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異世界における革命軍の創り方  作者: 吉本ヒロ
3章 12歳、学園編
46/112

最終日 二対二

ここしばらく多忙が続いているため、ストックがほぼゼロになってしまいました。申し訳ないですが一旦隔日更新を停止します。

多分一週間くらい(最大でも二週間)で元に戻るため、それまでお待ちいただけたらと思います。

 結局昨日から現在まで、クレスタと一戦交えてからは誰とも遭遇していない。

 さすがに最終日ともなるとこんなものかとも思うが、身体能力が高く、得意武器の適正も高いばかりか、戦闘訓練を中心に積んでいる亜人とも人の身で互角に戦う、孤児の中では間違いなく最強と言えるベルガ。

 そして昨日のように、何でもありには滅法強いクレスタが簡単にやられるとは思っていない。


 どこかで他の誰かと戦っているのか、それとも機会を窺っているのかは知らないが、ここで油断することだけは避けるべきだろう。


「…………エミリオ」


 囁くようなほど小さな声で呟かれた言葉は、雑踏にかき消されてすぐに消える。

 だが、それはすぐ横で連れだって歩いていたエミリオにはキチンと聞こえていた。


 返事は返さず、しかし僅かに頷く。


 考え事をしていたせいで気付くのが遅れた。言われて注意を周囲に向けてみればすぐに気付いたが、尾行がついている。

 まさかここで後ろを振り返るわけにもいかないために相手が誰だかは分からないが、このまままっすぐ現在の拠点である宿屋に戻るわけにはいかないだろう。


 イザークの場合、状況次第では面白がって延長を決定する可能性もあるのだ。

幾ら罠を張り、襲撃には不向きな場所で常に片方は起きて夜番をしているとはいえ、襲撃される可能性はない方が良いに決まっている。


 当然ながら誘い出し、攻めて来た所を罠にかけて返り討ちを狙うという戦法もあるにはあるが、室内という狭い空間では番狂わせが起きる可能性も充分に高い。

宿屋の前を通り過ぎ、少しずつ人気のない路地裏へと歩を進める。進むほどに人影はまばらになり、故に背後の存在は一層目立つようになった。


 相手もとっくに此方が気付いた事に気付いていたのだろうか。ここまでくれば相手もまた隠すつもりもない事くらいは分かる。


 逃げる気がないのなら二対一である今の内に潰すべきだが、それは相手も理解しているはず。だったら、ここで戦うのは下策だろうか。


 いや、相手も最終日までのこった数少ない敵。


 手強い相手なのは間違いなく、潰せる時に潰すべきだろう。



 だったら――



「リーズ、速攻で叩くぞ」

「だね」


 その言葉だけで、お互いにやるべきことを全て理解する。


 即座に振り返り、駆けて距離を詰める。


 これぞまさに阿吽の呼吸だと言えるほどに、息の合った同時攻勢。が、予想通りと言うべきか、相手に驚きの表情は感じられない。むしろ、落ち着いて邪魔になるマントを脱ぎ払った姿に、驚いたのはエミリオとリーズの方だと言えよう。


