表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
路上にて~たぬき三昧~  作者: 蓬莱刹那
序 いいものひろった
1/6

趣味と実益

子供の頃の記憶。

今でもホイルキャップを見ると・・・・


年末年始とゴールデンウィーク。

家族旅行といえば車だった。

北は北海道から南は九州まで高速道路を使って。


昭和の頃は今と違って高速道路上は大渋滞。

完全に車が停止するなどめずらしくはなかった。

少し動いては停止。また少し動いては停止の連続。

そんな渋滞中のささやかな娯楽がホイルキャップ拾いだった。


手順はこうだ。

まず、追い越し車線を走行する。

中央分離帯を父がサーチしながら走行。

車が完全に停止すると同時に車からダーーーーッシュ。

ホイルキャップを拾って車に戻る。

時には2つも3つも落ちていることがあった。


そんなものを拾っても普通はどうにもならないが、

家業が自動車屋なので、趣味と実益をかねていたのかもしれない。


ホイルキャップのその後の行方について、私は何も知らない。















ホイルキャップのその後の行方について知らないと書いた後。

母にホイルキャップのその後についてきいた。


私:ねぇ、拾ったホイルキャップってどうしてたの?

母:そりゃ売れるものは売ったよ。


はははっ。。。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