに来る事」


「「「…………そこの、エルダーディープスパイダーですか?」」」


何故かこの世の終わりの顔をするゴブリン、何故かコイツら仲間に成ったのて感じの雰囲気を出す蜘蛛と、ゴブリンなんて使えるのと言う雰囲気をだすフラウレムさんは、クリスさんの後方に立って秘書みたいな位置にいるが……作業着はちゃんと着てる。 蜘蛛にとっては好物の二度目の収穫だし、ヤル気が全身から出てるのは味の虜に成ったからだが、大量に作ったからって蜘蛛に大量にはやらない………料理に必要だし蜘蛛には今ジャガイモよりも虫が食糧に成ってるからだ。


更に言えばチート水を使って、もう少し違う種類も作って量を増やさないと蜘蛛一家の冬の食糧とか、ジャガイモ料理やストックやデンプン加工等色々足りないかも知れない、蜘蛛て冬は冬眠するのは分からんし………結局温泉一回使ったら入って無いらしいから、今はぬるま湯好きのクリスさんが使ってたりする。


ナンヤカンヤあって新ジャガ収穫大会は、ゴブリンの加入により以外に早く収穫が終わり、新たな畝を造り違う品種の中くらいのジャガイモを植え、まだ二回目だしと連作を慣行しチート水を蜘蛛が霧にして撒く。 明日は再びジャガイモ収穫確定だが、翌日昼からのスタートに成る。


この日はゴブリン達は川で身体を洗い、饅頭スライムにボコボコにされてたとだけ言っとこう…………


「「「俺達の寝床は?」」」


「? ゴブリンて洞窟が棲みかだろ?」

「ゴブリンは外が基本でしょ?」

居候いそうろうの最底辺は地面で寝て下さい」


フラウレムさん、声が相当冷たいよ………泣きながら去っていったよ。 後に簡素なゴブリン家を作った…………簡易便所の、木材を使いまわしで………


夕方前に手押しトラクターで土寄せをし、夜八時には作業を終わらせて作り置きの夕飯を食べ温泉に浸かってから、泥の様に眠った…………翌日早朝には花が散り茎が枯れ始めてた、普通ならあり得ないがチート水効果だからあり得な事は全てチートで片付く。


トマトの収穫にフラウレムさん達の食糧の野菜収穫、日がだいぶ登った頃慌てて出て来るフラウレムさん、ゴブリン達より出遅れて登場だ。 ゴブリンは蜘蛛が来てから三十分後位に来たな…………


ゴブリンはきゅうりを生で食べる姿は、ゴブリンではなく河童ぽいのは何故だろうか? まあ、腹は河童もゴブリンも変わらない感じだった様な………


ゴブリンの加入で人手が増えたので桃の収穫だ、午前中は桃の収穫をしクリスさんとフラウレムさんが、桃の甘い香りに手を止め食い入る様に睨んでたが意味はない、ゴブリンは死にたく無いので邪念を振り払い懸命に働く。 十時の休憩には先に川で冷やした桃を食べる、疲れた身体に桃の甘さが染み渡る………だがゴブリンは皮を剥かずに涙を流し食べる、ゴブリンだから大丈夫かな?


まあ蜘蛛も皮ごと食べてるし、モンスターは胃が丈夫なんだろう………知らんが、昼前に戻りジャガイモを蒸かしてバターを解禁、唇の火傷負傷者多数…………勿論ゴブリンとフラウレムさんだがあとは…………誰()とはあえて言わない。


私は少し冷めた程度をゆっくり食べた、生パン粉をそろそろ作らないとな………色々何か毎回忘れうっかりだな。 昼から二日連続ジャガイモ収穫をし、今年のジャガイモ生産は終了した、大漁に在る牛乳をゴブリン達に飲ませて収穫打ち上げは終了した………


ゴブリン達の借り住まいは数分で建て終わる、何せ組み立て易いからね…………


翌日は湖近くに移動し淡水のモンスターや、魚を釣ったりとマッタリした日を過ごしたが、ゴブリンの連携は何かに使えるしたまにフラウレムさんが、ゴブリンの存在を忘れる程隠密にもたけてるみたいだ、タダ存在を忘れられてる可能性も無くはない。


暫くはゴブリンとフラウレムさんの食糧は、確保したが近くに牛モンスターが群れで居たからついでに、私の食糧として狩り試作解体ボックス改2の実験をする、神鉄の解体刃により効率度が上がり硬い骨も軽く解体可能に成ったが、更に数体解体を並行出来ないか試作に移行する。


