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9.スキルって何?

読みに来て下さりありがとうございます。

☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

朝食後は、リビングに移動をしてティータイム。

この世界の人は、ティータイムが好きねぇ〜。

サラに聞いたら……

アーリーモーニングティー……起き抜けの一杯。

モーニングティー……朝食後〜10刻ごろ。

           (ランペイル家では、週末だけ)

アフタヌーンティー…15刻ごろ。

アフターディナーティー…夕食後。

まっ、私もお茶は大好きだから、嬉しいわ。


グレイの淹れてくれる紅茶は、とても美味しい。

そして、飲むとなんかホッとするし、身体がかるくなる。淹れ方にコツでもあるのかしら?

紅茶があるんだもの、探したら緑茶もありそうねぇ。製法が違うだけで、同じ茶葉だもの。


ちなみに、今日は、無の日らしい。

前世でいうところの、日曜日。

だから、お兄様たちは学院がお休み。

普段、お兄様たちは学院の寮で生活をしていて、週末だけ家に戻って来ている。


【王立学院】

10才から18才まで、国内の貴族、平民全ての子供達が通う義務がある。全寮制の学校。ただし、子供が既に職を持っている場合のみ、必要に応じて通学する。基本的に自宅学習で、通信制の学校のようなものだった。

学院内では、貴族も平民も平等な為、クラスは学力診断にて分けられる。

10〜13才は、一般教育として算術、歴史、地理、魔術などを学ぶ。

14〜18才は、専門知識を学ぶ為に各々希望する授業を受ける。

    魔術科…魔術師、魔道具師など魔術関係

    騎士科…騎士、冒険者など剣術関係

    文官科…文官、商人など上記以外



小学校から高校までの全寮制で、一般教育や専門分野を勉強するところなのねぇ。平民も平等って素晴らしいわぁ。


「ところで、ジョアン。スキルを確認したかい?」

お父様が話し始める。

スキルとは、なんぞや?

「スキル……ですか?」


まず、確認の仕方、知らないんだけどねぇ。

「えぇーと、どうやって確認するのですか?」

「あぁ、そうか。教えていなかったね。【ステータス】と言うと、自分の情報がわかるんだよ」


「わかりました。えっと【ステータス】」



 [ジョアン・ランペイル]


《状態》

   健康


《属性》

   無


技術(スキル)

   サーチS

   ストレージS

   リペア

   ファーストエイド

   アクア

   ドライ

   アシスト




「……。」

何かいっぱいでたわよ?

「どうだい?スキルは表示されたかい?」

「……はい。何かいっぱい出ました」

「ん?いっぱい?」

「はい。7個。」


「「「「「っ!!!!!」」」」」

アレ?みんな固まっちゃった…。

グレイまで?

「なっ、7個。み、見せて貰えるかい?」

「お父様、どうやれば見せられるのですか?」 

「あっ、【ステータス オープン】で見せられるよ。試しに、ほら【ステータス オープン】」

すると、お父様のステータスが見ることが出来た。


-------------------------------------------------------------

 [スタンリー・ランペイル]


《状態》

   寝不足


《属性》

   火


技術(スキル)

   サーチ

   ストレージ

   セルフヒール

----------------------------------------------------------------


「あっ、見れました。ん?あれ?」

スキル、3つしかないわよ。

「ジョアンも見せてくれるかい?」

「はい。【ステータス オープン】」


「本当に、7個だな」

「まぁあ」

「す、凄い」

「やっぱり、スキルも面白いなー」

「っ!」


そんなに驚くことなのかしらねぇ〜。

1人、失礼な事言ってるけどねぇ。

でも、どんなスキルなのか気になるわねぇ〜。2番目の孫と、ゲームで魔物を狩ってた私にとっては。あっ、今、思い出したけど、来週からランキングイベントあったじゃない!やりたかったわぁ。


82才にして、料理を食べること作ること大好き。16人ダンス&ボーカルグループにハマる。お笑いも大好き。格闘技も大好き。スマホもAIも使いこなす。アニメも漫画も大好き。ラノベも読む。流行りのゲームもやる。

なかなか、一般的なお年寄りではなかったが、本人はただ新しい物が大好きで、やりたい事をやっているだけだった。

『やらないで後悔するより、やって後悔した方が良い』と『なるように、なるでしょう』が口癖な、ポジティブ思考なおばあちゃんだった。



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