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溺愛の花  作者: 一朶色葉
番外編
15/16

小ネタ集②

生存確認でupした小ネタを詰めたやつ第2弾です。サイトにあげたものをちょこっと手直ししたもの。


前回更新からかなり間が空きましたスミマセン。

拍手小話第3弾の改稿がまっっったく終わらないのでこっちを先にあげます。


キスの日&抱き枕小ネタ。時系列前後します。

両方とも小ネタの文字数じゃなくなってますので(特に抱き枕小ネタは5000字近い)、お時間あるときに暇つぶしにでも。


P.S.かっこいいヴィスタはいません。


※キスの日小ネタ


 ウォズリト=ハルバンにとって、ヴィスタ=ノスコルグという男は要警戒対象である。

 何をやらかすかわからない。何を言い出すかわからない。過去には、出入口を自身の体でしっかり塞いだ上で、魔力なしに魔力を持たせたいとかいう思考回路を疑うような無茶をウォズリトに振ってきた前科があるのだ。

 ヴィスタ=ノスコルグの何が厄介かと言えば、人並外れた魔力量に加えて魔術も噛んでいるところである。魔術に関してはウォズリトが教えたも同然だから余計にタチが悪い。

「……開かんな」

 ガチャガチャとノブを何度も上下させ、ウォズリトは眼鏡を外して眉間を揉んだ。得意の解錠技術をもってしても扉が開くことはなく、多少荒っぽいが魔力増量魔術で増強した魔力で空気砲をぶつけてみてもうんともすんとも言わない。

 ウォズリトは内包する魔力量が人並み以下であるから、魔術で一瞬だけ増量した魔力はもうほとんど残っていなかった。

(この感じ……明らかに僕が先日改良した魔術が作用しているな。無理矢理壊せないということは十中八九術を仕掛けたのはヴィスタ=ノスコルグか……)

 懐から取り出した眼鏡拭きでレンズを拭って再びかける。同時に、ため息が唇をついて零れた。

 ウォズリトが先日改良した魔術というのは、端的に言えば罪人を閉じ込めておくためのものである。出られる方法はただひとつ。与えられた条件を満たせばいい。

 もちろんのこと、罪人を捕らえておくための術だから、生半可な条件が与えられるはずがない。当人にとって困難を極める試練が与えられる。

 ひらひらとどこからともなく現れた蝶が頭上を舞う。再び、ウォズリトの口からため息が漏れた。解術条件のお出ましである。

 ついと腕を伸ばして蝶に触れた途端、それは封筒に変わった。苦い顔で中をあらため、見覚えのある耳飾りにさらに渋面を作る。通信用の魔術具だ。

「ヴィスタ=ノスコルグ。まずはこの暴挙の理由を聞こうか」

 耳につけるなりそう切り出せば、向こう側で小さく笑った気配がした。

『試運転だよ。耐魔力を調べるためにも俺で試すつもりだったんだろうけど、たまには自ら体感したほうが効果がわかるんじゃないかと思ってさ』

「……、何故今なんだ」

『何か不都合あったか?』

「魔力詰まりを起こしたファイ殿がいる」

 さすがに何か思うことがあったのか、通信用魔術具の向こうで相手が黙った。

 しばらく間を開けて、いささか申し訳なさそうな声が耳に届く。

『それは素直に謝る、悪かった。まさかピッキング見舞い中だとわ思わなかったからさ。ファイ殿、どんな感じだ?』

「術符で落ち着いて眠っているところだ」

 そう、ウォズリトは今現在、ファイの寝室にいる。

 術が作用するのが対象のいるひと空間なわけだから、隣にあるキッチンに行くことすら出来ない。

 そしてさらに最悪なのが、この魔術、空間に複数人いる場合を想定していないためにどういった条件がくるのかわからないのだ。術の作用している範囲にいる人間すべてを対象に含める場合、ウォズリトだけではなくファイにとっても達成困難な条件を突きつけてくる可能性がある。

「……君から解術できないか?」

『改良した本人だからわかると思うけど、一度魔術展開したら術者の手を離れるタイプの魔術だろ、これ』

 つまりは仕掛けた本人にもどうにも出来ないということ。

「…………言ってみただけだ」

(術者側から解術できるよう改良するべきだな)

 軽い頭痛を覚えてこめかみをぐりぐりと押したウォズリトは、覚悟を決めて封筒の中から紙を取り出した。不幸にも巻き込まれたファイができるだけ関係ないような解術条件であることを願うだけだが、こういうときに限って願いは無情に打ち砕かれるものである。