その日はすき焼きパーティーに成ったが、お呼びでない人物………まあ良いかなが加わり、肉争奪戦は私とクリスさんの戦いに成った………犠牲は出たが、私とクリスさんの争いの隙に大量に肉を奪い取る仕草は死を意味する、それがゴブリンでもドラゴンだろうと………フラウレムは大人しく食べてたが。


そして季節はゆっくりと秋に成り、この生活に馴れたフラウレムさんは帰らずに畑を手伝いながら、クリスさんと対等に話す間柄に成ったが………未だに女神様呼びは変えない、まあ呼び方は人各々だな…………ドラゴンだけど。


八月に蒔いた大根が秋の育ち易い気温に成り成長を続ける、大根はおでんに魚ならブリ大根に豚肉が手に入れば豚汁だ、だが自家製味噌はまだ作って無いし忘れて全く手にしてない、山に行きキノコ採りをするがスキルは必須で木の根付近を探す、そして採取を始める………異世界えのきは地球のより更に濃厚な味わいだ、何か網状のキノコを見付けたが不思議な形状だったが、名前は無いが毒の反応が無かった為持ち帰った。 毒味におこわキノコ炊き込みご飯を私は以外に食べさせた、全員箸が止まらなく成る程おかわりをした………食欲の秋だな…………


翌日は異世界の自然薯(じねんじょ)まあ山芋を掘り採る、すり鉢で擦り痒かったが卵との相性は此方も抜群だ、夜やや眠れなかったが………… 秋中旬に稲刈りをし春と同じく天日干し、台風が無い人生は新鮮な秋だ………… 稲を乾燥中に葡萄畑を開拓開始、アルミの代わりの鉄材を魔法で腐食コーティングして杭にする。


葡萄棚を作り甘味の食用葡萄列、ワインとブランデー用白葡萄棚を十列作り赤ワイン用葡萄を五列、追加で白葡萄甘味の強い品種五列を作り植えながらチート水を霧散布、ゴブリン達には木の皮を砕いた物を葡萄の根元に広く撒かせ、土が隠れるまで木の皮を地面に敷く………此は雑草対策の一つ、たまに砂利を敷いてる葡萄園やゴーカートを改造したような草刈り機で、草を刈る農園など様々在ったりする。


葡萄には病気や寒さに弱かったりと様々あるので、虫は蜘蛛の子に任せ病気対策は結局には結局人海戦術の農薬か、病気のカビに対する農薬に匹敵する殺菌魔法か何かが必要だ、今回は明日には実が成るし病気対策はしない予定。 植え終わり一応誘導支柱に紐で結び、今日は此で終了だが夜中に手入れには一回来る予定だ。


数時間仮眠後夜中に魔法の光を使い、葡萄の木の蔓の剪定に紐を結び直しを途中までして諦めた、翌朝は葡萄を収穫開始しながら剪定と収穫、蜘蛛には結びきれない葡萄の蔦を折れない様に結んで貰う、ゴブリンとフラウレムさんには実の収穫だけ任せる、夕方までには収穫は終わり翌日は完全休みにした。


翌日は稲穂の糖度チェック、葡萄は食用は秋の味覚として味わい食べる……中々美味いな、まあらレーズンには現状する気はない。 酒用葡萄を川の水で小さなゴミを軽く落とす、ワインは蒸留酒の最初の工程は変わらない、果汁を絞り出すまでは変わらないが発酵させるには果汁だけでは成らない、少し実や皮を入れ酵母の発酵を促すがこの時雑菌が大敵、なので私以外立入禁止である。 葡萄のブランデーであるコニャックは、白葡萄をワインにせずに蒸留した物だが中々美味い酒である、飲めるまでに相当な年月が必要だが今回は例の倉を使う、今回は何回かに分け熟成スピードを管理して、最後は最大で熟成スピードにし本来味わう事が直ぐに出来ない味を、一人で………もとい誰かさんと味わうかな。


「誰かさんて、()()()()()()


クリスさんがやはり後ろに居た、なんとなく察したよ………オチ的に。


そして数日後米の脱穀に、麦をコンバインで収穫し大根と冬野菜の収穫終了、十一月前に大根も収穫終了したがゴブリン達は、生で大根を食べてるが美味いのか?


こうして始めての異世界の冬を迎える前に、私は冬を使い外の計画を開始する。

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