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エルは掴む、果ての世界  作者: 必殺脇汗太郎
第一章 始まりの街編
8/50

エルは魔法を知る

夢、も見ないくらいぐっすりと眠った。

それでも狩人の習慣が呼び起されたのか。かなり早起きしてしまった。師匠も隣のハンモックでまだぐっすりと寝ている。


狩りでもして朝飯の用意でもするかと思ったところで、昨日の出来事が思い起こされる。

魔力、魔体、そしてこれまでが嘘だったかのように、思い通りに動くからだと、全く抵抗なく首を断ち切った一閃。


感覚を思い出す。イメージは体の周りにまとわりつく重たい空気。それをまずは感じるとこから始めよう。


「熊鍋はとってもおいしいのひょ、ほんとなのょ?、、、、、、ZZZZZZZZ」


「師匠を起こすのは、申し訳ないか」


そういうことなので、いったん外へ。遠くへ行ってまた襲われでもしたら大変だ。大体70センチメートルくらいの太さの木、こいつを練習台にしよう。


「・・・・・・・ふっ!!!」


『ガッッッ!!!』


うん、こうなることはわかっていた。ほんの1cmほど食い込んで、剣は止まった。


「どこに力を入れていいかもわからない、空気の様だからといって吸い込むだけじゃ意味がないだろうし。」


感覚だけが頼りだ。集中しろ。意識を剣へ。一閃を、あの一瞬を繰り返し頭の中に映し出す。

集中しろ、あれは一体だった。剣と体が一つとなる。想像しろ。


『、、、、、、、、、聞・・る?、、、、あなたなら・・と、できるわ。』


『私の・が・えるなら・感じるはずよ、さあ』


いつの間にか閉じていた目を開き、世界がゆっくりと流れだす。

木の脈動を、森の鼓動を、大地の叫びを感じる。


剣が空気を裂く。音を置き去りにした一閃、とはいかなかった。

木の半ばまでくい込んだ剣はしかし、走り方を忘れたかのように道に迷った。力が、それまですべて同じ方向に向いていたはずなのに、途中で一気にそれぞれ違う方向に走ってしまった、そんな感覚。纏ったはずの魔力はもうどこにも感じられない。


「惜しかったわね。」


「起こしましたか。」


「ええ、盛大に集められた、それも雑に大量に一気に引き寄せられた魔力を感じたからね。起きないわけにはいかないわよ。今度朝から練習するときは私を起こしなさい。魔獣、寄ってくるわよ?」


「なるほど、魔獣は魔力に引き寄せられるんですね。」


「違うわ、あなたみたいに下手に相手に悟らせるように魔力を扱っちゃう人間を狙って集まってくるのよ。簡単に狩れてしまう獲物が現れたらあなただって見逃すはずないでしょ?」


そういうことか。それは余計な事をしてしまったな。


「すいません・・・」


「いいえ、気にしないで。それより昨日より二回りは小さいけど、三体も熊さんたちがこちらに迫ってきているわ。丁度いい、魔力を練って熊に一撃入れてみなさい。余計な二体は私が狩るわ。ほら集中しなさい。」


そういって師匠は腰に携えた杖を抜いた。


「『舞う風よ、吹き荒れる突風よ。集え、我がもとに、我が創造のもとに。』」


師匠が言葉を並べ始めたとき、魔力を感じた。今度はしっかりと彼女のもとに魔力が集うのがわかる。

次第に彼女の持つ杖は、可視化されるまでに至った高密度の()を纏っていた。


『GUOOOOOOOOO』

『GYURARARARARA』

『GGAAAAAA』


三者三様の、三匹三様の咆哮をあげ、林からそいつらは飛び出してきた。

確かに、昨日のやつよりは小さい熊型の魔獣は、それでもやはり狂気を宿した目でこちらを射抜いてくる。

昨日は一匹だから立ち回れた。数、これは戦力差を覆す有効な手段。今の俺では簡単に死んでしまうだろう戦力図が出来上がってしまった。


不意に横から風を感じる。切り裂くような鋭い音を響かせて影が躍った。

矢のごとくすさまじい速度で左端の熊もどきに迫った師匠は、杖を突き刺した。本来であればただの突きでしかないそれは、荒れ狂う暴風によって熊もどきの胸元をぐちゃぐちゃにかき混ぜ貫通する。厚い胸板をあっさりと吹き飛ばした。俺と同じだけの体積を持つ胴体を、ひと突きで吹き飛ばしてみせた。


