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異世界における革命軍の創り方  作者: 吉本ヒロ
3章 12歳、学園編
60/112

行軍訓練7

昨日はパソコン触れず、深夜に投稿しようにも気力が限界だったので今日になってしまいました。

申し訳ない。。。

そして今回は戦闘シーンがいまいちしっくりこない気ががが

 圧倒的なリーチと両腕から繰り出される連撃は、リヴィアに防御と回避以外を許さない一方的な攻撃を可能とする。


 一歩踏み込むだけで容易ではなく、一度踏み込んだところで更なる一歩を踏み込む前に、後ろへ下がらざるを得ないほどの猛攻。


 リヴィア自身の攻撃の間合いには入らせはしない。


 技術なんて概念はない。


 この力こそが全て。そう言わんばかりに、連撃は不格好。一撃一撃で少しずつ隙を広げる、チェスのように計算された精密な応酬とは正反対の力任せ。


 しかし、一撃がただとにかく速い。


 そして速さは重さとなり、受け流すだけのリヴィアの防御どころか体勢さえも崩しにかかる。


 それは訓練を積み、正道を歩み続けたリヴィアとの相性は最悪と言っても良かった。



 本来なら、このような事態は起こり得ない。何せ技術がなければ、いかなる力自慢であろうとリヴィアの敵ではない。しかし、相手は魔物だ。そんな人の道理が通じるはずもない。


 道理から外れた攻撃はリヴィアの経験にはない攻撃の手順だ。

 無理な体勢から繰り出される無茶な連撃は、しばしばリヴィアの意表を突くのに買っている。


 この攻撃を掻い潜り、懐に入り込めば勝機はあるだろうが、片手の攻撃だけでも充分に厄介なものが、単純に二倍。


 つまりその手段を選ぶ事は実質不可能で、繰り出される攻撃一つ一つを捌き、隙を窺うことしかできない。



 重い一撃を盾で逸らし、躱し、潜り込むための、或いは剣を持つ手を攻撃するだけの隙を窺う。



 その一撃一撃が、まともに受ければ即座に敗北を決定付ける一打になるものだ。もし一度でもまともに受ければ、たとえ盾は無事でも受けた手の骨は砕け、体勢は崩れる。その隙に続く一撃が、その命を断つだろう。


 それでも一回一回に集中力をすり減らしながら、暴風圏の中に留まり続ける。


 だが、ここでとうとう捌き切れなくなった一撃がリヴィアを強襲する。リヴィアは盾で防ぎながら攻撃に合わせて跳び退り、勢いもそのまま転がるようにして距離をとる。


 しかし今まで酷使し、今回完璧に防ぎそこなったのが決定打となった。盾は曲がり、一部は破損している。


 受けとめた左手の感覚はない。


 良くて打撲、最悪骨が折れたかひびが入ったといったところか。恐らくすぐに腫れあがるだろうが、一々確認する余裕もなければ痛みを感じられる程まともな状態でもない。



 だから、怪我はしてないものと認識を改め、両手で剣を握る。


 リヴィア自身これまでの返り血と砂に塗れるも、その蒼天のような真っ直ぐな瞳と、風を切って靡くきれいなブロンドは未だに輝きを失ってなどいない。



 心はまだ、折れてなどいない。



「はああああああっ!!」



 体力も気力も、もはや限界などとうに超えていよう。盾も壊れ、今まで以上に不利な展開にもなるだろうことは容易に想像できる。それでも、こんな場所で死ねないとばかりに剣を振るい、喊声を上げて尚の事突き進む。


