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「にんむかんりょー♪これよりきかんするっ!」(トワ視点)

「きゃーん!か〜わ〜い〜ぃぃ〜っ♡」


「ぇぅ!?お、おかあさんっ!?」



おかあさんが『そういってみて?』(※サブタイトルのセリフ)とわくわくしたおかおでいってきたから【けーれー】?とゆぅのをしながらいってみせたらおかあさんにだきつかれてなでなでされた〜♪

なんだかわからないけどうれしい!!わぁ〜い♪



「うん、マリィってたまに何言ってるのか分からなくなるね。」


「えー?ラグは嫌??」


「うん?マリィが楽しそうなら構わないよ。」


「好きっ!!」


「返事おかしくない!?」


「~♪」



おかあさんとおとーさんがたのしそうだと、スーもうれしいな♪

だから、おとーさんにもぎゅ〜ってするの!



「おとーさん、スーもおとーさんだいすきだよ!」


「え、あ、うんありがとう!?」


「なぁに?照れてるのラグ〜♪くすくすっ♪」


「し、仕方ないだろ!?

やる事やってる訳だし、いつかは子供が………とは思っていたとは言え、いきなり娘が出来て戸惑ってるんだよこっちは!?」


「でも満更でもないでしょ?

お・父・さ・ん・♡」


「からかわないでくれないかお母さん!?」



うんうん♪だいすきなふたりがなかよしでスーはたのしい!!

スーはおとーさんのてをつかんで、はんたいのてでおかあさんのてをつかんだ!



「え、何この子かわいい。」


「くっ…!なんだろ、無性に頭なでたいし甘やかしたい…!!」


「えへへー♪」



やっとあえた、スーのおかあさん……おててがあったかぁい……♪

おとーさん、っていうのはまだスーにはよくわからない。

けど、ラグおとーさんもあたたかい……♪


そんなふたりにつれられて、スーはもりをあるいていく………

いままではこわかったけれど、いまはスーのおかあさんとおとーさんがいるからこわくない!



「あ、敵だ。

【アイスランス】ッ!!…【砕けろ(ブレイク)】ッ!」


ドスッ!パァァンッ!



「あっちからも来たね〜……【レイスナイプ・トリプル】〜!【貫け(ピアース)】〜っ!」


カッ!タタタァンッ!



スーのおかあさんとおとーさんはつよい!

あんしん♪



「ふぅ………なんだろ、帰りの方が魔物に遭遇(エンカウント)する事が多い気がする。」


「おとーさん、だいじょぉぶ…?」


「ん?これくらいならまだまだ平気さ。心配いらないよ、トワ。」


「うー……



おとーさんはそういってやさしくわらってくれたけど………スーはやっぱりふたりがたおれるのをみたくない…………あ、そうだ♪



「なら……

『かのものに、たいりょくのかごを』!【スタミナセーブ】!

『けんろーなるしゅごをここに、われらをまもれひかりのたて、げんえいによりてきをまどわせ』!【シェルター】!【げんえいよ(ミラージュ)】!

『かけよしっぷう、しゅんそくのかごをここに、かいひのちからをあたえたまえ』!【ドッジアップ】!」


「「えっ!?」」


「ふぅ〜♪これでもっとあんしん♪

あ、おかあさんちょっとけがをしてるよ?

『いやしのひかりよ』!【ヒール】!」


「回復魔法まで!?えっと………【鑑定】っ!」


「ぇぅ…?」



なんでおかあさんはあわててるの?

そんなおかあさんは、スーのことをしばらくみつめてから、おとーさんのほうをみたの。



「【スライムの聖女】…………?

ラグ…………この子、職が【聖女】だよ!?」


「は!?魔物が!?」


「それだけじゃない………多分、こっちは後天的なのかもしれないけど、【剣聖】も持ってる………!」


「【剣聖】!?エトワール公爵令嬢の職か!」


「多分そうだと思う…!

トワちゃんはクリスチーヌ様を同意の元で取り込んでるし………職を引き継いでいてもおかしくないよね?」


「あ、あぁ………だが、魔物が【聖女】の職を持つなんて聞いた事が無いぞ!?」



うん……?

なんでふたりともびっくりしてるの??


※【スライムの聖女】とは?

清らかな心と身体を持つミミックスライム・ブルー(︎︎♀)の聖女。

全治癒魔法を使用可能、自身の身体を食べさせる(飲ませる)事で病気の治療が可能、その身体は薬の材料足り得る、存在そのものが薬であり救い。


自身が愛し合う者との性交渉によりこの職は【スライムの治癒神】へ格上げ。

その場合は身体の薬効が強化され、【あらゆる病を治す体液】を獲得。


勇者以外に強姦された場合はこの職が剥奪され【スライムの治癒師】へ格下げ。

その場合は身体の薬効を失う。


ちなみにミミックスライム・ブルーの身体はソーダ風味。

薬を包んで飲みやすくしたりも出来る。



(むぅ……どこまでも勇者(笑)に有利な設定なのがむかつくなぁ〜……トワちゃんを性処理道具にされたら…お母さんブチギレちゃうかも〜………)



あれ…?おかあさんのおかおがこわいよ…………?

それに、なんだかおめめもこぁぃ……………



「……もしかして、スー、わるいこ…?」


「いえ、そんな事はないわよ?」

「違うよ、そんな事は思ってないよ。」


「………ほんと?」


「トワちゃんはお母さん達が信じられない?」


「うぅん……


「だいじょぶ、トワちゃんはわたしの可愛い娘だよ。

いいこいいこ♡」


「んへへ〜♪」



もとのやさしいふいんき(※)にもどったおかあさんはいつものやさしいえがおであたまをなでてくれる………

きもちいい、おむねがぽかぽかする…………



〈【精神絶対防御・家族】を習得しました。〉

※エトワール、マリィ、ラグがその場に揃っている限り、3人は精神系状態異常にならない。

(耐性貫通・耐性無効スキルも無効化して防ぐ)

洗脳・催眠・魅了等により操られたマリィとラグの状態をエトワールが触れる事で解除可能。

(エトワール自身の精神系状態異常はマリィかラグが声をかける事で解除可能。)


…?いまのおこえはなんだろぉ…?まぁ、いっかぁ………



「おかあさぁん……♪」


「なぁに?トワちゃん。」


「だいすきぃ〜…♪」


「わたしも大好きだよ、トワちゃん♡」



〈【母の加護/召喚転移(たすけておかあさん!)】を習得しました。〉

※エトワールはマリィを任意で召喚可能、更にマリィに対する死亡する威力の災厄(ダメージ)・即死攻撃を無効化する。

マリィはエトワールの居場所が感知可能、感知はエトワール側でのみ任意解除可能。


あれぇ…?また??

んぅ………まぁいっか♪




ちなみに、トワのセリフにある、【ふいんき】は仕様なので誤字ではありません。

【ふんいき】が正しい言葉ですがトワの設定上(まだ幼女)な為の言い間違いですので指摘されても修正致しませんので悪しからず。

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