『寿司三昧の、進路肯定』・・・『詩の群れ』から
『寿司三昧の、進路肯定』・・・『詩の群れ』から
㈠
寿司三昧だって、どれだけ贅沢なんだ、だろうだ?
決定的証左にはなるまいが、カタカタ音のする部屋に居て、何も矛盾を感じないことのほうが、不思議さ。
㈡
そうだな、それは、憂鬱なる神の権化の言語からくる、内的衝動だろう、だろうだ。
そうさ、寿司三昧も、一定期間から、一生に一度は、そんな時も、在っていいんじゃないか。
㈢
そして、その寿司三昧は、自己の進路を肯定してくれるよ。
え?
㈣
寿司は寿司でも、刺身の寿司だけでなく、巻き寿司も入るからね、人間人類、それにビックリなんだよ。
そうか、贅沢に見えて、贅沢ではない、安定の巻き寿司で、我々も、俺もお前も、庶民だろ、だろうだ。