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のんびりややユルくない異世界開拓者   作者: 猫を愛でる会
第四章 競馬と国の歴史の幕開けと時は流れる
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4-2 ジャガイモと増える家族

 新ジャガの収穫時期、アリスが子供をおんぶし日傘をしながら散歩し、爽やかな風が吹き抜ける夏の日に雪は息子を見ながら、『私も早く子供が欲しいですわ、旦那様』と言われた。 今年のジャガイモは特に出来が良い、少しだがブランデーでジャガイモ祭りをし、ポテチやフライポテトにじゃがバターやら、蒸かしたジャガイモに色々な味を付け食べる者や、コロッケをコロッケサンドとかにする者、うどん屋で浸しコロッケうどんにして食べる者、色々なアイディアコロッケに挑戦する者と一日の祭りは、いつの間にか一週間のコロッケフェスティバルに成った。


 桜梅では温泉プールが開業し、そしてスーパー温泉浴場も開業し建築労働者の、癒しと疲れを取る憩いの場所に成ったがマッサージだけは、まだ彼等には早過ぎるので置いてない。


 色々なシャンプーリンスや、ボディーソープが売られ更に床屋やヘアーサロン、マッサージや整体師等の業種も増え遂には金貸し問屋は、光國さんの部下に内定調査を欠かさずにしていて、不審な動きをしたら即捕縛して奉行所や関係きかんで、尋問をするが何も無くは吟味はしない証拠押収には、鷲羽博士が便利道具を提供してる、流石便利博士のワシュエモン………


「………今誰かが、私を便利ロボット扱いしかなかった?」


「それより鷲羽殿、この機械の使い方を」


「五右衛門ちゃん、焦らない焦らない……もう一回説明するわよ」


「お願いいたします……鷲羽殿」


 鷲羽博士と一緒に居るこの男は、裏公安の光國さんの部下の一人で、他国のスパイを捕縛したり怪しい者を捕まえたりする、元義賊出身の五右衛門さん……ゴエモンさんである、まあボサボサ頭でたまに存在が薄いのは、ゴブリンズと変わらない隠密能力が高い。 そして今は新しい機能の、証拠押収機材の使い方を覚えてる最中である。


 そして光國さんは他にも仲間を連れて来てる、それは酒蔵の一家だったりするがその筆頭の初代の、木下 内蔵助くらのすけは杜氏であり酒蔵の責任者である、そしてコンちゃんの境内に供える清酒やクリスさんや、クラウス神様に奉納する酒は彼の酒蔵が納めてる、ワインはクリスさんには勿体ないし基本クリスさんは、飲めれば何でも良いのだ………等級が一番下でもバレなければ良いのだ。 実際バレてないし牛丼屋から出禁に成り、更に寿司屋や鰻屋も入る前から出禁である、ブラックホール食いしん坊女神は警戒されたのである。


 東撫子で夏のスプリットGⅠが開催され、白熱の接戦スプリットサマーシリーズは、今年も波乱と堅実の結果を出して灰に成る競馬ファンを量産した。 ナイトプールと言うセイルーンの短距離馬が、光國杯は芝1400mを初めて国外のサラブレッドが制した、光國杯は光國さんの観戦してたが本人は大負けして、表彰の時は涙を流しながら賞金を渡してたりする。


 そして光國杯の裏では、モカさんが珍しく大負けしジェラールさんとキャスビルさんに、アムロさんとミリーさん(エルフの冒険者ギルド長)が、大穴を当てる快挙を成し遂げた。


 そして春からアネッサさんから、何故か猛アプローチされてるが桜ちゃんからもだ、私は既婚者なんだけど………妻達は何故か今更的な感じだ、どんなに嫁が増えようが自分が大切にされるならとか、言う始末である………アリスとアリシアにリリーにエナにミーナは、毎日スキンシップしてくれるなら問題ないらしい、雪は桜は反対だけどアネッサは良いらしい………姉妹の確執だろうか? まあ後に姉妹揃って子育てするので、このやり取りは後に意味が無くなるとは、今の現状そんな事は誰も思ってはない。


