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ドラゴンさんの子育て日記87

8/25 本日6話目

 新聖暦899年 流月の一日


 王都から戻る時に寄り道した。

 川に寄った。楽しかった。

 子供達がはしゃいでいた。


 新聖暦899年 流月の四日


 川で遊んだ後、巣に戻った。

 巣に戻るとほっとする。やっぱり巣は楽しいし、好き。


 新聖暦899年 流月の八日


 王都から戻って我らは少しゆっくりしている。

 そういえばこの前、王都で聞いたのだが制服はあともう少ししたら頼んだ方がいいらしい。

 今頼むと子供達が大きくなる可能性があるからって。子たちの制服姿とても楽しみである。


 新聖暦899年 流月の十日


 来年には子達も学園に入るのか。寂しいようで、嬉しい気持ちでいっぱいだ。


 新聖暦899年 流月の十二日


 今日はラオと一緒に街をぶらぶらした。

 街の人たちが色々と物をくれた。最近よくいろんなものをくれるのだが、何でだろうか。嬉しいが。

 そう思っていたらラオに言われた。なんか長2号が我のおかげで幸せになれた~とか言っているらしい。我は何も長2号にしていないというのに、何故だろうか。まぁ、色々もらえるのは嬉しいが。


 新聖暦899年 流月の十四日


 子達が街の子供たちと一緒に遊んでいる。楽しそうにしていていいな。あのハーフエルフの子供も一緒に遊んでいた。皆で楽しそうに遊んでいるのを見ると嬉しい。

 母親エルフは感激していた。


 新聖暦899年 流月の十六日


 今日は本を読み漁っていた。王都に行ったときに本を買ったりもらったりしたのだ。とても楽しい。


 新聖暦899年 流月の十九日


 ルアノとラビノアがお散歩に行くというのでついていった。ついてこなくていいと言われたが心配なので勝手についていったのである。だって我が子達に何かあったら我は悲しいから。

 ルアノもラビノアと一緒にお散歩するのは楽しかった。はぁー、愛いものだ。


 新聖暦899年 流月の二十四日


 我は今日は色んな想像をしてた。我が子達が将来どうなるのかって想像だ。なんか想像するだけでも楽しくなった。

 眠っている我が子達の頭を軽く撫でながら、これからも元気でいて欲しいと願いを込めた。


 新聖暦899年 流月の二十八日


 ルアノとラビノアとシノウールと一緒に今日はのんびりしながら、過ごしてた。子達が教えてくれた人間社会の話はちょっと面白かった。ミカガネから教わったことを我に教えてくれるのだ。

 得意げに教えてくれる子達は愛いものだ。


 新聖暦899年 守月の一日


 去年は学園都市に向かったが、今年は街でのんびりする。街で過ごすのはいつも楽しくて仕方がない。

 来月には竜の祝祭があるからそれがとても楽しみだ。我、毎年竜の祝祭を楽しみにしているのだ。


 新聖暦899年 守月の六日


 2号の兄と妹から手紙が届いた。2号の妹も学園に入学して苦労はあるが楽しんでいるようだ。

 子たちも知り合いがそんな風に楽しんでいるってことで学園への楽しみももっと湧いているらしい。まぁ、大変な部分もあるみたいだけど。

 でも2号の兄と妹の手紙を見て楽しそうな我が子達を見ると嬉しい。


 新聖暦899年 守月の十一日


 愛い愛い。ってしか出てこない。

 だって我が子達は愛いのだ。竜の道場の剣舞に参加したいらしい我が子たちは混ぜてもらうことになったのだ。

 我が子達の剣舞の練習見るの凄く良い。だって愛いのだ。あとかっこよさもある。我が子達はなんて最高なのか。


 新聖暦899年 守月の十五日


 ラオも我にかっこいいと言われたいとか言って、竜の祝祭で劇に出るのを交渉してきたらしい。ラオ、いつもかっこいいからそういうの気にしなくていいのにと思うが、劇のラオみたいので我は喜ぶ。


 新聖暦899年 守月の十八日


 母君と父君がやってきた。

 来月、子達が剣舞に参加するのを聞いて駆け付けたらしい。母君と父君も楽しそうで何よりだ。

 我も子達の晴れ舞台を思うと楽しみで、わくわくしてたまらない。


 新聖暦899年 守月の二十日


 子たちは剣舞の練習に出かけてしまったのでラオとのんびり街を巡った。

 劇を見たりするのもやっぱり楽しい。何よりラオが隣にいてくれるのも嬉しい。我は幸せ者だ。

 夕方に迎えに行ったら子達は「上手くできた」と喜んでいて愛いものだった。


 新聖暦899年 守月の二十二日


 今日は見に行った劇の情報を整理していた。なんか見たい劇あるなら言ってくれればやってくれるって劇場の連中が言ってたので、どの劇をやってもらおうかというのを考えているのだ。

 我のお願い聞いてくれるの優しいと思う。

 うずうずしながら我は選んでいた。そしたらシノウールがこれがいいと一冊の本を差し出してきたので、それも劇場の連中に頼もうと思った。

 


 新聖暦899年 守月の二十六日


 竜の祝祭、ライラは来れないらしいがきんきらきんとイラフとドーランは来れるらしい。残念だ。しかし、イラフとドーランがこれるのは嬉しい。

 なんかきんきらきんは仕事で竜の祝祭に来るらしいのだ。

 あと長2号の番の関係者も結構来る予定らしい。またにぎやかになりそうで嬉しい。



 新聖暦899年 守月の二十九日


 劇場に希望を出しに行ったら今度の劇に使ってくれるって言ってた。竜の祝祭の劇には流石に間に合わないらしいけど、そのあとにやってくれるって。

 シノウールも目を輝かせていた。我も楽しみ。




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