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優しい彼女と変人だらけのシェアハウス  作者: 桐城シロウ
第二章 新しい年を迎えて、春を待つ
51/134

17.魔術師の誕生日と彼女の不調

 





「ああ、心配だ……俺の誕生日だからってあいつ、張り切りすぎて体調を崩さないか? あとなんで俺、立ち入り禁止なんだよ? ちょっとキッチンに入るぐらい別に、」

「そうなるからメイベル、アレンに入るなって言った……」

「にゅうん」



 シェヘラザードが非難がましい目つきで、バニラを抱えながらそんなことを言う。こいつにもオシャレという概念があったのか、今日は二の腕が開いた黒ニットを着ていた。苛立ってソファーに座り直し、溜め息を吐く。



「まぁ、今日はフレデリックとノアが手伝っているから……いや、よくはないか。大丈夫か? あいつら」

「今日はラザニアと、サラダと、ベーコンと野菜たっぷりのトマトスープだから大丈夫。そう難しくはない」

「にゅー」

「いやぁ……指、怪我していたらどうしよう? あいつ、カボチャ剝くの苦手なんだぞ? カボチャぐらい、俺が剝いて」

「大丈夫。フレデリックもいるから」

「そうか? でもな……」



 俺を鬱陶しがって、シェヘラザードが剣呑に青い瞳を細める。何だよ、こいつ。何も分かっちゃいない。メイベルは毎年冬になると体調を崩すのに。弟にもどうかよろしくと頼まれているのに。無理矢理付けられた赤い蝶ネクタイを緩め、アレンが舌打ちをする。主役ということで、今日は黒いジャケットとズボンを着ていた。



「あー……せめてマリエル。あいつがいればなぁ」

「仕方ない。アレンは……マリエルのこと、嫌ってるし?」

「あーっ! くそ! 仕事とメイベル、一体どっちが大事なんだよ!?」

「仕事だと思うよ……」

「にゅうん」



 仕方ない。いないものはいないんだから。首を伸ばしてキッチンの方を見てみると、ノアとメイベルが楽しそうに話していた。まぁ、楽しいならいいんだが。



「今日はケーキも焼くなって言われたしな……」

「ん。だって、アレンの誕生日でしょ?」

「にゅう」

「なら、俺の好きなようにさせてくれたらいいのに……どうしよう? メイベルが怪我をしたら。絶対に俺のせいじゃん」

「なんで?」

「俺が料理させたから。あー、大丈夫かな? あいつ、この前猫カフェに行く時も、玄関の階段でつまずいて。楽しいことがあると、怪我しがちなんだよな……初めて骨を折った時もそれだったし」

「ふーん……」

「にゅうん」



 何故か、一人と一匹が呆れたような顔つきで見てくる。何だよ、好きにさせろよ。苛立っていると、黒いチェック柄のエプロンを着たメイベルがやって来た。今日は青いニットとベージュ色のスカートを履いている。そして昨日とは違って、体温が一、二度高そうな顔をしていた。



「アレン! 待ってるのも暇でしょう? これ、その、私が作ったチーズケーキプレート!」

「えっ……メイベルが? 俺に!?」

「良かったね、アレン」

「にゅーっ」

「バニラちゃんには無いよー。さっき、おやつ食べたばかりでしょう?」



 メイベルが苦笑して、腕を伸ばし、バニラの頭を撫でる。シャッターチャンスだ。でも、禁止されているしな……。ぐっと耐えて、フォークを握り締める。目の前には今まで見たことがないぐらい、綺麗な焼き目がついたチーズケーキとバニラアイスのプレートが置かれていた。しかも、オランジェットとマカロンまで添えられている。それから白い皿のふちに、チョコレートで“お誕生日おめでとう”とも描かれていた。



「俺……もう泣きそう。撮ろう。そっか、メイベルが俺のために……」

「えっ!? あの、シトロンのマカロンは市販品なんだけど! あと、オランジェットも! 書くのだって、フレデリックさんに手伝って貰ったし!」

「そうか……」

「シャッター音、すごいね……」

「何枚連続?」

「にゅう」



 感動で涙が滲み出てきた。やっぱりいいやつだ、こいつ。慎重に皿を動かし、角度を変えて撮っていると、ノアが呆れた顔で珈琲を運んできた。久々に張り切って黒髪ウィッグを被り、黒いニットと花の刺繍が浮かんだ、銀色のチュールスカートを着ている。