 そしてゆっくりと秋の風を感じる夏の終わり、読書の季節が来たがそれはこの国でもブームが来た、新しい異世界の作者が面白い小説を書けば売れ、面白い漫画を出せば子供達は少ない小遣いで漫画を買う、少女漫画ジャンルが今熱く売上額ハンパない、アリス達が育児の間に読みふける程に。 題名はトキメキカフェとシスターズ、一人の少女が異世界のカフェにホームステイする話し、そこの年下女の子達とほのぼの生活をする話し、何か無理が無いかな………異世界ホームステイ設定。


 そして息子と娘の成長に驚きながら過ぎる日々、よちよち歩きもしっかりした歩きに成り、私に走り抱き付く息子は可愛いがよだれをズボンに付けないでくれ、鼻水もやめてくれよ息子よ………娘よ、私の足をペンペンするのは地味にやめて、それを見てニヤニヤする三毛ポンだが私から、三毛ポンにターゲットが変わるとヤツは逃げて行った、酒は当分無しだな三毛ポン。


 稲刈りのシーズン到来し稲を天日干しして、見慣れたカッパゴブリン達のきゅうりを食う光景、くちばしと皿が無いがカッパにしか見えないゴブリン、まあ大根も生で食う奴等だから仕方ない。 大豆の生産を来年増やすために、南の農地を拡張開拓し豆腐屋のリクエストも聞きつつ、新しい開墾した畑にチートポンプを使い新しい大豆を、数種類作ったが一部大豆は高級豆腐等の大豆として、新しい農地で栽培される事に成った………主に新ナゴで。


 秋祭りは盛大に行った十月、桜梅城下町では秋刀魚祭りが四日に渡って行われ、湖の近くの鰻屋は鰻祭りのスタンプラリーを開催、夏より油の良い鰻が食欲をそそり観光客からお金を吸い上げる。 何故かそこにアネッサとその友が居る、私を見たら走って来て抱き付き甘えるアネッサ、それを覚めた目でみるアネッサの友達………本当に君達親友?


 新・尾張名古屋では縁日の秋祭りを開催、何か分からんタコ踊りや腹芸踊りをする男達、義父は楽しそうに完成した白鷺城に似た城の天守閣から、たまに城を抜け出して城下町で遊び回ってるらしい、祭りの手伝いもしたらしい………普通に元気だな義父は。 冬には雪から義父に全ての公務が引き渡され、城下町にお忍びで抜け出しては家臣に捕まり、怖い二人の義母の説教が義父に待ってたりする、こうしてフリーに成った雪と、本格的な夫婦の営みを始めた………だがたまに、リリーが一緒だったりする………産んでそんなに経ってないのだが。


 クーちゃんがかまくらを造り、餅を焼く珍しく十一月の初めの大雪、清龍国から蕎麦屋と天ぷら屋が乗り込んで来たが前よりブームは無かった、寿司屋と鰻屋に清龍伝統砂糖菓子や饅頭により、インパクトが薄かったらしい……… コンちゃんは贔屓にしてるうどん屋以外興味が無い、そしてタヌキ腹の三毛ポンは蕎麦屋の招き猫のモデルに成ったが、蕎麦屋は高いモデル料を払う羽目に、えび天蕎麦を店に行ったら毎回一杯無料で食わせるだ、結局人は入るが失費で儲からない蕎麦屋だった。


 大雪でスキー場が早くオープンし、スキーが競技や軍事移動手段の一つに成った年、深い雪の上をジャンプ台から飛び飛距離を争う者達、こうして競技は増え遊びだった物も何時かは競技に成る、スキー場のコースを速く駆け抜ける競技に、板を着けたまま決まったコースの平地を、滑り走りながらゴールまで行くマラソンスキーが誕生、距離はマラソンと変わらないが給水は暖かいお茶かスープだ、何て過酷な給水なんだろうか………


