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「ふあー」


 目を覚ました俺は、大きく伸びをしてから窓を開けた。

 日の高さを見るに、まだ七時頃だろう。

 昨夜はベッドに入ってからなかなか寝付けなかったものの、元々ベッドに入った時間が早いので寝過ごすこともなかったようだ。


 この世界は夜更かしするような娯楽が無いから、日本に居た時より遥に寝る時間が早くなっているんだよな。


 ネットも、テレビも、ゲームも、漫画も無い。

 おまけに商品の生産も魔法であっという間に終わってしまう。

 夜遅くまで起きている意味などまるで無かった。


 取り敢えず、朝恒例のステータス確認をする。



田坂悠馬 25歳 男

種族 :人間

MP :13522/13522

筋力 :23

生命力:23

器用さ:35

素早さ:21

知力 :81

精神力:90

持久力:28

スキル:言語自動変換

    パラメーター上昇ボーナス

    小物生産

    異次元収納

    鑑定



 相変わらずよく上がるMPは+4500。その他については、生命力、器用さが+3。筋力、素早さ、持久力が+4。知力が+8。精神力が+10。

 いつもより戦闘に関する項目の上がる数値が大きい。


 まあ、あれだけ必死に体を動かさないとダメなことがあればそうなるよな。


 昨日の猪戦は思い出すだけでちびりそうになる。

 あんなギリギリの戦いなんて二度としたくない。俺は戦闘狂でもなければ、スリルを楽しむ方でもないのだから。

 幸い、今日はチートなみんなと狩りである。

 狩られる側になることは絶対に無いはずだ。


 俺は作業着に着替えてから朝食を取り、女将に昨夜作った歯ブラシを渡してすぐに待ち合わせ場所の南門へと向かった。


 移動はいつものようにトレーニングを兼ねて走る。

 時計が無いので正確な時間は分からないが、多分待ち合わせの時間より早目に着くと思う。

 俺は途中の屋台で昼に食べる物を買ってから南門へと走った。


 南門の辺りまで来ると、街の外へと向かう冒険者たちをよく見掛けるようになる。

 やはり、この時間帯は冒険者たちが狩りに向いだす時間なのだろう。あちこちで待ち合わせをしているパーティーが在った。

 俺はそれらに目当ての人物が居ないか確認しながら進んで行く。

 すると、キラキラした光と共にこちらに手を振る者が居た。

 こちらに手を振っているのは進藤だ。遠目からでもその金髪がキラキラと光っているのが分かる。ただ、それ以上にキラキラしているのは隣に居る今江さんの頭皮だった。広い額に、真っ赤なバーコードの隙間の頭皮。それらが見事に太陽光を反射してキラキラしている。


 平常心!平常心!今見えている光景にリアクションを取らないのが大人のマナー!