 開いた白紙に浮かんだ文字は簡潔に。


 ──口付けて己の心を示せ。


「馬鹿なのか」

 思わず口をついて出た言葉は、ウォズリトの感情を簡潔に表していた。

 恋人でも、婚約者でもない。ウォズリトとファイはただの同期である。

 嫁入り前の、しかも寝入っている相手に何をさせるつもりなのか。起こしたとしてもこの状況をどう説明すればいいものか。いっそのこと起こさない方が余計な混乱をさせずに済むのかもしれない。

 ヴィスタとの通信はいつの間にか切れていた。

 しんとした空間で、ウォズリトは珍しく途方に暮れる。解術しなければ出られない。出られないということはずっとこの空間にふたりだけということだ。

 すぅすぅと穏やかな寝息を立てるファイの寝顔を寝台の端に腰掛けて眺める。

 以前に、同じように魔力詰まりを起こしたファイに「恋をしていた」と言われたことがある。告白も同然なそれは、「していた」という過去を表す響きが残酷で、夢うつつのファイにそれを告げられてからウォズリトがとった行動といえば聞かなかったことにすることだった。

 彼女が話したのは過去のこと。ならば今のウォズリトには関係がなく、これから先をどうこうするほどのことでもない。

 ──けれど。

(僕が、どう思っているか……)

 無意識に伸びていた指が寝台に広がる白金の髪に触れた。いつかのようにさらさらと手触りのいいそれを楽しみながら、ゆっくりと唇を寄せる。

 解術された気配はない。

 ウォズリトは目を伏せて、身を乗り出した。髪の次に唇を寄せるのは、髪と同色の長い睫毛が縁取る瞼。閉ざされたそこに一瞬だけ触れ、次に手首をとった。

 とくとくと小さく刻まれる脈にゆるりと唇が弧を描く。魔力詰まりでろくに眠れていなかった彼女の眠りは深く、触れても微動だにしない。人形のようにくたりと力をなくしている肢体に触れる罪悪感とともに、抱いてはいけない背徳感が背筋を駆け上がった。

 ──髪、瞼、腕、手首。

 ウォズリトが彼女に抱くものは、彼女が過去に向けていてくれたらしい“恋”などという生易しいものではない。同じ“好意”でも、女である彼女と男のウォズリトとではそこに伴うものが違う。

(君が、僕と同じものを僕に返してくれることはないのだろうな)

 自分と“同じ”であってくれたら、と願わずにはいられない。


 最後に手のひらに唇を落としたとき、静かな解術の音がした。




******




※抱き枕小ネタ



 ヴィスタに脅威が訪れたのは、とある昼下がり。久しぶりに妻と休日が重なり、街に繰り出したときのことだった。

「……抱き枕、買おうかな」

 照りつける日差しから逃げるように入った雑貨店でふいに落とされたその一言に、ヴィスタは物色していたマグカップをあやうく取り落としそうになった。

 聞き間違いか、と目を向けた先で、彼の最愛の妻──ルレインが思案気に目を伏せている。右手は積み上げられた猫形の抱き枕の間に埋まっており、時折感触を確かめるようにふにふにと動いていた。

 固まったまま固唾を呑むヴィスタに気づかないルレインは、ついには一抱えほどの大きさがある抱き枕を抜き取って胸に抱え始めてしまう。

 彼女の腕の中で僅かに形を変える黒猫の、青とも緑ともつかない湖水色のとぼけた目が、抱え直した拍子にこちらを向いた。ほどよくフィットしたのか、表情の乏しい彼女の琥珀の眸が満足そうに細められる。


 ──捨てられる。


 割と本気でそう思った。

 だって普通のクッションならともかく、抱き枕である。寝具のひとつで、用途は言わずもがな抱いて寝る一択。夜、彼女を抱きしめて眠りにつくヴィスタからしてみれば、かなり由々しき事態だ。

 自分と彼女の間に収まる抱き枕。さらに言うなら、彼女が抱きしめるのはヴィスタではなく抱き枕である。邪魔以外の何ものでもない。

 だから彼は、阻止するべくしれっとした顔で、ルレインの腕から抱き枕を抜き取った。つるつるとさらさらがほどよく調和した枕は、非常に腹立たしいことに、触り心地がいい。

「買うの?」

 取り繕ったつもりだったが、思いの外ムスッとした声が出た。枕を取り上げられたルレインは、きょとりとヴィスタを見上げ、ぱちぱちと瞬きをする。

「うん? 冷感なんだって。抱き心地いいし、ひんやりするから今の季節にちょうどいいかなと思ったんたけど、……ダメ?」

「ダメ」

「なんで?」

「枕が入る隙間はない」

 たとえば彼女との間に邪魔な枕を置かないとして、それだと枕を抱える彼女を後ろから抱えることになる。何が悲しくて枕ごときに彼女から抱きしめられる権利を奪われなければならないのか。顔も見えなくなるし、いいことが何ひとつない。やはり論外だ。

