2-5 争いの元は我に有り
私を合わせた四人と一柱で競技をする、それはクリスさんの楔から解き放たれた今だから出来る、外のとある場所に即席のコースを作り私と、クリスさんにフラウレムさんにアリスにミリアムさんが競う、そうとある生き物を使い。
「…………雅士、だんご使って何をしたいの?」
ニヤリと私はクリスさんに笑う、クーちゃんは肩車をしたら機嫌が良い、流石我が娘。
「それは私の分身体よ雅士!」
「お兄ちゃん大好きだけど、娘て言わないで!」
クリスさんは放置し、クーちゃんは私の娘だ………妹よりしっくり来る。
「…………まあ良いか、お兄ちゃんの傍に居れれば」
「私は良くなぁ~い!!」
不満タラタラなクリスさん、だが他からは違う意見が。
「マサシさんに甘やかされたいのは、私も何だからねクーちゃん」
何故か高らかに宣言するフラウレムさんに。
「私はたまに優しくしてくれて、一緒に居て楽しい空気のマサシと居たい」
アレが目的ではないよな、アリス?
「アレて何かな? 雅士」
しまった、ぽかしたがアリスから情報は漏れてないな、だがいきなりクリスさんがニヤリとした後に、アリスを見て言う。
「雅士スキスキ………私………年上なのに、女の子扱い方してくれる雅士スキィ~………だって、おかしいわね? 情報が出てこないわ?」
アリスが奇声をあげて、箒に乗って何処かに旅立って行った。
「此れで一人脱落…………アレが分からなかったけど」
「甘いですわねアリスちゃん」
「甘いですわねアリスさん」
だがクリスさんは次をロックオン、何か悪い顔をして口を開くと、誰かの想いを言う。
「私は出会った時はキュンとだけだったけど、二人より短い時間だけど………雅士さんを誰にも渡さない!」
動揺した気配は無いが、内容的にミリアムさんだろうと顔を見たら、何故か走って来て抱き付くミリアムさん、そんなミリアムさんに好かれる行動した覚えはないし、何だろうクリスさんの楔から放たれたより、あの三柱の神様に力を分けて…………まさか、クラウス神様の影響では無いよな? ミリアムさんは何か艶かしく、私を見つめて来るが本当に好かれる心当たりが無い、たまにクーちゃんと一緒にお菓子食べたりたまに、一緒に海岸を二人で散歩したりたまに花から抽出した、匂いの成分をアロマ実験に付き合って貰ってるだけだしな、他はたまに新茶葉の紅茶を一緒に飲んだり、前に地球風に出来た熊のぬいぐるみあげた程度だな、心当たりないなぁ~。
クラウス神の力の可能性は大であるが、雅士はその可能性を何故かニューハーフ神により、その可能性を消したのだったが、それなりにフラグは立ててたりする。
結局アリスは昼には帰って来た、クリスさんは少しやり過ぎたので、クリスさんの天敵を召喚し説教をして貰った。 そして何故か右にアリス左にミリアムさん、膝の上にクーちゃんテーブル対面にフラウレムさんは何故か不機嫌、床で正座してるクリスさんは更に不機嫌だが、更に説教される始末に成る………後でウイスキー渡そう、クリスさんの天敵に報酬として。
「それ、私に頂戴よ!」
「クリス様、まだ終わってませんよ!」
「エルちゃん、もう勘弁してよぉ~」
仕切り直し心を読めなくした部屋で、クリスさん合わせ対決を開始したが昼の美味しい筈の、作り置きしてアイテムボックスに入れてた、チーズ味から揚げは何故か味がしなかった、左右と前方からの精神プレッシャーが原因か?