 俺は自分にそう言い聞かせながら二人へと近付いた。


「おはようございます」

「「おはようございます」」

「今日はよろしくお願いします」

「はい」

「こちらこそよろしくお願いします」


 俺は細心の注意を払って二人に挨拶をする。

 ちょっとでも頭を上げるタイミングを間違うと、破壊力抜群の真っ赤なバーコードが目に入ってしまうのだから。俺はまだあれを直視して平気でいられる程見慣れてはいない。

 取り敢えず、進藤のステータスでも見て気分を落ち着けよう。あいつのステータスは見ると嫉妬するだけなので自然と気分は低下するから。

 昨日見た時と比べてどれだけ上がっているのかも気になるし。



進藤和也 16歳 男

種族 :人間

MP :1188/1228

筋力 :63

生命力:61

器用さ:64

素早さ:67

知力 :62

精神力:59

持久力:64

スキル:言語自動変換

    パラメーター上昇ボーナス

    剣術

    短剣術

    盾術

    体術

    身体強化

    火魔法

    土魔法

    水魔法

    風魔法

    雷魔法

    聖魔法

    無属性魔法

    気配察知

    魔力察知

    異次元収納

    鑑定



 やはり進藤のステータスは高い。何度見てもその度に嫉妬してしまう。

 まあ、お陰で気分はかなり落ち着いた。

 どれだけ上昇したかについては、昨日と比べてMPが二割くらい。他の数値は+5や+6か。

 能力値の上昇は行動次第だから俺ももっと頑張らないとな。


「田坂さん昨日はありがとうございました。借りていたリュックサックとみんなから預かった歯ブラシの代金です」

「ありがとう。あ、これ昨日進藤君が言っていたように作ってみたんだけど」


 俺は進藤からリュックサックと歯ブラシの代金を受け取ると、周りの人間に見えないように異次元収納から進藤の要望で作った歯ブラシを取り出した。


「ありがとうございます。あ、凄い!毛の長さが二段になってる!」

「毛は長さだけじゃなくて、毛先の形状も変えてあるよ」

「そうなんですね!これ欲しいです!売ってください!」

「いいよ。それは高級な歯ブラシだから銅貨六枚ね」

「分かりました。・・・あの、お釣りもらえますか?」

「いいよ。毎度ありがとうございます」


 俺は進藤から銀貨一枚を受け取り、お釣りの銅貨四枚を渡した。


「進藤君から聞きましたが、商売は順調なようですね」

「はい。お陰様で。商機にも恵まれたし、いい相談相手も出来ましたから」

「そうですか。それは何より。ところで、トイレットペーパーの代金はよかったのですか?」

「ええ。値段も決めてなかったし、今回だけですから。これからは買ってもらいますよ」


 俺はそう言いながら今江さんのステータスを確認する。

 勿論、真っ赤なバーコードは見ないように。



今江岳士 41歳 男

種族 :人間

MP :510/510

筋力 :63

生命力:58

器用さ:48

素早さ:41

知力 :47

精神力:54

持久力:52

スキル:言語自動変換

    パラメーター上昇ボーナス

    槍術

    身体強化

    火魔法

    無属性魔法

    騎乗

    調教

    気配察知



 今江さんも素早さの上がり方がやや低い他は満遍なく上がっているようだ。

 武器と魔法をバランス良く使っているのだろう。


「他の人たちはもう少し後ですか?」

「そうですね。女性は何かと準備に時間が掛かりますから。あ、酒田さんならあそこでトレーニングしてますよ」


 今江さんに言われた方向を見ると、近くの街壁際でスクワットをしている酒田さんを見掛けた。


「ちょっと挨拶してきます」


 俺は今江さんに一言告げて酒田さんの所へと向う。

 タンクトップに長ズボンという格好でスクワットをしていた酒田さんは既に汗だくだった。


「おはようございます。今日はよろしくお願いします」

「ああ、田坂君か。おはよう。今日はよろしく頼むよ」


 挨拶をしてから酒田さんのステータスを確認すると驚愕の事実が判明する。



酒田拳児 29歳 男

種族 :人間

MP :101/101

筋力 :86

生命力:75

器用さ:33

素早さ:43

知力 :7

精神力:23

持久力:66

スキル:言語自動変換

    パラメーター上昇ボーナス

    斧術

    鎚術

    盾術

    体術

    身体強化

    超回復



 おい。『知力7』って全然増えてないじゃないか!少しは頭を使えよ!


 大幅に上昇している筋力などに比べ、知力は全く上がってない。

 こいつ完全なる脳筋だ。


「進藤君ちょっと」

「はい」

「あのさ、酒田さんって今までどんな戦い方してたの?」

「身体強化を使って突っ込むだけです。だから、フォローしないといけないことも多くて・・・」

「なるほど。物凄くよく分かった」


 進藤が困り顔で口にした言葉に、俺は物凄く納得した。

 目の前のマッチョは戦う時も一切頭を使っていないようだ。


「どうだい、君たちもトレーニングしないか?」

「「止めておきます」」

「そうか。この世界でするトレーニングはいいぞ。筋肉が凄くよく応えてくれる。いやー、この世界に来れて良かった。はっはっは」


 今から狩りに行くのに付き合ってられるか!


 このマッチョ、完全に筋肉のことしか考えていない。

 自己紹介などではちょっとクールな人に見えていたけど、こっちが地だったんだろうな。というか、筋肉のこと以外はどうでもいいからクールに見えていたのかも。

 何にせよ、こんな奴に付き合って狩りの前に疲れ果ててしまうのは絶対に避けないと。疲れで判断力が鈍りでもしたら大変だ。狩りは確実に安全が保証されている訳ではないのだから。


「あのさ、この人こんなことしてて大丈夫なの?これから狩りなのに」

「その点については大丈夫ですよ。あの人時間が有れば狩りの最中でもやっているのですけど、狩りに影響が出たことは一度も無いですから。問題が有るとしたら、ずっとやっているので暑苦しいことですかね」


