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のんびりややユルくない異世界開拓者   作者: 猫を愛でる会
第四章 競馬と国の歴史の幕開けと時は流れる
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4-8 遺跡や沈没船で潤う街バーボンと時の移ろい

 海底隆起により遺跡大陸の一部で、沈没船が発見されセイルーンの最古の船や、盗まれた盗品等の一部がセイルーンから来た、トレジャーハンターに発見され王家や一部古参の貴族が、歴史的美術品として買い取り美術館や博物館を建設し、一部古いお宝がやや損傷しながらも考古学的な資料として、セイルーンが買い取ったりとお宝ラッシュに沸く拠点の街バーボン、更にトレジャーハンターが増えて行くが、治安関連は国の管轄であるためノータッチ。


 飲料水等の水はそれなりに雨が降る為、火山灰が少し混じってるが浄水場と饅頭スライムの活躍のおかげで、現在水のトラブルは保々無いに等しいが、農地にする様な肥沃な土地でもないが不気味な森は存在する、モンスターではないが一部遺跡がダークグリーンの、広葉樹の森に飲み込まれ不気味な森の地形が広がって行く。


 広葉樹は薪等の燃料に成るので、ある程度伐採しても需要が在るし魔女やエルフの国やセイルーンでも、この不気味な広葉樹が何故か人気で木材輸出まで始まった、まあ保々輸送費と伐採の人件費以外はお金は掛からない、植林とかせずとも直ぐに生えて成長するってらだ。


 魔力も含まれてる為に高濃度の魔力の枝は、魔女の国やエルフの国が鑑定しながら取り合ってるが、(ヤニ)が強く松の様な匂いの木も有るため、見極めも必要である。


 そして数年間沈む事無く海底火山が収まるまで、遺跡は攻略出来た物はモンスターが居なくなり、宝箱が出ないのと同時に人気(ひとけ)が無くなると消えて行った。 だが石レンガのダンジョン遺跡の大半は、攻略が終わってはない………そして小さな遺跡ダンジョンが消えると、次は巨大な塔の古びた遺跡が現れる。


 塔の名を調べれたが………創造神を倒す為の塔………クリスさん、一体何をやらかしたのですか? まったく、少しズルをして最上階に殴り込み入るとリッチーに成った、この塔の主が居た。


「まさか同胞が来るとはな…………」


 そうリッチー化した男の魂は言う、日本人ではないがヨーロッパ系の感じでも無い男は、言った他の滅んだ星からの転生者だと……クリスさんに頼まれ、この大陸を貰い色々建物を作ったりしたらしいが移住者が来なかったし、クリスさんが飽きたからと大陸を沈めたらしい…………クリスさん…………


「私はそんな事してないもん!」

「してましたよ母上」

「したぞクリス様!!」

「……………クリスさん………」


 呆れた目でクリスさんを見ると。


「私はそんな事した()()無いもん! だから、私を捨てないでよ雅史ぃ~!」

「「「…………………」」」


 呆れた視線の先には、この星を統括する神様と被害者が冷めた目でクリスさんを見てた、泣き付くクリスさんと冷めた目で全員から見られるクリスさん、そして前に見た事有りそうな紳士的な超次元体の神様に引き摺られて、何か見習い再研修に旅立って行った………こうして数百年平和は続く。


 クリスさんが研修から帰って来たのは、此れから千年近くなる頃であり妻がアリスや優依に、エレナーにレムにリリナーにナナしか妻が居なかった時期までに進む、一応何故とミリーは五百年近くは生きたと言っておこうミーナは、まだまだぴんぴんしてるぞ何かチートを貰ったらしいが、そして何回か新しい妻と結婚し別れも経験した未来は此処までにして、さて戻ろう………新しい妻がどんな女性かも紹介しないと拗ねるから。


 こうしてクリスさんに、飽きたから沈められた大陸は星が滅ぶまで存在し、新たな統治者…………私とミーナの子供の三男が統治し、前任者と意見を交わしながら新しい大国に育てるがやはり、土地が肥沃では無い欠点により農業は限定される、鉱石は豊富で海底隆起した熱鉱床により、レアメタル等の産出により同盟国と通信回線が可能となり、衛星や電波塔の普及に伴い同盟国間で技術水準が活発化が促進されるが、そのさなかエルビー博士が離脱する。