そしてたまに作ってコツコツと作り上げた、そう小学校以来ぶりのゲームを作り上げた、その名はオセロだ。 そして心が読めなければクリスさんは、普通の女の子と同じだたぶん………だがそれはハンデに成る、アリスやミリアムさんには同等レベルで、ドラゴンの知力のフラウレムさんと経験者の私には、クリスさんは劣勢とハンデには良い筈。
そして蓋を開ければミリアムさんとクリスさんが、最下位争いをし何故か予想外にアリスがフラウレムさんに、1手差で勝利し私には何故か乙女の顔で、何か心理的に揺さぶってるのかなと深読みしてたら、何故かいつの間にか勝ってた。
「…………嘘!」
「…………何とか、少しの差で勝てたが…………」
アリスが本気で揺さぶり、ゲームに慣れてたら負けてたかも知れない、だが勝てて安心した………
「アリスに……………」
「…………え!?」
アリスはがく然とした、勝ててたら新しい試食のチョコのチャンスが消えた事を、アリスは精神的ダメージを受けたのだった、結局勝者は居ないが争いは我に有りかな? やっぱり美味しい物を与え過ぎはダメだな、たまにどんちゃん騒ぎで良いかな………クーちゃん以外は。
こうしてチャンスを不意にしたアリスは、自分の本心を雅士にバレたが雅士は何時も通りで愕然、ミリアムもバレた筈だが普通に接せられ愕然、クリスは三柱の内の一柱の影響に地団駄を踏んだ。 だがクリスは気付いてない、二柱の女神の隠された効果に、自分の付与した制限等が消えてる事に。 後にこの効果が雅士の初めての伴侶達に、影響を与えるのだがそれは女神真莉愛の思惑ではなく、クリスの神力と三柱の神の神力が雅士の肉体で、ぶつかり合った結果だったりする、だが本人の肉体には違う影響が出始めるが、それを自覚するにはまだ時間が必要だった、そしてそれはアイテムボックスや空間魔法にも影響を与えた。
そして二週間の空白の収穫に、ドタバタと私は動きゴブリン達が凄く頑張ってたので、ボーナスに大量の食糧解放と酒をゴブリン達とアリスと、ドラゴン夫婦を呼んでどんちゃん騒ぎをした、ゴブリン達に団子やドラゴン肉料理を振る舞った。
「私は…………本気だからね、マサシ…………いや………まー君」
照れながらアリス私をまー君と言う、隣に座り寄り掛かるアリスは柔らかく軽く、まあ可愛い女性に好かれるのは良いが、遠くから此方を見てぐぬぬぬしてる二人は見なかった事にしたが、一応聞いておく。
「チョコが食べたいから、私を好きに成った訳ではないよな? アリス」
「そんな程度で、私はちょろくまー君を好きに成らないわよ、まあそれも少しは有ると想うけど………それでもね、私が不死の魔女に成る前から誰も私に好意は無かったし、今の身体に成っても誰からも女の子扱いされなかった、まー君だけだよ酔った私を介抱してくれたり、優しくベットに寝かせてくれたり」
……………普通にそれフラウレムさんにもしてる、一応服のままベット寝かせて布団掛ける程度だし、風邪を引かれても困るし不死だろうと死なない病気はするだろうし。
「まあ、アリスが風邪を引くと困るしな………現状医者居ないし」
「……………雰囲気壊さないでよ」
アリスにジト目で睨まれた、だがこんな時間はスキだ………この日はアリスと、死ぬ前の地球の話をしたら興味津々だった、地球の文明に興味が有るらしいが私が転生体に、アリスは凄く興味深くそして死なない寿命同士と知り、アリスは更に嬉しそうだった。
「まー君と此れから長く一緒に居れるね、だから何時か私を奥さんに選んでね………待ってるから」
上目遣いでアリスはそう言い、楽しそうに度数の高い焼酎を間違えて飲んで、アリスは酔いが回り隣で可愛い寝息を立てる、いつの間にか二人は居なかったがゴブリン達は飲み過ぎて、千鳥足で変な躍りを火の囲って踊ってた、そしてガルさんはミーナさんに悪酔いドラゴン変身前に、殴り倒されてたのは言うまでもない………
火を消し祭りの様などんちゃん騒ぎは終わり、アリスを家に送るが今日は帰らないと文句を言うので、仕方なく家の客間のベットに寝かせるとアリスは言う。
「大好きだよ、まー君………生涯ずっと…………」
アリスはそう言うと、不意打ちにキスをする………酒の香りのする柔らかな唇、閉じた瞳に時が止まり十七歳の肉体で居るアリスは、普通に見れば可愛い少女だろう………アリスの想いを受け止め、私はアリスと暫く長いキスをした………それは人生初めての、幸せだったかも知れない………
翌朝アリスはキスの事を、完全に忘れてたりする………私の異世界最初のファーストキスを返せ! まあアリスがこの事を思い出すのは、まだ先の話しだしキスから先の関係もまだ先の話しだ、アリスと結ばれるのは近くて遠い未来の話し。
そして秋野菜を種植えが遅くした夏の終わり、時見女神様から何か届いた、何か人が入ってそうな酸素カプセルの様な物が二つに、何かこのカプセルから危機感を感じるのは何故だろうか?
