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1、召喚

俺達はある日突然異世界に召喚された。


▽▼▽▼▽▼


俺こと緋識零《ヒシキゼロ》はいつも同じように学校に行った。


家では1人というよりも一人暮らしだ両親は6歳の時に他界した。

6歳でも親の保険金で普通に生活していれば死ぬまで働かなくても大丈夫なくらいの量を残してくれた。


それで学校でも1人だ。

ただしそれは俺自身が周りを避けているからだ。

俺は基本人付き合いが嫌いだ。

なぜかと問われれば一々話すのがめんどくさい。

まぁそれは良いとして教室に行き、教室に入ると一斉にこっちに向き俺と分かるとすぐに目線は元に戻った。

俺も自分の席に着き窓の外をボーっと見ていた。

俺が席に座り5分くらいするとクラスの中心でみんなの人気者のグループ?が来る。

わいわいしながら自分達の席に行き周りと喋りながらHRが始まるまで待った。


それから約6分位経ってこのクラスの教師がやってきた。

教卓の前に立ちHR始めようとすると突然床に魔法陣?のような物が出来て誰もが唖然としてると目の前が真っ白になった。


▽▼▽▼▽▼


目を覚まし周りを見渡したらまだみんなが気絶していたので気絶した振りをしながら周りを見た。

周りを見ると神殿みたいなところにいた。

俺が目が覚めた後の約30秒後位にクラスの人気者でイケメンの柊紅華が起き上がった、そのあとに続々とみんなが目が覚め俺もそれに乗じて起き上がって、改めて周りを見渡した。

やはり神殿みたいなところだ。

みんなが起き上がった、すると突然大きな扉が開いた。

そこから最初に騎士のような人が出てきて、そのあとに王様っぽい威厳ある人が来てその後ろに金髪を腰位まで伸びていて控え目なドレスを着ている美少女と、金髪を肩位まででかなり派手なドレスを着ている王妃様っぽい人とかが来た。

男は金髪美少女の方を見て鼻を伸ばしていて、女はそんな男に冷えた目で見ていた。


それから王様?達のあとから入って来た大臣みたいな人達のうち1人が出てきて言った。


「勇者様方召喚に応じてくれてありがとうございます。」


大臣みたいな人が言った言葉を聞いて俺含めてみんな唖然とした後に、言葉を理解し始めて反応が3つに別れた。

1つ目はオタク組の喜んでいる奴ら。

2つ目は状況を必死に理解しようとしている奴ら。

3つ目は状況を理解し難しい顔やらどうしようかとしている奴らだ。

ちなみに俺は3つ目のこれからどうしようかを考えてる組だ。

そんな考えてる時、王様?が言った。


「どうか魔王を倒してくれこちらの都合で呼び出して勝手かもしれぬが今我々は魔族に押されているのだ。

頼む魔王を倒してくれ。」


王様はそう言うと頭を下げた。

周りの騎士や大臣達は頭を上げるようにそれぞれ言葉を掛けていた。


「黙れぇ!!!」


王様はそう一喝すると先程までごちゃごちゃ煩かった大臣や騎士、生徒のみんなまでも黙った。


「こっちの都合で呼び出して頭を下げずにあれやこれやと頼むなど我は王としてそんなことは出来るか!

そんなことをするなんて我は我自身が許さんわ!」

「ですか王が頭を下げるなど!」

「黙れと言っている!」

「ッ!!」

「すまぬな騒がしてそれで魔王を倒してくれという事を頼まれてくれんか?」


そう王様が言うとクラスの人気者柊紅華が代表して質問した。


「どうも王様俺は柊紅華と言います。まず聞きたいのですが俺らはそもそも平和な時代で平和なところで過ごしていたので、戦う力がありませんので期待する事は出来ないかと。」

「うむ。それについては問題ないぞ。昔我らが先祖が勇者召喚した者も平和な時を過ごしていたと聞いているたが、貴殿らは勇者として召喚された者はみなが優秀なステータスをしていたと聞く。」

「そうですか。それではもういくつか質問しても?」

「うむ、良いぞ。」

「では、まず先程言ったステータスとは?」

「ステータスを知らぬかまぁ良い。ステータスとは自身の能力を数値化したものさらに、持っているスキルを見ることが出来る。ステータスを見たければステータスと唱えれば出てくるぞ。」


そう言うと王様が自身のステータスをみんなに見せた。


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