そしてその勢いのまま、右足を軸にして今度は杖を隣の熊もどきに振りぬいた。丁度腰当たりを両断した杖は勢い余って地面に突き刺さる。


暴風を一身に受けた地面は、直後、()ぜた。

そしてめくれた地面が礫となり、解き放たれた暴風に乗って二匹から少し遅れて後ろを駆けていた最後の一匹に牙を向いた。


風に勢いをつけられた質量の暴力は、瞬く間に熊もどきを五メートルは吹き飛ばした。

痛みにくぐもった呻きをあげる熊もどきに、俺はすぐさま近寄る。


俺だってただ突っ立て見ていただけじゃない。もっともほんの瞬きのあいだの出来事だったので、突っ立てたといってもいいぐらいではあったが。

本題だが、しっかりと、師匠が言葉を連ねたときから、俺も魔力を感じるために集中していた。


周囲が一段と重くなる感覚。魔力を纏う感覚は、ほんの少しではあるが慣れを感じる。

周りの空気は重たいのに、それに加えて視界も遅くなってしまっているのに、いままでのどんな疾走よりも速く目標までたどり着いたとわかる体の冴え。


握る剣は相も変わらず、掴んだ手を離さない。

こちらに気づくも態勢を立て直すのに時間がかかってしまっている熊もどきの、太もも以上に太いその首に剣を奔らせる。


半ばほどまで断ち切って、やはりそこで剣は止まってしまった。

すぐに首の骨に食い込んで離れなくなってしまった剣から手を放し、飛びのく。


生物は、首の骨を折れらてしまえば、体を動かすことは、わずかばかりもできない。

おそらく、骨も半ばまで断ってしまっているだろうから、あとは少しだけ待つだけで、ほら、あっけなく倒れ伏した。

しかし、何とも言えず後味の悪い結果となってしまった。感覚は掴んだ。そこまではいいがどうも抵抗を感じた途端に魔力は霧散する。


今の時代の人は、無意識に魔力を運用し魔体を生み出すという。あの時淀みなく断ち切ったのも、集中故の無意識だろう。


意識してはいけない。次は無心で切ることだけを。


「無心で切るとか思ってそうね。」


「そんなわかりやすい顔してましたか?」


「というよりも、それくらい想像がつくって方が適切ね!」


急にテンションが高くなったな。教える時にテンションが上がるのはこの人の癖なのだろうか。


「いい?簡単なことなのよ。君は昨日まで魔力を感じることすらなかった。それを意識して感じられるようになったのは素晴らしいわ。けどそこで無意識に剣を振るう時に魔力を使うなんてそうそう切り替えられるものではないの。というよりも君は、意識しなければ魔力は使えないと知ってしまった。そんなところから今度は無意識に魔力を使う?無理よね。気の遠くなる時間を経て、達人が流れるように鍛錬した動作を繰り出すのと同じことを君はやろうとしている。それは時間の無駄よ。」


「・・・・じゃあ、どうすればいいっていうんですか。」


「そうかっかしないの。そう訓練しても出来ることには変わりないわ。でもあなたは、時間がない(・・・・・)のでしょう?」


「!・・・なぜそう思うのですか?」


「君を見ていた時間は短いけど、ずっと表情は楽しそうだったわ。街のことを心配していた割には大丈夫と伝えた途端にすぐに切り替わった。ええ、どこにも急いでいる仕草はないわね。けど、常に感情が先行している。そして強くなることに貪欲。そういう人を、私は知っていた。なにか一つの目標に向けて生き急いでいる、生きることに必死、そう感じるのよ君は。」


「脈略が無いですね。根拠に欠けます。でも、、、正解です。」


「それで?詳しくは話してくれないの?」


「まだ、まだ話せません。でも、故郷に帰らないといけない、場所がわからない、世界中を回らないといけない、この三つだけは伝えられます。」


「そう、信用は、そりゃないでしょうね、自覚しているわ。話してくれてありがとう。その先もいつか話してくれることを祈っているわね。」


そんな顔しないでください。話したいとは思うんです。けど話してしまったら確実にこの人は全力で協力してしまう、そんな気がしてならない。きっと果てしない時間がかかるであろうこの旅すべてに付き合わせるわけにはいかない。だから、きちんと信用して、理解して、説得できるようになるまで。着いて来ようとするのを止められるくらいあなたと親しくなってから、話そうと思っています。