暫くするとカプセルの扉が開き、赤い髪の背の低い女性とピンク髪のマリア女神様にそっくりな、白衣を着た女性が出て来たが何故か赤い髪の白衣の女性は、何かニヤニヤしながら此方に来て言う。
「久し振りね、まあ私が一方的に知ってるだけだけど」
何か前に聞いたことある声だ、まだアリスと出会う前辺りかな? そんな気がする。
「私はエルビーよ、雅史と同じ名前の人」
そしてマリア女神様そっくりな、二人目の女性が言う。
「初めまして雅士さん、私は………まあ良いか………他の貴方に似た、その人に捨てられた女です」
何か嫌味に聴こえたのだが………
「まあそれよりも、マサシよねアンタも」
このエルビーて人の言葉は、何か引っ掛かる言い方だが、何故この二人を私に寄越したかはこの大陸の、開発発展の重要な人材だったりするがそれは、この後の科学者二人との話し合いの後の話し。
「たぶんそうだが、時見女神様も漢字が違うとか言ってるし一応、名前を書くね………」
地面に雅士と漢字で書くと、何故か納得され何故か猫精霊は居ないのかとか、トムはとかマイケルはとかアカツキはとか聞かれたが昔家に飼った、猫の名前そっくりだな………名前を付けたのは妹がマイケルで、トムは元の飼い主からそままの名前だ………飼えないからとか、家で引き取った経緯ある猫だしな………甘党で、よく母のたまに贅沢の団子や饅頭を食べて泥棒猫してたな。
「私の名前はナナよ、宜しくね雅士さん」
何かこのナナて人は可愛いのだが、家に招待すると何か一悶着有りそうだから、アリスの家の隣の木組みの家を案内した。
「何か古い型の家ね」
「作ったのは近年ぽいのに………」
「ファンタジー感を出す為に作った、趣味の家だよ……住民は反対側に魔女が居るだけだけど」
だが二人から興味は無いらしく、一応在るテーブルと椅子に座り話をする前に、飲み物を聞く。
「モカコーヒーと試作ココアと、紅茶と果物ジュースが在るがどうする?」
二人は少し考えた後に言う。
「私はモカ」
エルビーさんはモカと。
「私は紅茶ね、果物味が飲みたいわね」
ナナさんは紅茶か、果物フレイバーは作って無いからレモン汁を代用か、リンゴの皮を煮たお湯で紅茶出すかな。 少し凝った物を出して赤い宝石を使い、モカと紅茶を淹れる………ミルクは新鮮なのを出して、グラニュー糖はお好みにした。
「以外に原始的に近いやり方ね、でも味は悪くないわ」
エルビーさんが感想を言うが、ナナさんは何かうっとりしながら飲んでるのだが。
「彼は私に紅茶淹れてくれたけど、何時もどう淹れてたか私は知らなかったし、大変なんだね………紅茶淹れるのも………」
フレイバーティーバッグだったら、苦労せずに数分蒸らして出せるけどね、一応将来的な話しや鉄道やら海運やらもしたいし、一応戦車を見せて内部の機能を見せたら、エルビーさんが言う。
「昔私が遊びで作った機能ソックリね………まあ、前に見たけど」
やっぱりあの時の声は、エルビーさんだったらしいが何故か、ナナさんはエルビーさんを悔しい顔で見てた。 二人の博士はラボを作りたいからと、金属を要求して来たので神鉄βを採掘しに行き、アイテムボックスで製鉄して東の山脈近くに、二人のラボを建設するが何故かその必要は無く、エルビーさんはルービックキューブらしきのを出し、整地だけした場所に巨大なSFとファンタジーを混ぜた、不思議な研究所をルービックキューブから出した。
「異世界はデンジャラスな不思議が多い」
「私の居た世界よりはまだまだね」
ナナさんが挑発する様に、エルビーさんに言う。
「まだ増改築出来るし、中は異空間だから外で全てを決め付けないで欲しいわね」
ニヤリと何か悪い顔をするエルビーさん、何故か対抗心剥き出しのナナさん、何の女の戦いが始まってるやら。 そのエルビーさんのラボは、中は確かに広く小さなルンバの様なロボらしきのが動き回る、そして数分後に敗けを認めたナナさんは、エルビーさんに部屋を宛がわれて最初の造る物の会議を始めた。
「発電所は必要ね、ラボの内部バッテリーも一ヶ月位しか持たないし、避雷針で雷エネルギーを捕捉出来れば数十年は余裕なんだけど」
地球は雷をエネルギー活用出来る技術無いが、やはり異世界は地球とは違う科学者発展で、エネルギー解決してそうだな、一応水力発電や魔力が籠った宝石を見せたら。
「この魔法宝石は使えるわね、黄色い雷系の宝石はないかしら?」
エルビーさんに言われ、確か在ったかも知れないのでアイテムボックスに手を入れ、手に出来たので在ったらしい。 取り出してエルビーさんに渡したら、ニコニコ顔で何処かに走って行った…………
「船が欲しいらしいわね、自動で運用は可能で乗員少なくても良い船なら造れるわよ、宇宙にだって行けるし………」
ナナさんに私はツッコミをした。
「もうソレ宇宙船だから、求めてるのと違うから」
「残念、まあ初期文明らしいし鉄の船でも、オーバーテクノロジーかしらね」
「もう私が港を作った時点で、オーバーテクノロジー化してますよ、クレーンとか整備してるので」
ナナさんは呆れながら言う。
「その程度でオーバーテクノロジーて、もう太古の帆船時代ね」
「その時代ですね、まあ魔法使って船の速力出してるらしいけど、この世界創った女神様にはオーバーテクノロジーの許可は、もう得てるので問題ないですよ」
それを聞いてナナさんは、目の奥を光らせた………こうして大陸開発は科学開発も加速させた。
次回は新しいキャラがまだ出るのだろうか?
エルビー「新しい世界でやりたい放題よ!」
ナナ「私を捨てた事を、後悔させるんだから」
だがナナには生活能力が著しく壊滅である。