「アレンは……何してんの? 食べないの?」

「俺は……俺は、胸がいっぱいでな。そうか、メイベルが俺のためにわざわざ作ってくれたのか……」

「ひ、日頃の感謝をこめて……」

「喜び方がやっぱ、おじいちゃんじゃん……ま、いいや。孫のメイベルちゃん、そのまま傍にいてあげたら?」

「えっ!? あの、まだスープ残ってるし! 作りに、」

「いいって。フレデリックに任せておけよ」



 そう言って見上げてみると、困った顔をして笑う。うーん、性格の良さが滲み出てる笑顔だな。今日は誕生日なんだし、これぐらいはいいだろ。



「えっ? 今の、撮る場面だった?」

「ノア……あのね? 私も不思議なんだけどアレンいわく、」

「一瞬一瞬の表情が貴重なんだよ。メイベルは。また日の当たり具合でも変わるが……ああ、それなりに。いや、全然だめだな! これっぽちも表現できていない」

「一体何が? どうしてそうなったの?」

「うるせぇよ。メイベル以外、全員あっちに行けよ……」

「あの、せっかくだからあとでその、一緒に撮ってみない?」

「やだ」



 何も考えずに否定すると、「そ、そっか……ごめん」と言って酷く傷付いた顔をする。しまった、今のは別にそういう意味じゃなかったのに。



「悪い! お前がさ? 撮りたいと言ったら集合写真だろ? お前と二人でなら嬉しいんだが」

「あれっ? そうなの?」

「そうそう。こいつらはいらね。お前と二人きりで撮りたい」

「無自覚でそれ、すらすら出てくるからすごいよね……」

「ん、すごい」

「にゅう」



 無自覚? メイベルの可愛さなら自覚しているが。不思議に思って見上げていると、何故か戸惑って「じゃ! 私、作ってくるね!」と言って去っていった。拒絶された、思いっきり。カメラを構え直して、チーズケーキプレートの写真を撮りつつ、眉を寄せる。



「なんで俺とじゃ嫌なんだよ、あいつ……また訳の分からないことで悩みやがって」

「アレンってさ……」

「無駄だと思うよ、ノア……放っておくしかない」

「にゅ~……」

「全員散れ。俺は撮るので忙しいんだよ!」

「「食べないの?」」

「もったいなくて食えるか!! 舐めるなよ!?」



 そう一喝すると、全員微妙な顔で押し黙った。バニラでさえも、「にゅっ」と不満そうに鳴いて眉間に皺を寄せている。



「……まぁ、じゃあ、お疲れ。俺、手伝ってくるよ」

「あたしも手伝う……アレンの傍、疲れる」

「うるせぇよ! 俺だって、お前らと一緒にいるのは疲れるよ」

「にゃあ」



 バニラがソファーから飛び降りて、シェヘラザード達の後を追う。やがて、楽しそうな笑い声が聞こえてきた。まぁ、メイベルが上手くやれているのならそれで。ふとカメラから目を離し、チーズケーキプレートを眺める。



(そうか……メイベルが俺のためにこれを作ってくれたのか)



 しみじみと手を組んで眺めていると、向こうから「おい……拝んでいるぞ、あいつ」という声が聞こえてきた。そうか、拝んでいたか。まぁ、無理も無い。両手でチーズケーキプレートを掲げ、下から見つめる。



「おいおいおいおい……病気が悪化してるじゃん。あれ」

「よっ、喜んで貰えて良かった……」

「異常だね、あれ」

「ん、異常」

「にゅ~」



 今日はゆっくりと過ごしたいということで、比較的仲が良いノアとフレデリック、シェヘラザードだけでお祝いすることになった。前日から鼻メガネをかけて、リビングをうろついていたハリーは何故か、ダニエルとヘンリーに連れられてお出かけすることに。でも、ヘンリーもどことなく不満そうな顔をしていた。朝、戸惑っていると、ダニエルがこちらを振り返って、僅かな微笑みを浮かべる。



『気にしないで。その、二人ともうるさいし』

『いやだあああああっ!! 俺もアレンのお誕生日、祝うもん! やだよ、お出かけなんてーっ!』

『あー、はいはい! じっとして、落ち着いて! じゃあ、メイベルちゃん。俺達はこれで!』



 マリエルさんもマリエルさんで、お誕生日に適当なハンカチ一枚だったのを根に持っているのか、「私が何か渡したって喜ばないでしょう? それに祝う気もないし」と言って、仕事に行ってしまった。溜め息を吐いて、スープをかき混ぜる。でも、本当に良かったのかな? 簡単なものばかりで。悩んでいると、ノアが話しかけてくる。



「あっ、そうだ。メイベルちゃんはさ? アレンへのプレゼント、一体何にしたの?」

「あ、それは俺も気になる」

「あたしも。メイベル、センス良さそう」

「にゅ~」

「え、ええっ? センスはそこまで……ただ、その、一緒に楽しめるものがいいかなぁって。あー、でも、簡単なチーズケーキであんなに喜んでくれるのなら、手作りお菓子も入れた方が良かったかも?」