 何せ相手は――


「ベルガ!」


 孤児達の中で唯一、刀と呼ばれる変わった装備をしている、侍に憧れ、侍に成らんとした異色の男。

 今更止まれるものでもないが、二対一でも決して分が良いとは言えないだろう。


加えて――


「……甘い。アイスクリームと同じくらい甘い」


「クレスタもか!」


 ベルガの更に後方。


 物陰から姿を現し、ベルガに突撃するエミリオとリーズに向かって二本ずつ、計四本の暗器を飛ばす。


「ッア!」


「くッ!」


 一本を持っていたナイフで弾き、残りの一本とベルガからも距離をとるために全力で斜め横に回避する。

 結果、クレスタはベルガの元へ悠々と歩き、挟み撃ちの状態とも分断された状態とも言える様相を醸し出す。


「……やってくれたな」

「ホント、危なかったね」


「それが主命故に」

「……全てはアイスクリームのために」


 無欲と強欲。


 対照的な二人は、争うことのないという点においてある意味では良いコンビだろう。


「お前達はいつから組んでいた?」


「……ついさっき。イザークから連絡が来た。ベルガが一方的に倒しすぎたせいでもう残りは四人だから、さっさと決着付けろって。だから、そっちが二人だからこっちも二人」


 つまりは先程結成した即席と言ったところだろう。


 だけど――


「おい、待て。それズルくねぇか?」


 残りの人数が分かれば、それは警戒すべき相手も判明している事になる。


 襲撃も掛けやすくなるし、他に注意を払わなくても良い点等、メリットが大きい。

 だからこそ、さきの襲撃も周囲を警戒することなく全力でエミリオとリーズに襲いかかったのだろうから。


「…………イザークは頑張って探したけど見付からなかったのなら仕方がないな、って言ってた」


「あの野郎……」


 それは、取りようによっては見付ける気がないとも言える。


 間違いなく態とだ。


「今この情報を伝えたのは、某達からのせめてもの善意だと受け取ってほしい」

「いや、まぁそうなんだが……」

「無駄話はここまでだ。そろそろ行くぞ」


 ベルガが刀を下段に構え、戦闘態勢をとる。

 それに触発され、ここにいる全員が同じように構えた直後。


 この状況で動いたのは二人。


 リーズがクレスタへと接近戦を仕掛け、同時にベルガもまたエミリオへと距離を詰める。

 クレスタがあそこまで入れ込むアイスクリームがかなり気になるが、今はそれどころではない。

 ベルガ一人に対し二人で辛うじて釣り合うというのに、ここでクレスタまで敵側で参戦されては勝ち目がない。


 現実的な勝利を考えれば、リーズが少しでも早くクレスタを倒し、二対一の状況を作るといったところか。

 リーズもそれを理解しているし、同時にクレスタもそれを理解している。

 だからこそ、クレスタは純粋な戦闘能力の差というハンデを抱えながらも、敵の目的を見抜いているという心理的な面での有利を築くことで実質ほぼ互角。


 何より、防御に専念出来る。


 その結果、勝負は持久戦の様相を見せ始めた。


「クソッ!」


 エミリオはとにかく、近づくベルガへ向けて足止めのために暗器を四本ほぼ同時に放つ。が、それらは全て弾き落とされ、当然ながら碌に足止めにもならないまま、距離は見る間に詰まって行く。


 そのまま粘れたのは僅か数十秒。


 放たれる剣閃を、極力間合いにさえ入らないよう距離を稼ぎながら回避する。


 本気で一対一はマズイ。


 接近戦に持ち込まれたが最後、あとはどれだけ粘れるかという勝負に変わる。


 実力も、性格も、癖も。

 互いに全て熟知している。


 伊達に今まで幾度となく模擬戦を繰り返していない。


 特にこの二年間、王都にいた時は相手が少なかったために尚更だ。


 再び、至近距離で隠し持っていた暗器を投擲するも、全てがその刀で打ち落とされる。

 背を向けて全力で逃走したいが、それをすればリーズへと向かうだろう。

 リーズはまだなのかと、リーズの方へほんの僅かだけ意識を傾ける。


「クレスタ、よくもアタシのアイスクリームを独り占めしてくれたね! それにアタシの秘密までイザークに漏らして、許してもらえるなんて思ってないよね!」


「…………あれは私の。アイスクリームと比べれば、安い代償だった。今回優勝して、今度はお腹一杯になるまで作ってもらう」


「代償を払ったのはアタシなんだけど!?」


「……強く生きて」


「まさかの他人事!?」


 ……会話の合間には確かに、鉄と鉄がぶつかり合うような音が聞こえる。が、やる気があるのかと、思わず叫び出したくなるような会話。


「もー怒った。イザークの前にクレスタにおしおきが必要みたいだね!」


「……リーズ、食べられなかったからって八つ当たりするのはよくない」


「だってアタシも食べたかったんだから仕方がないじゃない! と言うか、感想はどうだったのかな!」


「……白くて、甘くて、冷たいから口の中で溶けるの。…………天国が見えた」


「ふわぁぁああああああああ!! もう、なんでアタシに一口だけでもくれなかったのかな!?」


「あんなにおいしいもの、一口たりとてあげたりしない」


 相変わらず切り結びながらも、その会話に緊張感はない。

 というより、その空気が此方にまで伝播し、どうにもやる気が削がれてしまう。

 だがベルガはそんな会話など聞こえていないとばかりに、精神的に乱されている様子が一切見えない。


「っ!!」


 ここで今までよりも更に速い一閃。

 速さは重さとなり、手に持っていたナイフが弾き飛ばされ、飛ばされた十メートル以上先で地面へと突き刺さる。


 追撃を辛うじて躱しながらも、完全に躱せたわけではない。肩を、足を、腕を、脇腹を掠め、ここでようやく大きく跳び退って距離を置く。


「っ、ハアハア。……やってくれたな」

「そろそろ降参しろ。拙者、これ以上仲間を無駄に傷つけたくはない」

「ハッ、それは出来ない相談だな。俺はリーダーだ。この程度で降参するほど、甘くはねぇよ」


 リーダーとしての誇りがある。

 無論、リーダーだからこそ最強でなければならないと、そう思っているわけではない。だが、リーダーとしての意地がある。自分より立場が下の者に簡単に負け、諦めてしまうようで何故リーダーが名乗れようか。