 きっぱりとそう一蹴したヴィスタに、今度はルレインがムッとする番だった。

「寝台はそんなに狭くないでしょう。このくらいの大きさだったら入るよ」

「ダメ。入る入らなじゃなくて入れないから」

「なんで。ここ最近暑いし、これからもっと暑くなるよ。これがあれば少しは快適でしょう。なんならふたつ買ってそれぞれで使えばいいんだし」

「はぁ?」

 ドスの効いた声が出た。ヴィスタがルレインを抱きしめて寝るという前提すら覆す提案に、渋面を作る。だが良くも悪くもヴィスタと付き合いが長い幼馴染でもある彼女は、それだけでは怯まない。

 それどころか、いい提案だと言わんばかりに積まれた枕の山の中からもうひとつ枕を引っ張り出した。

「寝苦しさも少しは緩和されるだろうし、いいことづくめでしょう。何がそんなに不満なの」

「君に抱きしめられるそいつの存在」

「……抱き枕なんだから抱いて寝るのは当然の用途なんだけど」

 だから不満なのだ。ヴィスタは目を据わらせる。

 結婚して離婚して結婚して、ようやくなんのわだかまりもなく一緒にいてもらえると思った矢先に、殿下の護衛という名の他国への牽制役として国外出張になり、ヴィスタの堪忍袋の緒はすっかり脆くなってしまっている。出張中は当然彼女と触れ合えなかったし、復縁したばかりなのに一ヶ月も一人寂しく一人寝を強いられた。

 それなのに帰ってきたと思えば抱き枕ごときに彼女の隣を奪われそうになっている。これで怒るなというほうが無理だ。

 しかしながら、ヴィスタは妻に心底甘かった。抱き枕の存在は気に食わないし、とぼけた目も腹立たしいが、ルレインが欲しいというのを彼は拒絶できない。

 しばらくじと目で睨み合った後、ヴィスタは嘆息してルレインの腕から枕を抜き取る。抵抗するように一層抱き枕を強く抱きしめて背中を向けられたのには少し落ち込んだが、鍛えている彼にしてみればルレインの抵抗なんてそれこそ子猫がじゃれているようなものだ。

 容易く奪って会計に向かった。

「わかった」

 ──要は、睡眠時に寝苦しくなければいいのだ。


***


「それで、本当に買ったのか」

 話を聞いていたウォズリトから上がったのは、僅かに驚嘆の入り交じった声だった。

 抱き枕に嫉妬するヴィスタには触れない。むしろ、妻のことになると極端に心が狭くなり暴走しがちなヴィスタが、抱き枕を許容したことが意外だった。

 事の始まりは、貸し出していた魔術書を返しにウォズリトの研究室を訪れたヴィスタが、「三日前、ルレに捨てられそうになってちょっと喧嘩したんだよね」という言葉足らずにも程がある発言をしたことにある。

 度肝を抜かれたウォズリトはついその盛大な釣り針に引っかかり、過去の研究書を読む手を止めてヴィスタの話を聞く体勢に入った。──まさか話の内容が、深刻さとはかけ離れたものだとは思わずに。

 とは言っても、ヴィスタのルレインに関する話が深そうに見えて深くないのはいつものことだ。つい一週間前なんて、唐突に飲みに誘われたことを訝しんで理由を聞けば、「深い事情があって」という前置きのもと、特に深くもなくむしろ浅い事情を語られた。それに比べれば今回のことなんてまだ深いほうである。

 抱き枕に居場所を取られてさぞ不機嫌だろうと思っていたヴィスタは意外にも、ウォズリトの問いにけろりと答えた。

「買ったよ。欲しいって言ってたし。……一回も使わせてないけど」

「は?」

 寛大と呼べるかはわからないが、一応の寛容さは見せたのかと思えばこれだ。何言ってんだこいつ、というウォズリトの視線を意にも介さず、ヴィスタはすらりと脚を組み替える。そして悪びれずにこう言った。

「暑くて寝苦しいからって欲しがったわけだから、暑くなければいいんだろ?」

「待て」

「わかったとは言ったし買いはしたけど、使っていいとは言ってないからな」

「……、おい」

「今は寝室のインテリアになってる」

「たった三日でか!? いやその前に抱き枕の意味わかってるか!?」

 少しは寛容になったかと感心した数分前の自分を殴りたい。冷静に対処しようと努めただけ褒められてしかるべきだ。

 声を荒らげるウォズリトに、ヴィスタは思い出したように「あ、違う」と訂正を入れた。

「初日の一時間ぐらいは使ってたかな。寝室を氷漬けにする勢いで室温下げたから、冷感のあいつはすぐ捨てられてたけど」

「……」

 もはや呆れて何も言えない。ただの抱き枕をあいつ呼ばわりしてる時点で、かなり敵視しているのが丸わかりだ。

「…………一応聞くが、水晶は温度と密度感知で室温は自動調整するようになってるはずなんだが、術式をいじったのか?」

「まさか。城の備品勝手にいじって始末書とかさすがに笑えない」

 寮の部屋に備え付けの室温調整用水晶は、あくまでも貸与されているだけであって支給されているわけではない。さすがにその分別はあるか、とほっとしたウォズリトだったが、水晶の術式に一切触ってないとなると考えられるのはあとひとつ。そのことに気づき、頬が引き攣った。

