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子供が犯人?!まさか…

作者: 天川裕司
掲載日:2025/10/14

初めまして、天川裕司です。

ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。

また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。

どうぞよろしくお願い致します。

少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。

サクッと読める幻想小説です(^^♪

お暇な時にでもぜひどうぞ♬


【アメーバブログ】

https://blog.ameba.jp/ucs/top.do


【男山教会ホームページ】

https://otokoyamakyoukai.jimdofree.com/


【YouTube】(星のカケラ)

https://www.youtube.com/@%E6%98%9F%E3%81%AE%E3%82%AB%E3%82%B1%E3%83%A9-v5x/videos


【ノート】

https://note.com/unique_panda3782



【YouTubeドラマにつきまして】

無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、

お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。

基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。

創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪

出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬

でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、

どうぞよろしくお願いします(^^♪




タイトル:(仮)子供が犯人?!まさか…


▼登場人物

最上裕子もがみ ゆうこ:女性。35歳。翔太の母親シングルマザー

最上翔太もがみ しょうた:男児。小学校1年生。犬好き。

進藤しんどう さとる:男児。小学校2年生。翔太の友達。極めて無口。

●警官:男性。37歳。「こんな犯人がどこにでもいる」というイメージを持たせたかったので、敢えて名前は設定しません。不特定多数の印象です。本編では「警察」「警官」「彼」等の代名詞で記載しています。


▼場所設定

●裕子の自宅:戸建て住宅のイメージで。翔太の部屋は2階。


NAは最上裕子でよろしくお願いいたします。

(イントロ+メインシナリオ+解説=3599字)



イントロ〜


皆さんはこれまでに、警察に捜査を依頼した事はありますか?

そんな事件に見舞われた事はありますか?

今回は、家の中で起きた事件にまつわる意味怖のお話です。



メインシナリオ〜


私の名前は最上裕子(35歳)。

小学校1年生の息子・翔太を1人で育てるシングルマザーだ。


翔太にはいつも一緒に遊んでいる智君という友達がいた。

でも私はその智君に対して余り良い印象を持っていない。


なぜなら、智君はいつも無口で何を考えているのか分からず、愛想もなく、時々私の顔をじっと見てきて…何か少し不気味な感じがするからだ。

もともと人と話すのが苦手な子。


裕子「いけないいけない、こんなこと考えちゃ!」


ト書き〈事件発生〉


翔太「うはは♪やめろやめろよ〜ペロぉ♪そんなに顔ばっかり舐めるなって」


智「……」


今日も智君がウチに来て翔太と遊んでいた。

ウチには愛犬ペロがいる。

翔太の相棒で、智君も時々一緒に遊んでくれていた。


でもその日の夕方…


ト書き〈2階から翔太が降りてくる〉


翔太「うわーん!お母さーん!ペロがぁ〜ペロが死んでるぅ〜!」


裕子「え?!」


翔太と智君はさっきまで外で遊んでおり、

そして2階へ上がった途端、

翔太がそう叫んで飛び降りてきた。


ペロはいつの間にか翔太の部屋に上がっていた。

そのペロが死んでいたのだ。


裕子「ちょ…ちょっと、どう言う事これ!なんでこんな事になったの!?」


ペロはまだ2歳。

寿命で死ぬなんて事は絶対あり得ない。


翔太「うわーん!」


裕子「…智くん…?」(疑いの眼差しで)


疑うように智君を見た途端、智君はパッと身を翻し、

そのまま2階から降りてウチを出て行った。


裕子「ペロこんなふうにしたの智君じゃないの…?あんた家に帰ってすぐトイレに行ってたわよね?先に智君が2階に上がったわよね?あんたがトイレから出て2階に上がったら、ペロはもう死んでたんでしょ?智君の横で…?」


私は在らぬ疑いを智君に掛け、翔太にそう問い詰めていた。


翔太「違うよ〜!智君はこんなこと絶対しないよ!」


何度訊いても翔太はそう言う。


裕子「…そう。ごめんね、母さんが悪かったわ…」


そうは言うものの、ベロが死んだ事は事実。

これをどう説明付ければいいのか?