「やめておいた方がいいんじゃない? それ。絶対に食べないって」

「食べないだろうなぁ、アレンのことだから」

「きっと、さっきみたいに写真撮って眺めてる。今も食べてないし……」

「アレン!? 眺めてないで、早く食べてねー……?」



 そう声をかけてみると、はっと正気に返ってフォークを持ち上げた。それから、口へ運んだあと、こっちを見てひらひらと手を振ってくれる。嬉しそうな、子供みたいな笑顔を浮かべていた。



「よ、良かった~……美味しかったみたい」

「まぁ、アレンのことだから、不味くても絶対に不味いって言わないだろうなぁ」

「いやいや、不味いのを世界一美味いって言うだけでしょ。本気で」

「それな、言えてる」

「ん、同意」

「そ、そうかな……?」



 そんな会話をしながらも、ラザニアやサラダをテーブルに運ぶ。せめて飾り付けをしようと思ったんだけど、アレンがさっと「あ、これ敷くだけでいいから」と言って、可愛い檸檬タルト柄のランチョンマットを人数分敷いてくれた。



「かっ、可愛い~……これ、私が好きなイラストレーターさんの?」

「たまたま見つけたから。やる」

「へ~……これ、全部メイベルちゃんへのプレゼントかぁ」

「……」



 何故かフレデリックが虚ろな目となり、ノアとシェヘラザードもそれを見下ろして虚ろな目となる。隣に座ったアレンが何も気にせずに、「ああ。だから汚さずに気をつけて食えよ?」と返し、「ランチョンマットの意味!」とフレデリックが叫んでいた。そんなランチョンマットの上には熱々の、チーズがとろけたラザニアが乗せられている。中にはミートソースとパスタがぎっしりと詰めておいた。それから、アレンの好きなゆで玉子とアンチョビのサラダ。コーンクリームスープにバケットと、クリームチーズと木苺のジャム。



「あの……アレン? 本当に良かったの? これで」

「ああ。俺にとっての最高のご馳走は、メイベルが心をこめて作ってくれた料理だからな。さっきのもうまかったよ、ありがとう」

「えっ? あっ、うん。ありがとう……」

「おいおいおい……何でじいさんと孫からカップルになるんだよ。おかしいだろ?」

「おかしいのはお前の頭だよ。うるせぇな、いちいち」

「まぁ、でも、アレンは素朴な料理が好きだよねー」

「まー、んー、多分俺、トマトと玉子が好き」

「まろやか系が好きだよね! あとは」

「だな。チーズとかコーンクリームスープとか色々。ありがとう、メイベル」

「どういたしまして~」



 それからアレンの希望通り、まったりと喋って食べた。途中、バニラちゃんがオリーブの実を盗んで食べようとしてたけど、アレンに摘み上げられてすぐに吐いていたし、本当に、特にこれといったこともなく終わる。



「やっぱりあれだね……ハリーやヘンリーがいないと淋しいね」

「いいか? お前の感覚は麻痺しているようだが……これが普通なんだ。あいつらがうるさすぎるんだよ、いつもいつも」

「まぁなぁ、確かにそれは言えてるなぁ~」

「たまにはいいんじゃない? 静かにワインを飲んで食べるのも」

「あたしはお酒が飲めたら何でもいい」

「シェラはそうだよね」

「ん」



 ぼりぼりと、バゲットを頬張って、ワインボトルを抱きかかえているシェヘラザードがこくりと頷いた。全部のご馳走を食べ終わったあと、お待ちかねのケーキを出す。



「おいおい、大丈夫か!? 転ばないか!?」

「け、ケーキぐらい、私一人で運べるから……!!」

「いいから待ってようぜ。なっ? なっ?」

「いや、でもメイベルが……」

「今日で何回目? その台詞」

「にゅー」



 作ったのは瑞々しいオレンジとクリームチーズのタルト。さくさくのタルト生地の中に、爽やかな檸檬風味のチーズケーキを詰めてみた。その上に生のオレンジをたっぷりと乗せて、ミントの葉を飾ったんだけど……。アレンがそれを見て、目を丸くさせる。



「ほ、ほら……アレン、さっぱりした柑橘系のお菓子が好きでしょう? だから」

「あっ、無言で拝み始めたぞ!!」

「ちょっと、これこそ写真撮るべきなんじゃ!? 貸して貸して!」

「あたしも撮る! 撮りたい!」



 みんなで集まって、タルトの前で写真を撮る。アレンは感激してしまったのか、無表情でお皿を持ち上げ、じっとそれを見つめていた。笑って、座るよう促して、みんなで食べる。