「まさか一晩中魔力を稼働させてるのか……!?」

「うん、そう」

 あっさりと返ってきた肯定の言葉に頭痛がした。水属性の魔力持ちでありながら水のみにとどまらず水の変態を操るこの男は、寝ながら魔力を動かしているという。睡眠中も問答無用で動き続ける心臓を始めとした内臓とは違い、魔力は動かすだけで体力を消耗する。つまり、まったく休めていない。

「……ヴィスタ=ノスコルグ。君、実は馬鹿だろう」

「心外な。魔力を操るのは得意なんだよ。慣れればなんてことない」

「なるほど、これが馬鹿と天才は紙一重というやつか……」

「違うと思う。というかこうするのが最善なんだよ。事実魔力操作なんて慣れてるし、負担はない。何より部屋が冷えるとルレが擦り寄ってきてめちゃくちゃ可愛い」

 真顔で何を言い出すかと思えば惚気だ。ヴィスタの体調を心配していたウォズリトは一瞬で馬鹿らしくなって白けた目を向けた。コア=ミグリオンを始めとする騎士団を脳筋集団だと称しておきながら、ヴィスタもヴィスタでなかなかに脳筋である。

「……抱き枕を排除するためにそこまでやるとは……いささか大人気なくないか?」

「子ども相手じゃないんだから大人気もなにもないだろ」

(なるほど、たしかに……いや、枕相手に何をしてるんだこの男)

 妙なところで正論を繰り出してくるヴィスタの言い分にあやうく納得するところだった。下手すると子ども相手よりタチが悪い。

「ところでさ、ウォズリト。抱き枕使わないか?」

「は?」

「つい勢いでふたつ買ったんだけど、俺は端から使う気なかったしルレも今は使ってないしで、クローゼットでかさばってるんだよ」

「寝室のインテリアになっているという話はどこにいったんだ? 仕舞われるの早くないか?」

「で。ウォズリトが使うなら譲ろうかなーって思ったんだけど、どう?」

「どうと言われてもな……」

 抱き枕を使ったことのない身からしてみれば、正直微妙なところだ。今まで必要性を感じたこともないうえに、大の男が一人寝で猫の形をした枕を抱えているのを想像するとどこか苦い気持ちになる。

 普通の抱き枕ならまだマシなんだが。そう言えば、ヴィスタは心底呆れたような顔をした。

「誰に見られるわけでもないんだし気にするだけ無駄だろ」

「それはそうなんだが」

「無地の枕より猫だろうがなんだろうが顔がついてるほうが一人寝の寂しさも緩和されなくもないはずだろ?」

「嫌に婉曲的な物言いだな。余計なお世話だ」

 顔をしかめるウォズリトに悪戯っぽく笑ったヴィスタの長い指が、おもむろにスルスルと宙に陣を描き始める。見覚えのある形にウォズリトが眉をひそめると同時に、陣に集ったヴィスタの魔力が淡く発光した。──召喚の魔術だ。

 そこに無造作に腕を突っ込んで取り出されたのは件の抱き枕で、そのまま流れるように押し付けられたそれをつい受け取ってしまったウォズリトは、何気なく見やった顔を思わず二度見した。

 汚れが目立ちそうな白猫の、丁寧に刺繍された目は落ち着いた深い緑色。それもただの深緑ではなく、上から下へと濃淡がつけられている。

「その眸、気に入っただろ」

 白猫の目を凝視したまま動かないウォズリトは、ヴィスタが音もなく立ち上がったことに気づかない。ついでに、その口元がまるで悪戯っ子のようににんまりと弧を描いていたことにも。


「──そのファイ殿(・・・・・・)、大事にな」


 まさかその半年ほど後、魔力詰まりを起こしたファイの部屋で、魘されて眠る彼女の細腕に抱かれた自分と同色のとぼけた目に頭を抱えることになろうとは、このときのウォズリトは思いもしていなかったのである。

 そして、まるで追い打ちをかけるようにその部屋に閉じ込められることになることも、彼はまったく、想像だにしていなかった。



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