2話 深緑のヤンキー様
文法おかしかったらすみません。
この前初めて誤字修正報告なるものを知りました、、、、
使い方がわからんo(`・ω´・+o) ドヤァ…!
1000字位の短いヤツをちまちま上げていこうかと思います。
よ、よし、、、、初めまして、今日からアルバイトで働かせて頂く上崎亮人と申します、よろしくお願いします、、、、こ、これで行こう、うん。
アルバイト初日、コンビニまでの道中ブツブツと前方注意もそこそこに挨拶を脳内で組み立てる。こういうのは第一印象で全てが決まるのだ、と聞いたことがある。そんな、誰が言ったかも分からないがあながち間違ってもいない言葉に従うべく、もちろん前日には3時間シュミレーションしていた。ちなみに夕食は食べ損ねた。
「あ、あの、、、」
いや、やっぱりアルバイトとして採用されました、の方が分かり易いだろうか。むむ、迷いどころだな、、、
「あ、あれ、?お、おーい、聞こえてます〜?」
時間は大丈夫だよな?割と余裕もって家を出たし、初日から遅刻だなんて最悪な事態は避けたいしな。
「おーい!!!!こんにちは!上崎くんっっっ!!!!」
「うわぁあ!?だ、誰ですかカツアゲなら間に合ってます!!!!、、、、ってか、あれ、み、南野君?」
耳から大音量で流れ込む低めの声にビクゥと肩を跳ねさせ、素早く振り向く。すると、そこには見覚えのある色の髪をした男子高校生が困り眉で立っていた。いきなりなんの用だろうかと訝しげに彼を見つめた後、自分の口走ったセリフを思い出す。顔から血の気が引く気配がした。
やべぇ、急に飛び込んできた見た目でついカツアゲとか口走ったの、どうやって誤魔化そ。
「ど、どうしt「え、今カツアゲってi」のかなあぁぁぁ??ほ、ほら、用事なら早めに行ってくれると助かるんだ、これからバイトだからさ!!!」
彼の言葉に覆い被さるように気持ち大きな声で畳み掛ける。こういう時は変に取り繕うよりも勢いで誤魔化すべきだ。俺の数少ない対人術である。
「あ、そう、バイト!あのさ、上崎くん、この前コンビニの面接受けた?たまたまバイト上がりにちらっと店長と先輩が喋ってるの聞いてさ。気になっちゃって。」
その言葉を聞き、開いた口が塞がらない。そう言えば自分は彼とその友達の会話を盗み聞きしてコンビニの面接に言ったのを忘れていた。
うん、ここら辺にコンビニ、数店しかないよな、そりゃ、被る時は被るわな。え、ということは俺は今日からこんなガチの陽キャと一緒に働くと。
、、、、うん、遺言書書くか。
完璧な土下座を決め、地面に頭を擦り付ける、、、まではいかなくともそれに近しいほど頭を下げ早口で告げる。服従の意志をしっかりと伝えておかなければ。
「はいそうですほんとこんな陰キャですがどうぞよろしくお願いします南野様」
「南野様」
「けど殴るのはおやめください。」
「自分俺をなんや思とんねん!!」
少し苛立ちと戸惑いの交じった声色で彼の文句が飛んでくる。
、、、おや、?聞き馴染みのないが聞き覚えはある方言が聞こえてきたぞ。
ハッキリと拾った違和感に顔を上げると、いかにもやらかしましたとでも言いたげに顔を歪めた彼がいた。
「天下のヤンキー様です」
「本人の前で言いよったぞこいつ」
南野君登場です!
私の推しが出てくるのは次かその次かなぁ〜