「それじゃ、訓練に戻りましょう。」


「・・・はい!」


言われるまで気が付かなかった。街の心配を、知り合った人たちを、簡単に記憶の端に追いやってしまった自分の薄情さに。


しかたないと思ってしまう。色々な事が起き、死にかけて、常にどこか孤独感を感じながら、強くなるために必死だったのだから。だけど、そう思ってしまう自分がすごく嫌だ。


頭が考えることを拒否してしまうくらいには、これまで起こった出来事、今の状況、先の見えない旅路のことについて、まいってしまっていたのかもしれない。


今は師匠の気遣いに、ただ感謝するしかなかった。


____________________________________________________________


「今のはよかったわ。基本に忠実に、もう千回はいきましょう。」


時が経ち、今は剣の修行をしている。内容は魔力を操り魔体を習得すること。

正直言ってかなり難しい。師匠の理論を聞いて、なるほど、とはなったものの、それを体現するのと理解するのではやはり理解することのほうが簡単だったと言わざるを得ない。


魔術の理論を簡単におさらいしてみよう。


____________________________________________________________


まず、魔術、一般には魔法体系と呼ばれるそれには二つの種類があるそうだ。

一つが想像を具現化する想像具現。もう一つが詠唱を用いて魔力に命令式を与え、現象を引き起こす詠唱具現。


前者は即効性があり、後者は威力に優れている。

そしてこの二つは基本的に同時にこなそうとしてもうまくいかない。


でも師匠からすればそれは少し違うらしい。

理論上はどちらも極めれば大規模な現象を引き起こせるし、同時に使えればこれまでにない魔術へと変貌を遂げるそうだ。


そして『魔体』を俺が発動するには、想像具現と詠唱具現の同時発動が必要らしい。


師匠曰く、


「いい?火を起こすのに火を具現化して燃やすほうが効率がいいのはわかるわね?そこで詠唱で行うイメージを自身に設定するのよ。普通にやると体が燃え上がる。けどしっかりと場所を特定する。剣の表面や拳にね。それも、送り先をしっかりとイメージして、傷のひとつひとつを把握できていなければならない。または体の、どの部位にそのイメージを伝えるのか明確にひたすら詳細に、だよ。それを補助するために詠唱を行うといった形ね。だけど常人にはできないの。()()()()()からは人は逃げられない。ふふ、まだ君にはこのことを理解するには早すぎるわね。」


こんな意味深な言葉を残しつつ、理論を説明してくれた。


つまり、『魔体』をとして自身に掛ける。詠唱で体の運動に使う部位に力を、反動を抑える場所に緩衝材となる力をそれぞれ送る。剣を理想通りに振るうイメージを、詠唱によって足りなかった体のイメージで補完し、魔体として具現化させる。

これが、魔術としての魔体。


____________________________________________________________


そして今行っているのは、剣を振るう型すべてをそれぞれ三回づつ、千振りする。剣を振るうイメージを定着するとともに、体のどの筋肉が動いているかを感じ、どこに負荷がかかっているかを把握する。上限はなく、どこまでも細かく察知する。


この修行の果てに、意識して魔体を操ることが出来る。


そう聞いてしまえば、あとはやるしかない。


時間を忘れ、師匠が見ていない間もひたすらに剣を振り続けることはや五時間。

体のあちこちは痛みを訴えている。関節はもう動くことを拒否し、剣を握り続けていた手は固まってしまって開かない。一振り一振りを神経を研ぎ澄ませ、全てを把握しようとしていたのだ、当然頭が朦朧としてしまってダメになっている。今は全てを終え、地面に抱擁をしている最中だ。


「あらあら、伸びちゃってるわね」


「は、い、、、動けないのでもう少しそっと、して、ください。」


「『癒せ、外も内も、精神すらも。骨よ、肉よ、すべての血よ、私の想像のもとに従え』」


「うわ、体がすこし軽くなった」


「今のはあなたの体の疲労が蓄積している部分にたいして、血や骨や肉にその疲労が取れているイメージを補完するためのイメージを送ったのよ、言葉をわざと少なくして、全快しないようにしたわ。今もまだ疲労を感じるところが本当に力がかかっている部分だよ。覚えときなさい。」


「はい、ありがとうございます。」


このあと、夜にも、ものすごくゆっくりと剣を振ることでイメージをより強く持つ訓練もした。これがまた疲労困憊の体にはよく響く。


この日は夕食もそこそこに寝てしまった。


_________________________________________________________


【三か月後】


「ふっっっ!」


熊もどきの突進を躱し、通り過ぎた瞬間、一気に踏み込む。

景色を置き去りにするような速さで懐に入り込み後ろ足の腱を断ち切る。


『GYUAAAA!!!』


片足の自由を奪われた熊もどき、名を『ランドベア』は、振り向きざま突進をしようとしてバランスをとることができずふらつく。


そのまま顔を足場にして垂直に飛び、蹴られたことにより顔が下がり無防備に晒されたうなじに向け剣を振る。まず腰を回転させ溜めを作り、開放する。勢いのついた上半身が台風のごとく旋回。最後にすべての力が伝わった腕は勢いに反して鋭いシャープな音を立てランドベアの首を刎ねる。