 視線は今もずっと、常にゴブリンロードを捉えている。


 周囲から自分に迫る気配はない。

 いかなる手法かは分からないが、イザークが約束通りに守ってくれている証だろう。


 だから今、こうして一対一で戦えているのだ。


 その言葉を、その想いを、そしてその命を背負っている。だからこんな所で終われないと己を奮起させる。


 何せ初めてだったのだ。


 全てが。


 見下げた奴だと、穿った目で見ていた。


 つまらない奴だと、くだらない奴だと、低俗で最低な奴だと見下していた。でも、気付かされた。本当に見下げるべきなのは、そんな自分だったのだ。


 碌に話もせず、分かった気になっていた。


 あいつにどんな事情があるかは解らない。でも、話してみて、助けられて分かった。


 本当はいい奴なのだと。


 そして、ゴブリンを倒す際の動きを見た限りではそうでもないが、時々自分でも驚くような動きを見せていた。


 他の奴と変わらないように見せかけていたのなら、あいつなりの事情があったのだろう。


 そのくらいは、さすがに自分でも少し考えれば分かる。



 いつか、あいつはその事も話してくれるのだろうか――



 ああ、だめだなと、そんな思考を振り払う。



 眼前の敵に集中しなければならないと言うのに、なぜだか無駄な思考はあいつのことばかりで。


 訓練時でさえこんなに集中が乱された事などなかったと言うのに。まして今は実戦時で、明らかに相手の方が格上。そんな余裕のある相手でもないというのに。


 本当に色んな事が狂いっぱなしだ。


 あとで文句の一つでも言ってやる。


 その時の事を想像し、なぜだかそんな事がやけに楽しそうに思えて。

 知らず、リヴィアの口の端が僅かに歪む。


 中々倒せない獲物に苛立ったか、それともその笑みを余裕から来る挑発と受け取ったのか。ゴブリンロードが繰り出したのは、前回たった一撃で仕留めた時のような、大上段からの一撃。