 そしてブランデー競馬場では、二歳優駿ダービーレースが開催、距離2000mの内回りで翌年の皐月賞の優先出走券を獲られる、一番人気はクライムカイザーの弟ライムカイザーだが、前走桜花新聞杯を勝った四番人気のコントライトが差しきり、コントライトの三冠の歴史の幕が上がる、無敗のままコントライトは翌年の春に向け休養と調教に入る。


 桜ちゃんの持ち馬サクラチャンは、二歳牝馬優駿のオークスに出走は出来なかった、体調不良によるレース回避で翌年のトライアル出走に向け、早めの放牧休養に出した。


 この年のGⅠトップ騎手は、岡田豊騎手が制した………一番のターニングポイントは、コントライトのGⅠ制覇の一勝が大きかったらしい、年度代表馬はサクラクロールだクライムカイザーと、メグロブライアンに古馬の王者の風格を見せ付ける結果に成った。 サクラクロールはこの年のブランデー時計塔記念で引退、種牡馬生活を生産牧場で過ごすが三歳馬の代表馬の生産は、荒川牧場が占めたのである。


 初めて家族だけで過ごす年末年始、今年の畑の作物の記録の追記や来年の作付けの予定、貨幣の量産と年末大掃除を終えコタツに入りながら、息子達とうとうとした年末………余りに眠くて覚えてない、新年は家族揃って初日の出を見てから競馬場へ、新年早々に大波乱の新年最初の競馬は不死鳥の様に甦った、サクラヒメが二連覇を果たすが此が最後のレースに成る、脚部に不安が発症し引退………サクラクロールと交配予定らしい。


 光國さんは同盟国と新年挨拶、同盟国の王は新年のレースでお金をだいぶ損をしたらしい、まあ光國さんもだが……… そして元日から二週間後に、エルフの国ミテスから親書と使いが来て、桜ちゃんはまた前のメンバーと外務省の特使、坂本 龍之介りゅうのすけさんを連れエルフの国に向かった、あとこの坂本さんも光國さんの腹心の一人。 白ワインフレイバーのベルモットと白ワインを手土産に行った。


 二月の初旬に帰って来たが、出迎えの馬車は揺れてお尻が痛かったらしい、あとベルモットをストレートに飲んだエルフ達は、二杯でノックアウトだったらしい………坂本さんも甘く見て、ベルモットをストレートに飲み一杯でノックダウンしたらしい、君は何しに行ったんだ坂本さん。


 そして貿易もだが同盟国に入る気らしい、まあそこら辺は光國さんと坂本さんで交渉してくれ、酒の手配だったら協力はするよ………若いブランデー瓶一本なら。


 雪とやはりリリーの妊娠で再びざわめく妻、ミーナに詰め寄られ再び流される私は一体………まあ妻達の子は、全員可愛いし妻達に迫られたら応じるしかない、可愛い嫁に上目遣いで迫られたらもう無理、臨界点突破ですよ。


 そして梅が咲き誇る二月下旬、押しに負けた私はアネッサと結婚した、初夜アネッサは激しかった………我慢を解き放った様に、相性良かったらしく早く妊娠が発覚、この年にまさかもう出産とは妻達は誰も思わなかった、アネッサもまさかこんなに早くと思ってたらしい、まあその後は普通だったが………。


 時は戻し三月は早咲きの寒桜が散り、桜花では春競馬のトライアルレースが活発化、そして完成した桜梅競馬場でウッドチップの、重賞トライアルレースが開催し三月末の初ウッドチップの、初GⅠを開催予定だ……桜ちゃん持ち馬の調子が上がらず、暫く様子見に成ったが結局レースを出せたのは五月、GⅡまでは勝てたがGⅠに届かずに年内引退した、年末前に走る気力を失った為。


