閑話、勇者たち2
続きです
俺はみんなの意見を聞き終わりそして決まった事をちゃんと覚え、王様が言った2時間後になった。
扉をノックして入って来たのは執事服をピシッと着こなした執事さんだった。
「では皆様これから謁見の間に行きますので着いてきてください」
「分かりました」
「では参りましょう。謁見の間での礼儀等は歩きながら説明しますのでどうぞお聞きくださいませ」
そして俺達は歩きながら執事さんから謁見の間での礼儀作法を聞きながらこの綺麗な王城の廊下を見ながら歩いていた。
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しばらく歩いていて謁見の間の扉の前に到着した。
扉の前には騎士の二人が立っていた。
「こちらの方々が勇者様達です」
「分かった」
「では私はこれで失礼します」
キレイなお辞儀をして執事さんは立ち去って行った。
「では開けるぞ」
「はい!」
いざ謁見の間に入ろうとする時はなかなか緊張する。
騎士の二人が同時に扉を開けるとかなりの広さの謁見の間が見え、そのまま奥の方を王様が玉座に座っている。
俺達は執事さんに言われた通りに線が引かれている場所に行き片膝を着いた。
「うむよく来た勇者達よ。さっそくだが勇者達の考えた事を聞かせてもらおう」
「分かりました。俺達が考えた事ですがまず1つ目俺達はこの国に魔王を倒すことに協力します」
「そうかそうか!そしてそれが1つ目とは他にも考えたことがあるのだな!」
「はい2つ目ですが生産職の人達を生産職の方々の弟子またへ教え子として御教授お願いします」
「うむよかろうまだ有るか?」
「はい3つ目ですが俺達は戦争などほとんどない世界から来たので正直俺達全員が戦えるわけでは無いのです。なので戦闘に参加したい人たちだけ戦わせてください」
「うむ確かにそっちの方が良かろう、無駄に人死を出すよりかはなだが、その者達にもちゃんと働いてもらうぞそれなら王城にいてもよかろう」
「ありがとうございます」
「これで終わりか?」
「はいそうです」
「そうかでは勇者達はこれにて下がって良いぞそれぞれに個室が与えられるからのメイド、執事達について行きなさい」
「分かりました」
俺達はそう言われて退室しようとした時に急に地震が起こった。
「む?なんだ今の地震は?」
「いえ分かりません至急調査して参ります」
そうして俺達は地震に不思議に思いながらも謁見の間を退室しメイドさん達にそれぞれの部屋に案内された。
そして夜にご飯をメイドさん達が持ってきてくれてそれを食べて皆それぞれ眠るのだった。
時系列では最期の終わりの地震の時にゼロは裂け目に落ちたところですね。
とりあえずこれで1章完結的な?
まぁ1章は短いですが2章を長くなるように頑張ります。
あとこれからの展開も自由気ままに書いて行くので変になるかもしれませんが気まま見ていってください。
のんびり書き続けますので見てくれたら嬉しいです。