「私は両親に会いに帰るから宜しく、後は二人だけでも大丈夫でしょう」

「私も帰るけど? エルビー…………」

「…………え!?」


 同じ様な装置を手にした鷲羽博士、手のひらサイズの正方形のコンテナに宝石の様なボタンが有る物体、鷲羽博士まで帰るが後にナナとの子供達が何とかする為問題はなかった、数年間科学進歩は緩やかに停滞したが。


「まさか!? 私のお姉ちゃんて…………」


 顔が強張るエルビー博士に、鷲羽博士がニヤリどドSな笑みをする。


「母親は違うけどそうよ、エルビーちゃん……鷲羽は偽名だけどね!」


 おどけた様に言う、偽名鷲羽博士にエルビー博士は空に向かい叫ぶ。


「お父様!! 聞いてないヨォ~」


 取り乱したエルビー博士は新鮮だった、腹違いの姉妹だったらしい二人は帰って行った………永遠に帰って来ない、実家への帰路へ。 そしてミリスと名乗る真莉愛様から派遣された、暫くナナの助手をするメカニック的な女性により、メンテナンスが必要な機器類は問題なく使えるのだったが、このミリスて女性はピンクの長い髪に碧眼だが、瓶底眼鏡と何処のレトロベンゾウさんだよと言いたく成る眼鏡だ。


 黄色に赤ラインのジャージ風ツナギ作業着姿、何故かサンドイッチとコーヒーを主食の様に四食を食べるが、何故か太らない不思議だがたまに休むと焼き肉やら寿司やらうな重を食べに、二日ばかり帰っては来ないらしい、あと巨乳な為にたまに求婚されるらしいがスルーするらしい、恋愛には興味は無いらしいが家の愚息の数人も撃沈してたりする、特に優依との息子三人は四連続アタックをして撃沈した、五回目は無いそれを容認しない優依だった……説教の嵐だったなあの日は。


 そしてローリエが百歳を越え、介護が必要に成るまでに光國さんは隠居がてら、ひ孫の稽古中に転んで死ぬまでは平和だったりするが義父達の葬式やら、光國さんの国葬やらで忙しく過ぎ去る日々は忙しくそして、エルフと魔女の国に魔力可動式SLを輸出する頃には、息子達の頑張りと世界を見て回った知識を使い、新たな同盟国や友好国と取引を開始した。


 北極ルートからセイルーン方面の路線を確立、長いスパンの開発の海底と雪原等の色々な環境下での建設に成り、セイルーンに客室運搬路線が開通したのは、着工から五十年以上は経ちセーラ達が逝ってから数十年が経って居た、義父は仕方ないとして最愛の妻を看取るのは辛かったが、妻達との出会いが無ければ出会えなかった子供達との生活、妻達のアイディアで更に大陸が面白く成り色々な旅人が来ては楽しみ、定住し更に発展を繰り返した。


 特にアリシアは一番の功労者だ、国の歴史を子供でも理解し易い絵本にして出版したり、通貨を同盟国共同通貨にしたりしたが私が数ヶ月、ヒイヒイ言いながら硬貨を増産製造をしてたのは思い出したくない思い出だ。 セーラのアイディアは、国賓の招きや貿易の相談室等の調度品等に影響を与えた、ローリエも国の運営の異世界経験をセイルーン等に通用する、外交を身内のミーナ以外からの視点で指導して優秀な人材を育てた、結局ローリエの子供達母を越えられなかったと泣いてたな、国葬ではないが高官扱いで葬儀をして貰った、国の一部機能にも影響を与えたからだろう………税金は見送ったが、税金をとる程国の運営には必要は現在無い為…….普通なら必要だろうが、難破船のお宝売却やら貿易黒字や人口が収支より低いのもある。


 モカやリリは競馬の歴史に名を残し、モカの妹? のフローラさんも桜花で功績を残し、何故か今も生きてたりする………雪達より更に長く生きてたりする、フローラさんの子は誰かは言えないが私は関与してたりしてなかったりする。 まあ分身達が事情を知ってるし、彼等が何とかしてるので私は余り関与はしてないぞ、あと最近産まれたフローラさんの娘が、何故かモカに似てる気がするのだが。