 そして苗等を何時もの様に蒔き、剪定をして山で山菜を収穫し天ぷら屋に卸し、桜梅の競馬場でウッドチップの最初のGⅠレースは、クライムカイザーが勝利し賞金白金貨五十枚、約五億を手にしたのである、ソロモンワールドカップは白熱を帯びたまま春に突入、セブンスターズカップはクライムカイザー不在の、荒川軍団対メグロブライアンが激突し、メグロブライアンが他馬を寄せ付けず、差しきり大差大勝利を焼き付ける、先週勝ったクライムカイザーを意識するように。


 そして同じ日に桜梅競馬場では、2400mの白鷺(しらさぎ)(カップ)GⅠが開催、ロンシャン競馬場と同じ右回りのレースはまたもや、サクラオリオンオーとグリーングラウスと、荒川軍団がぶつかり最終的に、能力開花したグリーングラウスが最年長古馬の意地を出し、サクラオリオンオーに五馬身で荒川軍団には十馬身の差を付けて勝利、サクラクロールの影に居た名馬がスランプを抜け、再覚醒した瞬間である。


 そして皐月賞………衝撃が再び競馬場に走り、白馬の怪物が二歳の年末とは違う風格を出し、他馬を最後方からごぼう抜きしそれはあの名馬とは違う勝ち方だった。 アッチは飛ぶだが此方は刀で撫で斬る様に勝った。


 その衝撃は数週間続き、ブランデーダービーでは更なる衝撃が競馬ファンを魅了した、荒川軍団が抵抗出来ない位。 その後もダービー三冠を取り、そして古馬戦線ではグリーングラウスが、春の古馬の王者に成ったがコントライトにその活躍は、影薄く成ってしまった………不運な。


 そして夏、初めての子馬のセールを開催しモカさんが一般人初の、高い馬の買い物をしたのだがこの荒川牧場産駒の馬は、後にモカさんの馬主の人生に深く競馬をのめり込ませた。 そして今年のジャガイモも出来が良く、再びジャガイモ祭りを開催したがやはりフェスに成ったのは、まあ言うまでもない………


 そして光國さん提案の武芸大会は、冒険者達に地獄を見せ付けた、光國さんは体術と刀の剣技で他国の怪しい冒険者も倒し、槍の部やフリーの部も光國さんの家臣が圧倒し、意味の無い武芸大会は一回の開催で終了した、何してるんですかアンタらは。


「…………骨の無い冒険者しかいないのか?」


「ですな殿」


「異世界の武人は強者(つわもの)が多いぜ」


 貴方達が強過ぎるだけだよ光國さん、あと鬼丸さん黄昏てる場合か! …………此れを踏まえ、剣術道場とレベルあげ道場が国の機関として樹立した、そして私はクラウス神様に頼み試練のダンジョンを作って貰った、瀕死に成ると街の病院に強制退場するダンジョンを、しかもある程度のレベル以外入れない仕様で。


「外注でモンスター頼んだが、異世界のモンスターを色々厳選して配置しておいたぞ」


「ありがとうございます、クラウス神様」


 何かそわそわするクラウス神様、何かダンジョンに不安が在るのだろうか? と、思ってれば………


「………で、報酬にまた宴会頼むぞ」


 何か気が抜けた………


「…………はい、光國さんも合わせて………」


 この日、野郎だけの宴会は楽しく、楽しく酔いながら夜中を過ぎても終わらなかった。


 そして数週間後アネッサの妊娠は、色々と衝撃を妻や色々に与えそしてアネッサが結婚したのならと、桜ちゃんとモカさんに何故か逆プロポーズされ、流されてまた恋人吹っ飛ばし結婚してしまった………なんだかなぁ~私は。




 次回も続く筈じゃ………






 クリスちゃん「本体が酔っぱらいながら、世界構築したからバグが収まらないわ!」


 クリスちゃんB「もうあの馬鹿本体、禁酒よ禁酒!」


 クリスちゃんC「もう眠たい………あと任せた、私………」


 クリスちゃん達「もう少し踏ん張れ!!」


対応は数うん年以上掛かったのである、当の本人は分身体に丸投げし呑気に雅士達の世界に行き、また酔っぱらいながら新たな問題をやらかすのだった………

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