 進藤から聞くマッチョの話に益々呆れた。

 マッチョが持つスキルの『超回復』で体力も回復するから出来る話なのだろうけど、側でずっとそんなことをされる暑苦しさは想像するだけで嫌になる。

 この後の狩りでは彼と距離を取るようにしておこう。


「おはようございます」

「おはようございます!」


 俺がマッチョへの対応を考えていたところ、山下さんと智弘君がやってきた。


「「「おはようございます」」」

「おはよう。智弘君も一緒にトレーニングしないか?」

「えー、やだよ。そんなことしてたら狩りの時に動けなくなるじゃん」

「そうかい?」


 マッチョが智弘君もトレーニングに誘ったが、あっさりと拒否される。

 まあ当然だな。


「田坂さん、トイレットペーパーありがとうございます。この世界の紙は硬過ぎて難儀していたんですよ。ほら、智弘も田坂さんにお礼を言いなさい」

「田坂のおじさん、ありがとう」

「どういたしまして」


 『おじさん』か。まあ、十歳の子からすれば二十五歳の俺なんて『おじさん』なんだろうけど、そう言われるとマジで凹む。


「今日は田坂のおじさんも一緒に狩りに行くんだよね?」

「そうだよ。荷物持ちとして付いて行くんだ。狩りは智弘君たちに任せるから一杯狩ってね」

「任せて!戦えないおじさんの代わりにたくさん狩ってあげるよ」

「期待してるよ」


 若干見下されているのを感じつつ智弘君にそう答える。

 昨夜作った骨剣山があればそれなりに戦えそうだが実戦で試したことは無いし、狩りで骨剣山を使えば獲物が穴だらけになって買い取り価格が下がってしまう。

 今日は大人しく荷物持ちに徹するつもりだった。


 俺は戦闘能力の差が広がっているだろうなと思いつつ、山下さんと智弘君のステータスを確認していく。

 先ずは山下さん。



山下紗奈江 56歳 女

種族 :人間

MP :619/619

筋力 :44

生命力:70

器用さ:28

素早さ:19

知力 :44

精神力:81

持久力:16

スキル:言語自動変換

    パラメーター上昇ボーナス

    鎚術

    聖魔法

    無属性魔法

    占術

    物品鑑定



 山下さんはパーティーの中で聖魔法での回復担当なだけあって、魔法関連の項目の上昇が大きい。

 他の項目もそれなりに上昇しており、一桁だった持久力もちゃんと上がっている。


 この辺りはマッチョとは違うな。まあ、スキルに『パラメーター上昇ボーナス』持ってて知力が全く上がっていないマッチョの方が異常だと思うけど。


 俺はそう思いながら、今度は智弘君のステータスを確認する。



山下智弘 10歳 男

種族 :人間

MP :436/436

筋力 :32

生命力:33

器用さ:80

素早さ:92

知力 :33

精神力:32

持久力:44

スキル:言語自動変換

    パラメーター上昇ボーナス

    短剣術

    身体強化

    幻術

    隠密

    罠察知

    罠設置

    罠解除



 智弘君は長所だった器用さと素早さを生かした戦い方をしてきたのだろう。その二点が特に上昇している。

 正直、全力で動かれると視認出来るかどうかも怪しい。

 なるほど。これなら狩りを任せろと自身を持って応えるはずだ。


「おはようございます」


 俺が『智弘君に瞬殺されるな』と改めて思っていたところ、有香さんがやって来る。


「「「「おはようございます」」」」

「おはようございます!」

「おはよう」


 やっぱり綺麗だよな。


 有香さんを見れただけでも来た甲斐があったと思う。やはり美人は眼福だ。


「田坂さん今日はよろしくお願いします。仕留めた獲物の運搬は全てお任せしていいのですよね?」


 おお!最初に話し掛けられた!


 みんなへの挨拶の後、俺が有香さんに一番に話し掛けられたことにテンションが上がる。


「はい!MPだけは多いですから」

「確か9000を越えているのですよね?」

「はい!今のMPは13500程です。異次元収納だけなら二千七百回は使えるので任せてください!」

「・・・」


 俺が異次元収納の必要な時は任せてくれと答えたところ、若干引かれていた。


 あれ?アピールに失敗した?


 ひょっとしてテンションが上がり過ぎて鬱陶しがられたのだろうか?