「ふっ」


 微かに零れた笑みはどちらのものか。

 再び一足に距離を詰めるベルガと、暗器を放って動き回り、接近される前に弾き飛ばされたナイフを取ったエミリオの勝負が再び始まる。






 エミリオのナイフが弾き飛ばされたのを見て、リーズもまた覚悟を決める。

 今すぐにでもクレスタとの勝負を決せねば、エミリオもそれほど長くはもたないだろう。むしろ、ここまでもっていること自体が既に奇跡に近い。


 地力の差以上に読み合い、運の部分が結果を左右する事になるのでやりたくはなかったが、そうも言っていられない。


 リーズは一撃必殺の念を隠すことなく、クレスタと向き合う。


 それを受け、クレスタもまた専守防衛の概念を捨てた。


 生半可な覚悟で向き合えるものでもないし、そうすればたちまちの内に呑まれることになる。


 両者の思考は同じだった。


 相手の攻撃を回避しての一撃。


 後は読み合いだ。


 どこを狙い、どう動くのか。


 視線、呼吸、僅かな筋の動き。一つとして見逃さず、そして相手もまた同じように観察するが故にそこにフェイクも混ぜる。


 今まではどう動いたのか。

 その裏をかく可能性。


 あらゆる事態を予測し、想像し、そして再び視線が交錯した刹那、両者が同時に動く。


「っ!?」


 先に手を出したのはクレスタ。


 暗器をリーズの眉間、喉、鳩尾へ飛ばし、リーズは斜め前へと踏み出して右足を軸に一回転。勢いの全てを乗せ、接近したクレスタへと仲場迎え撃つ形で全力を込めた一撃をお見舞いする。


 かわされる事は予測していたが、ここで迎え撃つような反撃をとったのは、クレスタにとって予想外だった。


 暗器を放ったことでほんの僅かにではあるが不安定な体勢であるクレスタは、その一撃をナイフで受け流そうとする。が、それは半ば防御に近い状態になってしまう。


 受け流そうとし、結果として防御になってしまったせいで、受けた一撃の重さに体勢を崩され、ナイフを手放すことこそなかったが、頭上へ掲げるように腕ごと弾かれる。


 この瞬間、クレスタは負けを覚悟した。


 無論、諦めるつもりはないものの、これだけ致命的な隙を晒して見逃してくれるほど甘くはない。


 だが、ここでリーズはクレスタにとって、いや、恐らくはただ一人を除いて誰であれ予想など出来ない一手をとった――。







 その頃、エミリオはもはや瀕死と言っても過言ではない程に窮地に立たされていた。

 盾を始めとする防具の類を一切付けず、遠距離系統の武器も一切使わない。だが、刀と体捌きだけで全ての遠距離系統の攻撃を無力化し、近距離線においては無敵と言ってもいいほどの相手。


