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君が好きなの。  作者: yunn
4/4

なんで?

え?って感じです。

神様は、この意味分からない小説を見て下さい。



掃除の時間が来た。


可菜は、掃除に行くたびに、むかついてしまう


「官君っ!!喋らない!」


可菜は、官が、よくしゃべって、楽しそうに話しているのを見ると、


むかついていってしまうようだ。


けど、これは、「やきもち」ともいうかもしれない。


官は、笑いながら


「バーカ!番長、番長こそ、掃除して下さいよ?」


周りのみんなが笑う。


すると、横にいた、五年の連が、


「班長。付き合っている人いる?」


と、耳元で言ってきた。


可菜は、焦りながら


「ううん。なんで?」


連は、ニヤっと笑うと、


「知りたい?」


可菜は、のどをごくりと鳴らし


「知りたい」


連は、生意気そうに


「あのね~官には彼女がいるんだよ!」


と、耳元で囁いた。


たしかに、官は、かっこいいけど、そこまで、イケメンって言うほどはない。


顔は細いし、そばかすあるし、でも、おもしろいし、いても楽しい・・・


可菜は、むぅとほうを膨らませた。


その時、


「ばんちょ~!ぞうきん、こうかんしよ?」


と、官は雑巾を持ってきて、可菜の手に持たせた。


可菜は、官の手が当たって、きゅーん・・となった。


「え・・でも。。」


可菜は、戸惑うと、


「あ。じゃあいいよ・・番長、本当にダメなの!?」


官は、上目遣いで、可菜の顔を覗きこむ、


可菜は、


(え・・・え?めっちゃ近い・・やめて!)



官が、あまりにも、カッコよすぎて


「い・・いいよ?」


と言ってしまった。


「よっしゃぁ~!番長さん!ありがと!」


官は、万延の笑みを浮かべながら言った。


たしかに、このカッコよすぎさは、彼女がいてもおかしくないかな・・


と思うほどカッコ良かった。


掃除が終わった、5時間目の事。


隣の席の、円堂快が、話しかけてきた。


「可菜ぁ・・ここの問題分かんない・・」


パーカの帽子の裾を引っ張りながら言った。


「え・・・と・・ここは、さぁ・・・・」


可菜は、恥ずかしながら、もごもごと言う。


そう!可菜は、快のことが好きなのだ。


出会いは、5年生の時だった。


まだクラスになじめてない可菜を、優しくしてくれた。


友達づきあいが、すくなかった可菜も、たくさん友達が、できた。


そのおかげで、好きになったのだ。


背がとても小さくて、サッカーが大好きで、優しくて・・・


とても、もてる快なのだ。


快は、偏見もないし、誰にでも優しい、かっこいいし、スポーツ万能、


ときには、かわいいし・・


とっても、もてる快なのだ。


けれど、可菜は、少しずつ、官に惹かれて行ってしまっている。


大好きな、快と、官。


どっちとも、本当に好きなのだ。


けれど、可菜は、二股が大の嫌いなのだ。


そういう自分がいると、とてもイライラしてしまう。



可菜は、いつも、官をあきらめなきゃ・・と、思っているが、日に日に、


官への、好きという気持ちが、膨らんでいってしまっているのだ。



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