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プロローグ
春の季節――
桜が満開にひらひらと舞っていた。
黒髪の少女、板野可菜は今年から、中学生になったばかりだ。
可菜は忘れきれない思い出がある。
それは、一年、年下の野村官との出会いだった。
可菜は、官がまだ好きで、中学になって、どうすればいいのだろうと悩んでいる。
もう・・・会えないと分かっているのに。会いたいの思いしか出てこない。
もう・・・過去には戻れないのかな。
もう一度、過去に戻りたい。
君に、「好き」と、伝えるために。
めっちゃ前のですwためてました。
ちょくちょく出そうと思います。