「はあー、本当に田坂さんのMPは化け物ですね。やはり使った五割が増えています?」

「ええ。そうですけど」

「それなら追い付くはずもないですね。私は四割しか増えないもの」


 どうやら引かれた原因はMP量及び、その増加量だったようだ。

 有香さんは魔法関係については並々ならぬ自信を持っていて、いつものパーティーメンバーの中ではMPの増加量が一番多いのもちょっとした自慢だった。

 詳しく聞くとMPの増える割合は有香さんが一番多くて使ったMPの四割。次に怜奈と山下さんの三割。その次が麻衣、今江さん、進藤の二割。智弘君とマッチョが一割となっているそうだ。

 それで、最初MP量で負けていた進藤を追い抜いたものだから、何れは俺も抜けるのではと思っていたらしい。

 ところが、俺のMPの増加量は使った半分、五割。

 お互いに限界までMPを使っていれば追い付くはずもない。差が開くだけで。

 そこに元々の膨大なMP量が加わればちょっと人間に思えなくなるよねって話らしい。


 有香さん、それはないですよ。


 俺はちょっと凹みつつ有香さんのステータスを確認する。



八木有香 33歳 女

種族 :人間

MP :1636/1676

筋力 :18

生命力:19

器用さ:26

素早さ:24

知力 :91

精神力:84

持久力:26

スキル:言語自動変換

    パラメーター上昇ボーナス

    火魔法

    土魔法

    水魔法

    風魔法

    雷魔法

    闇魔法

    無属性魔法

    合成魔法

    魔力察知

    異次元収納



 有香さんは完全なる魔法特化だった。

 魔法に関係している知力と精神力の上昇は素晴らしく、最初は俺の方が高かった知力は有香さんの方が高くなり逆転されている。その代わり精神力の方は俺の方が高くなっているが。

 その他の項目についてはそれ程上昇していない。

 有香さんは武器スキルを持っていないから遠距離で魔法をぶっ放しているだけのようだ。


「おっはよー。ごめーん、みんな待ったー?」

「おはようございます。どう見てもみんな待ってる。麻衣が今日も寝坊するから」


 最後に麻衣と怜奈が揃ってやって来た。


「「「「「おはようございます」」」」」

「おはよう」

「お姉ちゃんたち遅い!」

「ごめん、ごめん。あ、悠馬さんだ。本当に居た」

「悠馬さん、今日はよろしくお願いします」

「こちらこそよろしくね。大野さんに安岡さん」

「そんな堅苦しい呼び方じゃなくて、『麻衣』でいいですよ」

「私も『怜奈』でいい」

「そう。じゃあ、これからはそう呼ばせてもらうね。麻衣ちゃんに怜奈ちゃん」


 美少女たちから名前で呼んでいいとの許可が出た。これは素直に嬉しい。

 俺は二人のステータスを確認する。

 先ずは麻衣。



大野麻衣 17歳 女

種族 :人間

MP :242/242

筋力 :46

生命力:40

器用さ:53

素早さ:67

知力 :45

精神力:37

持久力:37

スキル:言語自動変換

    パラメーター上昇ボーナス

    槍術

    体術

    身体強化

    風魔法

    誘引

    気配察知



 麻衣は器用さと素早さが一番上昇し、その次に知力が上昇している。

 武器と魔法を併用しながら手数で勝負って戦闘スタイルかな。


 続いて怜奈。



安岡怜奈 17歳 女

種族 :人間

MP :957/1017

筋力 :37

生命力:28

器用さ:47

素早さ:41

知力 :65

精神力:58

持久力:40

スキル:言語自動変換

    パラメーター上昇ボーナス

    弓術

    水魔法

    雷魔法

    闇魔法

    無属性魔法

    合成魔法

    異次元収納



 怜奈は器用さと知力の上がりがいい。やはり弓と魔法を使っての後方支援をしているのだろう。

 しかも、素早さの上昇もまずまずなことから、かなり動きながらやっているようだ。


 こうして見てみると、みんなクロークルでは考えられないくらい能力値が高い。

 ステータスの面から見れば間違いなくクロークルで最強のパーティーだと思う。


「それじゃあ今日も張り切って狩りに行こうー!」

「おー!」


 麻衣の掛け声に智弘君が続く。

 他のみんなは特に何か言葉を発することもなく歩き出した。

 マッチョも布で汗を拭っただけで付いてくる。タンクトップに長ズボンという格好のまま。


 おい。武器と防具はどうした?


 他のみんなは武器と防具をちゃんと装備しているのに、マッチョはあまり中に荷物が入ってないリュックサックを肩から掛けているだけだ。どう見ても武器も防具も持っていない。


「いつもあの格好なので気にしてはダメですよ」


 マッチョに対して不振な目を向ける俺に、進藤がそっと耳打ちする。

 マッチョはスキルに『体術』があるから武器を持っていなくても戦えるのだろうけど、ちょっと心配になってくる。

 まあ、武器や防具のことを聞いても答えの予想はつくけどな。


『武器?防具?そんなものこの筋肉があれば不要だ。はっはっは』


 きっとこんな感じに違いない。

 俺は一抹の不安を感じながらみんなとの狩りに行くのだった。


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