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ほしいもの6



「うーん」


泉には、不満そうな12歳くらいの人間の子供が映っている。

白い短髪に、青い瞳。

色白で、体もひょろひょろしてて、あんまり強くなさそうだ。

もう少し、格好良くても、良かったんじゃないのか?


文句を言っても仕方がない。


ある程度確認すると、ぼくは家に戻った。

扉を開けると


「やあ、お帰り」


双子も含めて、みんなでお茶を飲んでいた。


「一緒に、お茶会をすることになったんだ」


拍子抜けするくらい、主はご機嫌だ。


「そうなんですか?」


『お茶会には』


『オキャクさんが多いほうがいいデショ』


「誰が客なもんかい」


苦虫をかみつぶしたように、主はしかめ面をつくった。

この二人と話す時だけ、主の雰囲気は少し変わるような気がする。


『そうだね』


『アタシたちは、キョウダイ、みたいなものだしね』


くすくすと笑いながら顔を見合わせる主。


「否定は、しないよ」


はあ、とため息をついて主はぼくに手招きする。


「ほら、おいでよ。

ぼくは、みんなでお茶するのが好きさ」


テーブルには、ぼくが積んできた花が飾られていた。


「ありがとうございます」


それから、ぼくたちはみんなでお茶会をした。

主がお茶を入れてくれて、ぼくはそこに花びらを浮かべた。


なざだか、懐かしく、温かい時間。


ー誰かと飲むお茶は、好きよー


あの人の言葉が、少しだけ頭をよぎる。

そうだ、今夜は、もう一度お茶の葉っぱを持っていこう。



こいし こいしと泣くあの人に会いに行こう。



それが、約束だから。
























































































































◆◆◆


こいし かなし



こいし こいし



忘れてしまった




あなたが

恋しい


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