表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

主人公とは何か

主人公とは何かそう考えながら生きる人生。

―『俺は主人公にはなれない』―

「ねえ」

「んー?」

「主人公って、なんだと思う?」

そう、俺は友人に問いかけた。

「えー、そうだな。俺は、、」

彼は少し考える素振りをし、こう答えた。

「主人公っていうのは、俺の事だと思う!笑」

俺はコイツが何を言っているのかが分からなかった。もっと主人公は、こんな性格で、運動神経か頭がよくて、とかそういう答えが来ると思っていたからだ。

「それは、どういう事?」

「つまり、俺は俺の人生を生きている!他人にどうこうされる筋合いはないし、俺が思った事、感じた事それらはめっちゃ尊重したいって事!」

そう自信満々に主人公が自分だと言える頭が羨ましい。

「ふーん。なるほどね。」

「あ!絶対分かってないやーつ!」

「分かったから。お前の考え聞けて良かったわ。」

「お前が良かったならじゃあ俺も良かった」

「はあ?笑」

そんな他愛もない会話をした1ヵ月後にコイツは死んだ。

事故だったらしい。信号無視をした車に轢かれたんだとか。故人の仲良かったやつとして葬式にも呼ばれたが、俺は行かなかった。

いや、行かなかったではなくて、行けなかったのだ。俺は、仲良かったやつが死んだ事が受け入れられなかった。だって、1ヵ月前まで、いや、、一昨日まで話していたのに受け入れろと言われても受け入れられるはずがなかった。

【俺は、もう、誰も失いたく無かったのに。】

立ち直れる気さえしなかった。だが、立ち直らなかったら俺の1番仲の良かった死んだコイツが許さないか、笑、、、。泣くのもな、許して、くれない、よな、お前は、、。

この後俺は、我慢したが目が腫れ、赤くなっていた。

俺は、幼い頃に母さんが事故で死んだ。今回と同じように信号無視をされてだ。俺は、身近な人が急に居なくなる辛さを幼い頃に知っていた。だからこそ、俺は身近な人を失いたくは無かった。

でも、くよくよ、なよなよしてもしょうがない。

俺は、コイツのように自信満々に自分の事を主人公とは言えないが、コイツが生きれなかった残りの人生を天国に行ったお前に注意される事のないよう、主人公を満喫してやる。

君にとって主人公は、なんだと思う?

君はどのポジションだと思う?

ヒロイン?主人公?それとも、、?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