 まるで過去の栄光にすがるような行動。しかし、前回とは周囲の状況もリヴィア自身の考えも経験も、様々なものがあまりにも違い過ぎた。


 だから、リヴィアはもうそれをもらわない。


 剣で受け流し、半端な角度で逸らされた斬撃はあの時ほどの威力を発揮することもなく地面へ深く食い込む。


 その瞬間、一秒にも満たないほんの僅かな時間だけ跳んで地震をかわし、音や土砂を顔の横に持ってきた腕である程度庇い、着地直後そのまま距離を詰める。


 待ちに待った隙。


 初めて慌てたような動作で繰り出された追撃は深く身を沈め、地面を滑るようなリヴィアの動きに空を切った。



「はぁぁああああああ!!」



 これまで耐え忍び、待ちに待った好機。この勝負が始まって初めて、懐へもぐりこんだリヴィアがゴブリンロードの身を狙って剣を薙ぐ。


 一度目は浅く、続く二度目はもう少しだけ深く。


 速く。

 もっと――もっと速く。そして深く。


 あまりにも近すぎてサーベルを振るえないゴブリンロードの懐へ潜り込んだまま縦に横にと、リヴィアは縦横無尽に剣を振るう。


 僅か数秒の合間に振るわれた数は六度。


 その数秒のやりとりで全てが致命傷とまではいかないまでも、決して浅くはない傷を幾つか刻んだ。


 このままでは埒が明かないと察したか、ゴブリンロードは敢えてサーベルでの攻撃ではなく、掬いあげるようなアッパーカットで拳を振るう。

 あの巨大なサーベルを易々と片手で扱う膂力だ。その一撃は、直撃すれば言うまでもなく絶死の一撃。



 しかしリヴィアは躱し際に敢えて剣の腹で弾き、その力を利用して一回転。更に勢いのついた一撃を見舞う。


 それは間違えようもないほどの深手だった。


 とうとうゴブリンロードから、紛れもない苦痛の悲鳴が上がる。

だが、大きく飛び退ったゴブリンロードを追おうとしたリヴィアの足がもつれ、止まる。


 体はもはや限界だった。


 一つのミスも許されない攻撃を、すでに数十は凌いだ。


 それだけでも驚異的な事である。限界を超えるまでにすり減らした、意志の力だけで持ちこたえていた神経は、深手を負わせたことで知らず緩めてしまった。


 もはやお互いが満身創痍の状態だ。


 乱れた呼吸を整え、再び集中して相手の動きを観察する。


 そして、僅かな静寂の後に動いたのは、ゴブリンロードだけだった。


 止まっていては、パワーに押し切られるのは分かりきっている。そんな予測に反し、リヴィアは待った。


 二者の距離は半分を切って尚動かず。


 もたらされた驚愕、僅かな動揺。


 そしてその隙を突くように、リヴィアが走り出す。

 十メートル先の標的を狙い、しかしリヴィアが僅か数メートル分動いたことで狙いが狂った。


 ゴブリンロードの一歩はあまりにも大きいが故に、急な微調整が利かない。

 慌てて止まろうとするも、このままでは再び懐へ潜り込ませてしまう事を危惧したのだろう。


 止まる体。

 慣性に従う両腕。


 まるで抱きしめるような、今の不格好な体勢を利用して両腕を前に出した同時攻撃。


 今の状況では連撃が望めない。それ故の今までにない攻撃パターンであり、本能に従って繰り出した一撃故に自身さえ驚くような攻撃だった。



「っぁああ――!!」



 片方は膝を。もう片方は首の位置へと振るわれたそれを、リヴィアは地を蹴り、地面と水平になることで剣と剣の間に身を投じ、回避する。


 更に空中にあって身を捻り、勢いはそのままゴブリンロードの股下を潜りながら足に斬りつける事を忘れない。


 そして地面に着くや反転。


 それは、ゴブリンロードとほぼ同時。


 互いが右手に持つ剣が、宙空でぶつかり合った。

 剣を取り落とさなかっただけでも奇跡に近い程に強い衝撃が右腕に走る。


 半端な体勢で繰り出された攻撃だから、この程度で済んだ。


 しかし、強く弾かれた右腕は限界まで開かれ、痺れて感覚を失った。



 片や勝利を確信し、片や敗北を確信した。



 ゴブリンロードが嘲笑の笑みを浮かべ、リヴィアは痛みではなく悔しさから顔を歪める。


 リヴィアは歯を食いしばり、しかしそれでもまだ諦めない。


 こんな所で終われない。


 何も出来ず、守れないままに死ねない。


 すまない。


 そう心の中で謝る。


 せめて相討ちで終わらせるくらいの気概を見せてみせる。でないと今までの自分に、父様に、何よりあいつに顔向けできないではないか。



「はァぁああアアああッ!!」



 今更回避や防御なんて間に合わない。だったら、せめて相手の心臓を目掛けて全力で剣を突き出す。


 それはあまりにもリヴィアらしくない、型もなにもなく無茶で稚拙で、あの体勢からはあまりにも強引な攻撃すぎた。


 だが、それでもいい。


 腱が切れても構わない。


 この命ならくれてやる。


 だから、これが最後だから、もってくれ。


 その一念だけで、あの状態からは奇跡とも言えるほどの、相手とは僅かに遅れながらもほぼ互角の攻撃スピードを体現する。


 良かった、と、僅かながらもそう安心する。


 これで相討ちくらいにはなるだろう。そうすればきっとイザークは生きて帰れる。


 せめてもの責任を果たしたのだと、騎士として死ねるのだと思い、しかしやっぱり今はまだ死にたくないなと、イザークの事を思い浮かべたせいで思ってしまった。


 ようやく少しだけ、意外といい奴だったのだと理解できたのだ。


 色々と言いたい事や聞きたい事もある。


 まだまだ話し足りない。


 それに、ちゃんと謝りたかったのに。


 そう思うと、心が軋み――


 ここで勝負を決定付ける一撃がとうとうその身に到達した――





「ゲギャッ!?」




 ゴブリンロードが声をあげた。

 しかしそれは、リヴィアの剣がその身に到達したからではない。

 その表情は痛みなどではなく、驚愕に彩られているのが分かる。


 地面スレスレから、リヴィアの頭そのものを潰すかのような斬撃。

 

 それを――




「ツァァアアアアアアッッ!!」



 いつの間にか両者の間に飛び込んだイザークが、上段に構えた剣を全力で振り下ろす。

 先程までゴブリン数体を同時に相手にして戦っていたから、ゴブリンロードは意識をほとんど向けていなかった。しかし確かに見た。


 今まで時間をかけてゴブリンを殺していたイザークが一振りで三体をまとめて倒し、体を反転させ、驚くようなスピードで距離を詰めてきた事を。


 真っ向からぶつかり合うような斬撃はしかし、ゴブリンロードの剣の軌跡から僅かに角度を変えるだけ。


 そのためだけに、全力で振った剣は容易に押し戻され、イザークの剣の上を滑るように流れていく。イザークが両腕にかかる多大な負荷を耐えた結果、ゴブリンロードが振るった斬撃はリヴィアの頭上数センチを掠めて行った。


 両手で持っていれば、勢いのままに角度を変えることなくもう片方の腕で振り切れただろう。だが、今は片手だ。


 人が両手で振るうよりも尚力強く、厄介だった双剣が、今ここに来て初めて災いした。


 そして、始めから相討ち覚悟だったリヴィアの斬撃はその光景を見ながらも今更止められるようなものでもなく、勢いそのままにゴブリンロードの心臓を貫いた。


 森中に木霊する断末魔の悲鳴。


 リヴィアが剣から手を離し、一歩二歩と後退る。

 ひとしきりもがくももはや決定付けられた死を覆すには至らず、その動きはすぐに弱まり、最後には地面へと倒れ込んだ。






「いやあ、上手くいくかどうか不安だったけど、なんとかなってよかった」


「…………はあ……はあ……」


 死闘の直後、それも死を覚悟した直後という事もあって大きく肩で息をつくリヴィアだが、その視線はいかがわしいものを見るかのような、いぶかしむような視線。


 図ったかのようなあのタイミングに、ああも上手く。なんて条件が揃っていれば自分でもどうかとは思うが、とにかく勢いで誤魔化すより他はないだろう。


 タイミングに関してはピンチだったから、なんて理由でも付ければなんとかなる。


 最終的にはもう運が良かった、とでも言うより他はないだろう。



「火事場の馬鹿力、ってのは本当にあったんだな。見栄を張ってゴブリン達の相手をやってみたものの、正直生き残れるとは思っていなかった。案外、力技と勢いでやっただけでも、ゴブリン程度なら結構ビビって腰が引けてたからなんとかなるもんだな」