私には解らなかった。


翔太はペロの事をずっと可愛がっていた。

親の贔屓目もあるが、翔太はこんな事をしない。

疑わしいのはやはり智君になる。


その疑いが晴れなかった私は…


裕子「いい翔太?もう智君とあんまり遊んじゃダメよ」


翔太「え?どうして!」


裕子「どうしても!お母さんの言う事が聞けないの!?」


翔太「…」


ト書き〈数日後〉


とは言っても、子供の日常的な行動を全て監督するのは不可能だ。

翔太はやっぱり公園や家の外で智君と引き続き遊んでいる。

私の目を盗んでは、智君の家に行ったり学校で遊んだり、

時には自転車で遠出したりしていた。


裕子「ふぅ。…まぁ遊ぶなって言っても無理か。翔太も遊びたい盛りだし、何と言っても智君は幼馴染だしね。引き離すのはちょっと可哀想かな…」


ト書き〈またペットを飼う〉


翔太「うははぁ〜ロン〜♪今日もいっぱい遊ぼうなぁ〜♪」


翔太のっての願いでまたペットを飼った。

ペロと同じく小型の座敷犬。


裕子「あんまり遠くに行っちゃダメよ」


翔太「わーかってるって!ほらロン!行くぞ〜」


智「…」


また翔太は智君と一緒にロンを連れ、

外を散歩しがてら遊びに行った。


ト書き〈事件発生〉


そして帰ってきてから智君も一緒にウチで夕飯を食べた。


ロンはずっと翔太の部屋にいる。

翔太、智君と一緒に遊んでいたようだ。


そして翔太がふいに降りてきてキッチンでジュースを飲んでいた時…


智「あの…もう遅いから…帰るよ」


とあとから降りてきた智君は言い、帰っていった。


ゲームを付けっ放しだったのを思い出してまた2階へ上がる翔太。

その時…


翔太「う、うわぁ〜〜!ロン!ロンがぁ〜!お母さーん!」


裕子「え?どうしたの!」


2階へ上がって見ると、今度はロンが血まみれで死んでいた。


裕子「きゃああ!!」


1度ならず2度も愛犬が死ぬ。

「これは普通じゃない!」

そう思い私はすぐ警察に通報した。


通報してからもう1度部屋に上がって気づいたが、

2階の窓際の床に、大人用の靴跡があった。


ト書き〈捜査〉


警察「…と言う事は、智君がまだ2階に居たという事ですね?」


裕子「え、ええ…。翔太が先に2階から降りてきて智君がまだ部屋に居て、きっとその時にロンが殺されてたんだと思います…」


警察「ふぅむ。だとすると、智君に少し事情を訊く必要がありますねぇ」


翔太「違うよ!違う!智君は絶対そんな事しないよ!」


警察「うん。おじちゃんもそう信じてるよ。でもだからこそ智君にちゃんとお話を聞いて、智君が絶対してないって事を証明してあげなくちゃ。ね?」


翔太「…」


裕子「あ、それと窓のそばに、大きな靴跡があったんです。何か泥で汚れているような感じで、多分大人用の靴だと思います…」


警察「靴跡?」


裕子「ええそこに。…え?あれ?」


さっきまで確かにあった靴跡が消えていた。


その後、智君は暫く警察から事情聴取を受けていた。

智君の両親も心配そうに見ている。


でも智君は、ずっと沈黙したまま。

一言も話さず、事情聴取は終わってしまう。


ト書き〈数日後〉


裕子「いい翔太?今は絶対に智君と遊んじゃダメよ。分かるわね?」


翔太「…うん」


あんな事があった後だからか、

翔太もいつになく素直だった。


でもそれから数日後。

また翔太が、

「どうしてもペット飼いたい」

「愛犬が欲しい」

「相棒が欲しい」

と言い出した。


翔太は一人っ子。

智君と遊ばなくなってから、1人で遊ぶ事が多くなった。

もともと人見知りをする子。


本当は飼いたくなかったが、

私は翔太の為にまた新しく犬を1匹飼ってあげた。


