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秋の長夜

 薄雲越しに注ぐ玲瓏な月明かりが、冬に向かって冴え渡る空気が、暖かだった時間と、悲しかったことと、そんなものばかりを想起させて、掻き立てて、抱えた空虚と喪失感が輪郭を持って、ありありとその存在、或いは無存在を感じざるを得なくて、何度も殺した筈の「愛されたい」が五月蝿く喚いて暴れ出して、だから、だから、秋は嫌いだと、そう昔から言っているのです。





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