「…………」



 言葉を重ねる毎にその疑いの視線は強くなる。



「……あー、いや、あの……リヴィア……さん? 何か言ってくれないと反応に困るんだけど……」



 そして、とうとうイザークはその視線に耐えきれなくなった。

 その様子に、リヴィアはどこか呆れたような溜め息を一つ。



「…………はあ、もういい」



 心底どうでもよさそうに呟いて、地面に倒れ込む。



「いや、ちょっ、なんでいきなり……もしかしてかなり酷い怪我してるとか?」


 イザークとて常にリヴィアを見ていたわけではない。

 時折襲ってきたゴブリンを相手にしていた際には視線が途切れる瞬間は何度もあったし、もしかしたらその瞬間に怪我をしていたかもしれない。


 目立った外傷がなくとも、折れた骨が内臓を傷つける、なんて話もよくある。

 そう思って慌てて駆け寄るも、イザークが見る限り、目立った傷も重症のような雰囲気もない。



「……ぷっ、ははっ、ははは――」



 そんなイザークの様子がやけに面白く思えてしまい、リヴィアの口から知らず笑い声が零れた。



「……さすがに心配した奴に対して、その仕打ちはどうかと思うぞ?」


「ははっ、いや、悪いな。でも……ック、ははは。お前がそんな態度を見せるのが何だか面白くてな。少なくとも、命に関わるような怪我はしてないから安心してくれ」


 疲れた表情のまま、しかし満足感と達成感、そして充足感を滲ませたまま、リヴィアは微笑む。

 自分が思っていた以上に大切にされていたのだという事に気付いてほっとしたのだという理由は、リヴィア自身でも気付かない。


 そしてその自己完結したような様に、胸の内に燻ったもやもやを抱えたままのイザークは、しかしその笑みの前に何も言えなくなった。



「…………はあ、まあいい。それで、立てるか?」


「どうだろうな……。さすがに疲れた。正直、王都まで戻るのは厳しいかもしれないな……」



 それも無理はないだろう。


 死闘の直後なのだ。体が疲労を訴えるのも当然ではあった。


 だが、さすがに回復するまでここにいるわけにもいかない。



「……分かった。暗くなるのはマズイし、肩くらいなら貸すよ」


「…………おんぶ」


「…………は?」


「歩けない。おんぶがいい。疲れたんだ」


「いや……さすがにそれは俺ももたないかも……」


「男だろう。そのくらい根性でなんとかしろ!」


 反論は許さないと勢いだけで語る暴論に、イザークが抗う術はなかった。





「それはそうと……その……なんだ、重くは……ないか……?」


 自分からおんぶしろと言っておきながら、そういう事は気になるのか。

 おずおずと、出来れば言いたくない事を仕方なく口にした、という様子のリヴィアに、先程の復讐とばかりにイザークは言う。


「いや、重いな」


「なっ――! 〰〰〰〰っ!!」


 背中越しのリヴィアの表情を想像してにやりと笑い、しかしすぐに表情を変えた。


 ほんとにちょっとからかっただけで怒るな、殴るな、蹴るな。地味に痛いから。



「だから、何故笑う!」



「ちょっ、タンマ! 分かった、俺が悪かったから。鎧やら剣が重いってだけだ。冗談だ、冗談」


 軽装とはいえ、一応籠手や脚甲、胸甲はつけているのだ。

 一通りの装備だけで、少なく見積もっても十キロは加算されているだろう。


「まったく、なんで私はこんな奴の事を……」


「何か言ったか?」


 攻撃が緩んだ瞬間、恐らくは本人も意識していない程小さな声でリヴィアが呟いた。

 だから、その声はイザークの耳にも届かずに霧散する。


 だが、聞かれていた可能性を危惧したのか、掘り返される事を恐れたか。


「なんでもない!!」


 トドメの一撃は頭突き。

 後頭部に走る衝撃に、思わずイザークが呻いた。





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