 モニカちゃん………モニカさんは、ジェラールさん亡き後に喫茶店をリニューアルして、弟子を育ててセイルーンや魔女の国に弟子が喫茶店を開いてたりする。 そしてモニカさんは未だにモカより長生きしてる、しかも二十代のペッタンコ胸のまま…………


「お義兄さん、今失礼な事を思いませんでしたか?」


 何故か近くに居るモニカさんは、膨れっ面で居る………また来たのか………。


「バツニの私をお姉ちゃんの代わりに、嫁にして構いませんよ」


 モニカちゃんがバツニなのは、ニ回離婚してるからである………しかも元弟子の旦那と、最初の旦那と…………原因は何かは知らないが、そしてバタバタ走って現れる新嫁二人。


「旦那様は忙しいから、帰って下さい!」

「そうよ帰りなさい、年増さん!」

「年増禁止!!」


 子供達にはまだ言ってないが、去年結婚した二人の妻がモニカさんを追い返す、あと『年増』はアリス達にはNGワードだから二人は、モニカさん以外には使わない………使ったら後が血祭りである。


 それでは紹介だ、先ずはエリナだが一応言わせてくれ………民を連れて移住して来た領主の娘で、最初は少し頭がアレな少女だったが民を思う心は素晴らしい、まあ父親は好い人だが娘に甘く残念な原因は此処に有るだろう、雪や桜が土地開発をした地を今はエリナの父親と、雪と桜との子が共同運営をしてたりするが………何故か息子ではなく、私と結婚したエリナは言う。


「だって旦那様の方が素敵に見えたから」


 身体をたまにクネクネさせて、妄想ドリップに入り数時間帰って来ない時も有るが、これでも容姿は可愛らしく銀髪の波み癖毛にオレンジ色の瞳、何故かオレンジの服を好んで着る習性が強い、身長はセーラ達と変わらない150㎝位だ、うっすら甦るセーラ達の残肖は何かを訴えてたが、まあ出会った頃の姿でこんな風に見えるのは嬉しくも有るが、向こうはエリナに指差し一緒にするなと訴えてそうだった。


 もう一人は此方も銀髪だが、モカと同じ位のバストの持ち主にしてアリス達の嫉妬の(マト)、おっとりしたお嬢様だが此方は真莉愛様の世界から来た嫁である、真莉愛様曰く不遇な人生に成りかけてた元聖女らしい、婚約者だった皇太子に虐められあらぬ疑いを掛けられ逃亡、その国は真莉愛様の慈悲を全て剥奪したらしい。


 真莉愛様の前に嫁にしてと言われたが、女神様だから人間と結婚出来るのかな? まあそれより、私が作ったお菓子を涙を流し食べたりお茶を涙を流し飲む姿は不憫(ふびん)だった、今は妻の一人として真莉愛様に祈りをさ提げてから私に甘えて来る、たまにアリスが突撃して来るが………たまに三人で………まあそれは置いといて、モニカさんは二人に連行されて行った。


 この日々の記録も何千冊かは忘れたが、数回冷夏による不作の年が有った以外は順調だ、子供達も各々家族を作りひ孫の顔を見れるまでに成った、ひ孫の世代からは寿命が普通より二倍程度に成る、子供達より先に旅立つひ孫達、孫達は数世紀過ぎても不明であり後に判明するまで知る良しは無い。


 ミーナとエリナがたまに喧嘩してるが、この頃の日常の光景に成りつつ有るが、ミケポンは相変わらず酒を呑み孫やひ孫や若い子供達に、弄り遊ばれてたりする………大人気だな………


 こうして新たな妻二人を合わせ、何時か来る嫁達の再びの旅立つ日まで賑やかな日々は続く、まあアリスと優依は不老不死だがミーナとリリナーは不明だし、フラウレムは緩に人間の二十代後半の容姿に向かってる。




 エリナ「私はバカじゃあないもん!!」

 ルーナリア「あらあらまあまあ……うふふ」

 エリナ「私より胸でかいからって、哀れみ含みで笑わないでよぉ~!!(泣)」


 次回も続くのだろうか?

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