一息つく暇もなく、次いで空から襲ってきた『スカイバイパー』が毒を滴らせ、鋭い牙を持つ顎で俺の体を穿とうとしてくる。

身を低くし、地面と垂直になって飛ぶ。振り向きながらの跳躍なので、先ほどと同じ要領で再度全身を使った一閃を放つ。またも胴から頭を切り離して、盛大に地面を転がる。


絶大な殺気を放ちながら杖の一撃が頭上から降ってくる。

今日一番の力を込めて横に転がる。攻撃の勢いが加算され数メートル転がったところでようやく体が止まる。

すぐに起き上がって剣を正面に構えながら相手のほうを向く。


「何やってるんですか、死んだらあなたが鏡を見るたびに映りこみますよ。」


「あら、私の美しさに惚れちゃうわよ?」


「ええ、なるかもしれませんね、戦闘終わりの弟子の頭に殺気ましましの攻撃放つ人じゃなきゃですけど。」


まったく、常に修行よって朝言われてなかったら警戒してなかったぞ。そんな一言でこの不意打ちを予想できる俺ももうかなり頭をやられてしまったか?


「失礼ね、これでも昔はよく求婚されていたのよ。私を倒せたらって条件付けたら逃げ出すか返り討ちにされてやっぱり逃げ出す人が続出したんだけどね。」


「ハハハ、オモシロイデスネ。」


「・・・わかりました。そこから動かないように。いまから百八の必殺技を一つずつお見舞いしてあげる。」


「あ、あっちに気配が、人かもしれない、あちゃー師匠の必殺技見たかったなー、これは残念だ、では先に!先に行かせていただきまーす!!!」


危ない危ない、ランドベアの気配を察知できてよかった。あのままだと消し炭になるほうがまだましなレベルにされるところだった。


ランドベア三匹か。油断はできないがもう倒せない敵じゃない。

初めて師匠の戦闘を見て、そのあと指導を受けてからもう三か月経った。


この三か月の間、熾烈な訓練の果てにようやく魔体をものにした。今では魔体の派生術まで覚えた。

聴覚と視覚のみを高める『魔聴視(まちょうし)』。先ほど披露した回転切りにも使う、体の動きに合わせて、部分的に魔体を発動させていき勢いを極限まで高める『魔体・伝え(またい・づたえ)』。


この三つを駆使すれば、ランドベアとも互角に渡り合える。


「気づいていないなら先に一匹仕留めるか。」


木の上に陣取り、少し開けた場所で仕留めた鹿を貪り食う熊どもを見下ろす。少し前から魔体を切り、静かに木を上ったおかげで、あいつらは俺に気づく素振りすら見せない。


そのまま空中に身を躍らせ、三体のちょうど中間にいる一体の首をサクッと刎ねる。食事をする前のめりの態勢から地面に倒れる熊の背に着地。魔獣のくせにやたらとつぶらな瞳をした一体と目が合う。咆哮を上げようと口を開いたので、下あごを蹴り上げる。顎が砕ける感覚が足に伝わってくるがこれを無視し、後ろから迫る爪を感じ、とっさに顎を砕かれ怯んだ熊の体の下に転がり込む。


下半身に力を込めて熊もどきを瞬時に持ち上げ、もう一匹にむけて放り投げる。魔体様々な馬鹿力に感謝をしつつ、折り重なった熊もどきの上となった個体に、心臓めがけ剣を突き立てる。


突き刺さったのを確認したらすぐさま後ろ向きに跳躍。剣が突き刺さったまま暴れまわる熊を押しのけ、怒りを宿した最後の一体と対峙する。


こいつの突進には、目を見張るものがある。威力もさることながら初速が異様に速い。

だが、今の俺は完全に目で追うことができる。正面から突進を仕掛けてくるランドベアに対し、正面から()()()()


『GYUO!?』


まさか正面から組み付かれると思ってもいなかったであろう熊から素っ頓狂な声があがる。かなりの体格差を無視し、相手に身動きすらさせないこの力に再度感謝しつつ、腕の力を瞬時に抜き首を抱え込む。そのまま体にひねりを加えて後ろに投げ飛ばし、ねじれた首がさらに捻じれ、不快な音をたてて首が体から離れる。


「ひえー汚い。食欲が一切なくなったわね!」


「鹿がいるみたいだし、今日は鹿を狩って、そっちを食べましょうか?」


「そういう問題ではないと思うんだけど、まあいいわ。」


この三か月でランドベアをこれほど相手取って無傷でいれたのは初めてだ。不覚にも笑みがこぼれ落ちる。

ようやく、力の一端を手に入れることができた。


それに今日は試験でもあったから、余計喜びがあふれてくる。




「街へ行く許可はあげるけど、今日はもう遅いし、明日にしなさい。話もあるしね?」




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