翔太「ポチ〜♪お前だけはずっとそばにいてね♪ずっと一緒だよ」


ト書き〈事件発生〉


しかしそれから1週間も経たない内に事件が起きた。


翔太「うわぁ〜ポチぃ〜!」


裕子「ど、どうしてまたこんな事に…!」


翔太と2人で買い物から帰って部屋を見ると、

留守番していたポチが血まみれになって死んでいた。


ト書き〈捜査〉


警察「猟奇的殺害の可能性があります。おそらく犯人はこの界隈に住んでいる者で、また犯罪を繰り返す可能性があります。少しでも身の周りで不審な事が起きたら迷わず警察に連絡して下さい」


裕子「でもそんなの、何か起きてからじゃ遅いわよ!私の家の中で3度も事件が起きてんのよ!こんな形で!アンタたち警察は一体何してんのよ!!」


警察「奥さんどうか落ち着いて。警察も万能じゃありません。…分りました。もし何かありましたらこちらに電話して下さい。これは私の携帯番号です」


警察「私は毎日この地区をパトロールしています。だから、警察が到着するより早いでしょう」


ト書き〈奇妙な出来事〉


そして翌日の夜。

信じられない事が起きた。


裕子「だ…誰よ…こんなこと書いたの…」


(置き手紙の内容)

今まで猫を殺したのは警告だ。

今度は人間を殺してみたい。

裕子…今度はお前だw

お前の恐怖に引きつる顔が見てみたい


翔太「ぼ、僕じゃないよ!そんなこと書く訳ないよ!」


その置き手紙のようなメモは私の机にあった。

まるで子供が書いたような字で、クレヨンで書かれてある。


私は恐怖しながら何度も翔太に問い詰めたが、

その都度、翔太は、

「自分じゃない!」

ときっぱり否定した。


その夜。

翔太を寝かしつけた後、

私は貰ったあの携帯番号に電話してみた。

すると、クローゼットの中から着信音が鳴った。



解説〜


はい、ここ迄のお話でしたが、意味怖の内容に気づかれましたか?


今回はラストの場面に注目すると、

意味怖の内容も簡単に解ったでしょう。


そう、犬を3度も殺し、裕子と翔太を恐怖のどん底に突き落としたのは、

あの警官でした。

窓際の足跡も彼のもの。

証拠隠滅の為、彼が自分で消していたのです。


彼は既に裕子の部屋に何度も侵入しており、

翔太と智の目を掻い潜り、タイミングよく犬を殺していました。


そしてじわじわと、

裕子を恐怖のどん底に突き落とそうとしていたのです。


何故こんな事をしていたのか?

そう、今回の意味怖の恐怖はもう1つ、この点にありました。


それは「動機の無い殺戮」。

「理由も無く興味本位で殺したい」

と言うサイコパスの気質。


別に彼は裕子に恨みを持っていません。

興味本位で裕子を脅し、責め立て、ゆくゆくは殺そうとしていたのです。


そんな彼の携帯音がクローゼットの中から聞こえました。

つまり部屋に彼が居るという事。

さてこの後、裕子はどうなったのでしょう…。


動機の無い殺人

理由の無い殺戮

興味本位のサイコパスによるその言動


よく「愉快犯」という言葉を耳にしますが、

彼らの内の何人かもこのような動機から、

犯罪を起こす可能性があると言われます。


興味本位の殺戮がどれほど恐ろしいものか…。


裕子や翔太だけでなく、現代社会に住む我々も同じように、

こんな悪夢に悩まされているのではないでしょうか。


少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。

サクッと読める幻想小説です(^^♪

お暇な時にでもぜひどうぞ♬

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