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コミカライズ連載中【WEB版】享年82歳の異世界転生!?〜ハズレ属性でも気にしない、スキルだけで無双します〜《第11回ネット小説大賞 金賞受賞》  作者: ラクシュミー


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192.春のパン祭り

ようやく書けました。春のパン祭りの開催です!!

※お皿は当たりません。

学院が春季休みに入り、お兄様たちが屋敷にいる。

これは、春のパン祭りの開催じゃーー!!


バンッ。「たのもーーー!」

「「「「うわっ。」」」」

「ジョアンちゃん、扉は優しく!」

ケンさんに怒られた。

「はーい。」

「返事すりゃ良いと思ってるっすよね?」

「なっ!?そ、そんな事思ってないよ?べ、ベンったら、嫌だなあ。」

「ジョアンちゃん、目が泳いでるっすよ?」

「ま、まあ、そんなことは置いといて、パン祭りやろう!」

「置いとくんだ……。」

アーサーは呆れ顔だ。

「で、パン祭りってなんすか?」

「えっとね、色々な惣菜パンを作るの。」

「「「「惣菜パン?」」」」


惣菜パンを知らない4人に説明していく。

「うっわ、考えただけで美味そうっすね。」

「でしょ〜?カレーパン、あんぱん、クリームパン、ソーセージパン、コーモロコシマヨネーズ(コーンマヨネーズ)、ベーコンチーズ。他にも色々あるよ?」

「わ〜、悩む。」

「ともかく、共通して必要なパン種を作ろう。」

「「「「おー。」」」」

5人で大量のパン生地を作った。

パン生地を休ませている間に作り方を説明する。上手く説明できるか不安なので、イラストを描きながら。


「まずは、カレーパン。生地を円形に伸ばしたら真ん中にカレーを置く。このカレーは少しだけ水分を飛ばしておくの。煮詰めるとかでね。今日は時間短縮のため私のドライでやるけど。のせたら半分に折ってしっかり包みまーす。そのあと溶き卵を付けて、パン粉つけて揚げたら完成。」

「揚げるのか?」

「うん。焼きカレーパンも良いけど、私は芳ばしいから揚げる方が好き。あっ、チーズを一緒に入れても美味しいよ。」

「おおー、それは絶対美味い!!」

「あとは、1つだけ激辛にするとかね。罰ゲーム的な?」

「あっ、面白そう。でも、絶対当たりたくない。」

うんうんと皆んな頷く。


「次、あんぱんはこの前作った餡を入れて焼くだけ。クリームパンはカスタードクリームを入れて焼くだけ。」

「はい!」

アニーが手を挙げる。

「はい、アニー。」

「カスタードクリームってなんですか?いつものクリームとは違うんですか?」

「あれ?知らない?卵と牛乳で作るの。」

「わからないです。知ってます?」

アニーがケン達を見るが、皆んな首を横に振る。

「そっか、じゃあカスタードを作ろう。その前に、ソーセージパン、コーモロコシマヨネーズ(コーンマヨネーズ)、ベーコンチーズは、普通に焼き上げたパンに具材をのせて追加で焼くだけ。」

「ピザトーストみたいな感じ?」

「あーそうそう。そんな感じ。」

一通りの説明をして、カスタードクリームを作る。


「材料は、卵黄、牛乳、砂糖、薄力粉。まず卵黄、砂糖をボウルに入れ、白っぽくなるまでしっかりと混ぜる。そこに薄力粉を入れて、軽く混ぜる。混ぜすぎると粘りが出ちゃうから、粉が見えなくなるくらいでOK。そしたら、沸騰直前まで温めた牛乳を少しずつ加えるの。全部混ぜたら、こしながら鍋に移す。

その鍋を中火にかけて、沸いてくるまではさらりとした状態だからゆっくり混ぜて大丈夫。温まってきて木ベラが少し重たく感じたら、混ぜる手をスピードアップしてね。 全体的にとろりとしてなめらかになってくるから。もったりとした状態になれば完成。これ以上熱が入らないように、氷で鍋を冷やして粗熱を取ったら冷蔵庫へ。」

「火にかけてからは、目が離せないわけだな。」

「うん。かき混ぜ続けないといけないからねー。という事で、作ってみまーす。」

「あー、じゃあそれ見るのは料理長とアニーでいい?俺とベンでパン成形して焼いとくから。」

「ありがとう、アーサー。じゃあ、カレーと餡とクリーム入れるパン生地はストレージにしまっておく。」

「了解。」


パンのいい匂いがしてきた頃、作ったカスタードクリームが冷えた。そしたら、もちろん味見タイムだ。

「「うっま。」」「これは、美味いな。」

「ん〜、いつものクリームよりこっちの方が好きですぅー。」

「これをパンの中に入れたらクリームパン。カスタードクリームは他にもお菓子に使えるんだよ。」

「へぇ〜、それは気になるな。これだとパンケーキの上にのせるだけでも良いかも知れないな。」

「あー、料理長。それ絶対美味いやつですぅー。」


その後、皆んなでカレーパン、あんぱん、クリームパンを成形した。あんぱんの上には、ちゃんとごまをのせる。

ソーセージパン、コーモロコシマヨネーズ(コーンマヨネーズ)、ベーコンチーズは、焼いて冷ましておいたパンに切れ目を入れて具材をのせ、焦げ目がつくぐらいに焼く。ソーセージパンには、私が密かに研究を重ねたケチャップをのせる。

「そのトメットソースって、この前あーでもないこーでもない言いながら作ってたやつっすか?」

「うん。ケチャップっていうの。……はい。」

ストレージから、揚げたてフライドポテトを出してケチャップを添える。

「相変わらず、ジョアンちゃんのストレージは食べ物ばっかですねー。」

「し、失礼な。他にも入ってるよ。タオルでしょ、ブランケットに布団に枕。あっ、あと洗面器。」

「は?なんでそんな物を?」

「え?いつ野営しても良いように。」

「いやいや、だとしたらテントも必要っすよね?」

「あっ、そっか。じゃあ、今度入れとこう。」

「ベンの馬鹿。余計なこと言ってんなよ。」

「いや、だって……悪い。」


「さ、あとはカレーパンを揚げれば完成。」

「スープはどうします?」

「ん〜ミネストローネにしよう。」

「了解っす。……で、それなんすか?」

「あれ?作ったことなかったっけ?トメット味の具沢山スープ。タマオン、キャロジン、ジャガト、ベーコンを賽の目切りして、皮を剥いて潰したトメットと鶏ガラスープで煮込んで味を調えたらば完成。」

「なるほど。じゃあ作っちゃいましょ。」

「皆んなでやれば、あっという間だ。」


固形か顆粒のコンソメがあれば、他のスープも簡単なんだけどなぁ〜。そう言えば昔、誰かが作り方ネットでアップしてたの見たわねぇ。野菜とベーコンをミキサーにかけて、水分を飛ばすって……今度やってみようかな。確かハーブが必要って言ってたから、後でトム爺の所に行かなきゃな。






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