「わっ、うま。爽やか~」

「メイベルちゃん、センスあるよなぁ。タルトがさくさくだし、檸檬も効いていてうまい」

「爽やかで美味しい……」

「あの、アレン? 美味しい? どう?」



 黙々と食べていたアレンに聞いてみると、こくりと頷いてくれた。どうもアレンは、嬉しすぎると無言になっちゃうみたい。微笑ましく見守っていると、「あ、そうだ。もう渡しちゃおうっと」と言って、ノアが何かをごそごそと取り出す。それは青いリボンがかかった、白い小箱だった。



「お前……高そうなものを! 何か裏でもあるのか!?」

「そんなこと言ってるから、マリエルさんが渡さなくなったんだよ……」

「腕時計か。ありがとう」

「そ、失くしたって言ってたでしょ?」

「俺はこれ~。ヘンリーから渡すように頼まれていたやつも」

「あ? 何だよ、あいつ。俺に直接渡せばいいのに……」



 銀色のリボンをしゅるりと解いて、かなり大きめの箱を開ける。中を覗き込んでみると、優美なメッセージカードに“お前の注文通り、メイベルちゃんが気に入りそうなティーセットを”と書いてあった。



「わ、私の好きなティーセット……? あっ、本当だ! 私、好き! このまろやかなグリーンと木苺柄!」

「……まぁまぁだな。やる」

「待って、お前への誕生日プレゼントだよな? それ」

「ヘンリーもヘンリーで、こうなるのが分かってたから直接渡さなかったんでしょ」

「あたしのは世界一強いお酒……」

「ちょっと待って、シェラ。俺、まだアレンに渡してないんだけど!?」

「何だよ。早く寄こせ」

「プレゼントを貰う人間の態度じゃないな……ほい」



 フレデリックが渡したのは美味しい紅茶の淹れ方と、季節のお菓子のレシピが沢山載せられている本で。アレンが早速開いて、「なるほどな……」と呟いていた。あ、あれ? また私へのプレゼントになっているんじゃ……。アレンに渡す予定のプレゼントをぎゅっと抱き締めていると、シェヘラザードが「ん」と言ってボトルを置いていた。それに見向きもせずに、私の方を振り返る。



「で? メイベルは……?」

「あ、あの! アレン、星とか鉱石が好きだから……小さいプラネタリウム!」

「「プラネタリウム……」」

「お、音楽とか流れるんだって。あとアロマとかも、」

「流石だな、メイベル。俺、ちょうど滅茶苦茶欲しかったんだよ。これ」

「あっさり真顔で嘘吐いたね、今」

「メイベルちゃんへの忖度が酷いな、おい」

「うるせぇよ、別に忖度じゃねぇし!」



 その場に合わせて笑いつつも、冷や汗を掻く。どうしよう? かなり気分が悪くなってきちゃった。寒気もするし、吐き気もする、熱く汗ばんだ自分の手を、ぎゅっと握り締める。



(あれだけ……心配して貰ってたのに。熱い、気持ちが悪い)



 でも、一晩寝たら治るかもしれないから。穏やかに笑い合って、後片づけをしていると、ノアが心配そうな顔で覗き込んできた。



「大丈夫? もう休んだら?」

「あ、あー……じゃあ、そうするね? ごめんね、あとは」

「メイベル、熱は」



 アレンが濡れたお皿を片手に、こちらへと腕を伸ばした。駄目だ、ばれちゃう。咄嗟にその腕から逃れて、後退った。フレデリックが「おっ? 何だ? 何だ?」と少し嬉しそうな声を上げる。アレンはというと、呆然と青い瞳を瞠っていた。



「あ、の……大丈夫だから。もう寝るね!? おやすみ!」

「あっ、おい! ちょ、悪い! あとは任せた!」

「はいはい。行ってらっしゃい」

「んー」



 二人がどたどたと、騒がしく去ったあと、沈黙が落ちる。それまで皿を洗っていたフレデリックが手を止めて、きゅっと蛇口を閉めた。シェヘラザードはバニラと一緒にソファーで、すぴすぴと鼻を鳴らして眠りこけている。



「……なぁ? ノア」

「ん? 何」

「あの二人、これから一体どうなると思う?」

「どうなるんだろうね……ただ」

「うん。ただ?」

「二人とも、お互いが大事で仕方ないみたいだし」



 かちゃんとお皿を手に取って、ノアが手際良く拭いていく。フレデリックは空っぽになったシンクをただ、じっと見下ろしていた。



「近いとさ、よく分からなくなっちゃうよね。俺も彼氏とそうだったんだけど。幼馴染で」

「……それ、今までの女性に言われたことある。私、貴方のこと理解してるつもりだったのにって」

「フレデリックは外見がまともで、中身がどうしようもないクソクソマゾ野郎だから、そう言われたんでしょ? じゃなくてさ」

「うん?」

「二人とも、離れた方が上手くいきそうだよね。このまま……進展するかなぁ?」

「いやぁ、しそうにないなぁ~……」








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