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コミカライズ連載中【WEB版】享年82歳の異世界転生!?〜ハズレ属性でも気にしない、スキルだけで無双します〜《第11回ネット小説大賞 金賞受賞》  作者: ラクシュミー


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101.元魔物討伐団のレディース軍団

ーーー応接間にて。


アフタヌーンティータイムの少し前、元魔物討伐団の()()()()()4人が屋敷を訪れた。

お祖母様より、魔物討伐団経験者の女性たちとお茶をする事を聞いたのが、モーニングティータイムの時だった。

「は、初めまして、ランペイル家が長女、ジョアン・ランペイルと申します。本日はお忙しいところ申し訳ありません。宜しくお願いします。」

きれいなカーテシーで挨拶をする。


「あらあら、緊張されなくて宜しくてよ。私達、スタンリー副団長とマーガレット副師団長のお子様に会えて、とても嬉しいんですのよ。しかも、女性騎士の憧れのリンジー様にも会えるなんて…年初めから幸運ですわ。

あら、ごめんなさい。挨拶もせずに…(わたくし)は魔物討伐団に所属しておりました、オリビア・ヨシーク公爵夫人よ。宜しくね。」


(わたくし)は同じく、魔物討伐団に所属しておりました、エマ・リバークスです。どうぞ宜しくお願いしますね。それにしても可愛らしいうえに礼儀正しいお嬢様ですわ。」


「えぇ、本当にそうですわね。(わたくし)も魔物討伐団に所属しておりました、イザベラ・アダムズと申します。宜しくお願いします。」


(わたくし)も、元魔物討伐団のソフィア・タウンゼントです。この様なお茶会に参加できて本当に嬉しく思います。リンジー様、ありがとうございます。」


挨拶も済み、お祖母様が話を切り出す。

「皆様、お忙しいところお呼びだて致しまして本当に申し訳ありません。本日お招きしたのは、ここにおります孫のジョアンが将来魔物討伐団に入りたいと申しまして、是非とも皆様に女性目線の魔物討伐団をお聞きしたかったからですの。あっ、ナンシーもこちらにおいでなさい。」

ナンシーは私の隣に座る。

「それで、私達にお声がかかったのですね。…わかりました。お嬢様は何を聞きたいのですか?」

「魔物討伐団は実力主義だから誰でも入団は出来ると聞きました。それは女性でも同じですか?」

「えぇ、魔物討伐団は実力主義ですわ。魔術、武術、諜報など優れていれば入団出来ますよ。もちろん入団した後も、ほぼ毎日厳しい鍛練がありますけどね。」

と、オリビア。

「現在、魔物討伐団に女性がいないのは、その鍛練が厳しいと言うことでしょうか?」

「そうですね。今の鍛練がどのようなものかはわかりませんが、私達の時は体力、持久力などを鍛えるために重しを着けて演習場を走ったり、男女混合での打ち合い、野営訓練では夜中に先輩達が魔物の代わりに奇襲をかけて、咄嗟に行動出来るかなど訓練しましたわ。」

と、エマ。

「夜中に奇襲ですか?」

「えぇ、魔物は夜でも活動してますからね。その為に見張り役を交代で行うんですが、これも男女関係なく行います。」

と、イザベラ。

「ですから、女性だからと言って優遇されることはありません。でもその分、実力さえあれば身分に関係なく誰でも団長や副団長、その下の隊長になれるんですよ。そこにいるナンシーのようにね。」

と、ソフィア。

「えっ?ナンシー?」

「そうですよ、お嬢様。ナンシーはその当時、隊長の1人でしたよ。確か、今の副団長も平民の出でしたわよね?」

と、オリビア。

「そう。ジェイコブよ。入団した時は、ヒョロヒョロでよく走った後に、疲れて倒れたり吐いたりしていたわよねぇ〜。」

と、ソフィア。

「そうそう、野営訓練では見張り中に居眠りをして顔に落書きされていたわよね。ふふふっ、懐かしいわぁ。」

と、エマ。

「ジェイコブが副団長ねぇ〜。大丈夫なのかしら?団長は誰だったかしら?」

と、イザベラ。

「えぇ〜と、誰だったかしら?ナンシー、わかる?」

と、イザベラ。

「はい。ルーク・ジョンソン様にございます、イザベラ様。」

「あっ、そうよ。ルークだわ。あの泣き虫ルーク。懐かしいわねぇ〜。あの子、よくナンシーに怒られていたわよね。」

と、イザベラに言われてナンシーは苦笑いをする。

さすがに元同僚とは言え、仕える屋敷の大奥様であるお祖母様の前では昔のように振る舞えない。

それを察してか。


「お話の途中でごめんなさい。ちょっと用事を思い出したので、少し離れますね。皆様はこのまま旧交を温めて頂いて構いませんので。ナンシー、あとはお願いね。ジョアン、皆様に失礼のない様にね。」

と、お祖母様は応接間を去って行った。


「「「「ふぅ〜…。」」」」


「うふふっ。憧れのリンジー様の前で粗相をしないように緊張したわ。」

と、オリビア。

「ホントよね〜。でも、さすがリンジー様よね?昔も今も、変わりなく美しく綺麗だわぁ〜。お話し出来るなんて夢……あっ、ごめんなさい、ジョアン様がいらっしゃるのに…。」

「うふふ、私のことは気にしないで下さい。普段通り、いえ魔物討伐団の時の様に話して構わないですよ。もちろんナンシーもね。その方が皆様と仲良くなれそうだし、それに裏話とか聞けそうじゃないですかぁ〜。あっ、私のことはジョアンとお呼び下さい。」

「じゃあ親しみを込めて、ジョアンちゃんと呼ぶわね。で?正直な事を聞かせて欲しいんだけどジョアンちゃんは何で魔物討伐団になりたいの?」

4人は先程リンジーからは聞いたが、ずっと気になっていた。辺境伯の令嬢であるジョアンが、なぜ魔物討伐団に入りたいのか。


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