 ある時期を境に、一対一では一度も勝てたことがない相手なのだ。


 それは自分だけではない。だから、普段彼の相手をするのは亜人達か、一対二の状況のみ。


 そうでもないと戦いにならないのだ。


 酷い時には一閃に見えて三度も刀が振るわれる。


 そんな状況で今まで生き残れたのは、極力間合いにさえ入らないよう常に後退し続けているからだ。


 身に纏った衣服はあちこちが切り裂かれ、薄らと血が滲む。

 簡単には代えを確保できないため、刃を潰していない真剣であることも大きい。

腕は信用しているから、本当に当たると思えば寸止めにするだろうが、それでもかすり傷程度ならばお構いなしだ。


 それが、精神的な疲労を大きくする。


 加えてもう一つ。


 一度きりのチャンス。


 滅多なことで生じない隙を、反撃の機会を窺い続ける事により、もはや集中力があとどれだけ持続するかが分からないほどに限界に近付いていた。


 何度か、第一条件が整った時はあった。だが、さすがはベルガとでも言うべきか。ささやかとも言えるほどに小さな隙さえ見当たらないのだ。


 今、ここで再び第一条件が整った。


 もはや限界だろう。


 自分のことだからか、これ以上は保たないことが良く分かる。


 賭けに出るしかない。隙がなければ作るだけだ。


 そう覚悟を決め、放つ最後の暗器。


「っぉぉおおオオおおおお!!」


 暗器と共に距離を詰めるエミリオ。

 一瞬だけ陽光を反射し、煌めく剣閃が全ての暗器を叩き落とす。


「その意気や良し」


 ベルガが、勝ちを確信したかのように薄く笑みを浮かべた。




 強さとは何か。

 力、速さ、技術。

 大まかにまとめればこの三つであり、だが本当の意味で突きつめればそれは合理性に行き着く。

 己の特性に合った効率の良い訓練を重ね、伸ばす方向性を過たず、効率の良い戦闘を行う事。

 相手の攻撃に一切の無駄なく対処し、此方の攻撃には一切の無駄なく連撃を重ねれば、負ける事はない。

 力も速さも、それら全ては合理性に於いてほぼ互角の相手だからこそ生きてくるモノである。

 合理性という一点で大きく勝るなら、それら力も速さも最低限で構わない。

 つまり、どれだけ合理という技術を突き詰められるか。

 本当に大切なのはこの一点であり、ベルガはこの一点が突き抜けているから他の誰よりも強い。


 だが、時としてそれこそが、合理(・・)()()()()めたからこそ(・・・・・・)()()()()()()()がある事を、本当の意味でベルガは知らなかった。


 暗器を打ち落とし、接近したエミリオに対して刀を振るうことで生じた、それは、エミリオが何よりも待ち望んだ隙とも呼べない隙。


 峰を向けている時点で勝利を確信しているのだろう。


 だが、エミリオは当然ながらその一撃を受けるつもりはないし、二の太刀を振るわせるつもりもないから体勢が崩れるのも厭わずに全力で回避する。

 エミリオは回避しつつ、そこで最後の武器であるナイフを、至近距離からベルガへと放った。


「っ!?」


 浮かぶ驚愕の顔。

 いくら自棄になったにしても、あまりにも突拍子もない行動。

 だが、それでも、当たらない。

 身を捻りながら避け、ナイフは虚空へと消えていく。


 だが、エミリオは信じていた。ベルガならば、自分に刀を突きつけるためにこの攻撃は避けるだろうと。

 ベルガがエミリオのことをよく知っているように、エミリオもまた同じくらいにベルガのことを知っているのだから。

 結果、その一瞬の停滞と、この行動そのものがベルガの敗北を決定付けることとなった――。






 リーズは、クレスタに対して手に持ったナイフを至近距離から投擲した。


「なっ!?」


 予想外も予想外だ。

 クレスタは次の一撃を避けてどうにかしようと思っていた。が、それは普通の攻撃に対してだ。何せ、ここでナイフを投げる意味など全くもって存在しないのだから。

 奇襲としては充分。だが、現状の距離はナイフを振るっても充分に当たる距離。そしてモーション等の差異はあろうとも、実質は突きとそう変わらない。ならばこそ、避けられる可能性も考えれば、ここでナイフを投擲する意味が分からない。


 もはや体勢の概念もなくし、クレスタは我武者羅に地面に倒れ込むことで辛うじて回避を成功させる。


 武器を無くしたとはいえ体術がある。

 この状態からマウントをとられれば、さすがに負けを認めざるを得ないだろう。

即座に片手をついて足払いを仕掛けようとし――


「いたっ!?」


 直後、何故か背中に感じた強い衝撃。


 リーズからの攻撃ではない。


 振り返って見てみれば、地面落ちてあるのは刃が潰してあるナイフ。


 まるでリーズの投げたナイフが背後から戻って来たみたいではないかと思うも、そんなバカらしい概念は即座に捨てる。


 一体どこからと、その疑念のままに背後の先へと視線を向けると、そこに答えがあった。


 自分と同じように、ベルガもまた降参の意を示して刀を鞘に納めていた。

 今、リーズとエミリオの間、その直線上にクレスタとベルガがいる。

 お互いがほぼ同時にナイフを投げ、かわさせた事で安心した一瞬の隙。そして、相手の武器はなくなった事による油断。背後から武器が飛んでくるという想定外。


「悪いが、これはチームプレイだ。お前達とは年季が違うんだよ」


 何より、息の合った二人のコンビネーション。

 近づいて来たエミリオが告げた一言には、納得させるだけの重みがあった。

 つまるところ、圧倒的有利なはずのベルガとクレスタはそれに負けたのだ。

 やられた、という想いも勿論あるが、同時にどこか清々しい気分だ。


「……次は負けない」


「もう二度と、某はこのような不覚をとらない。次は覚悟しておくことだ」


「うん、いつだって待ってるよ」


「俺はベルガとサシなんて二度とゴメンだがな」


 割と本気の思いから来る言葉だが、それでもこれは、リーズとの信頼関係がもたらした勝利だ。


 心地よい達成感を感じるし、もう一度これが味わえるのならそれも悪くはない。

単純な勝率で言えば圧倒的不利を覆したのだ。


 今、ほんの少しの間だけでも、このまま勝利の余韻に浸っても構わないだろう。




「エミリオ…………ゴメンね?」




「…………は?」


 だから、まさかここでリーズが裏切るなど、ナイフを胸元に突きつけて敗北を認めざるを得ない事態に追い込まれるなど、エミリオの考えには全く存在していなかった。


リーズ「べ、べつにアイスクリームが食べたいから裏切ったんじゃないんだからね!」

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