生命の起源
生命の起源 (お題 パンスペルミア)
「まあ、つまりだ。パンスペルミア説を分かり易くすると、こういうことだ」
生物教師の吉川聡は教壇の机の上に置いてあった地球儀を床に下ろすと、おもむろに服を脱ぎ始めた。生徒たちがざわめく。
「おい、ちょっと何やってんだよ」
学級委員長の松坂進が声をあげた。教師は下着を脱ぎ、生まれたままの姿になった。女生徒は目を瞑り、悲鳴をあげる人もいた。山田昭雄はスマホを取り出して撮影を始めた。これはきっとYoutubeの良いネタになると思った。
「最近起ちが悪いので、時間が掛かると思います。少し待ってくださいね」
吉川はおちんちんをシゴき始めた。かなり雑な扱いだった。半起ちですでに立派なそれがこれ以上大きくなりそうな気配があることに一部の生徒たちは驚いた。松坂は席を立ち、吉川の奇行を止めに向かった。
「止めろよ。頭おかしいのかよ」
「こ、これはパンスペルミアを説明する上で大事な模擬実験なんです」
吉川は右手でおちんぽこを捏ね繰りながら、左手で松坂を押し退けた。今度は山田が席を立った。
「つまんねーだろ松坂。ネットにアップするんだから最後までやらせてあげろよ」
「お前、何で撮ってるんだよ」
松坂と山田は水と油の様な関係だった。マヨネーズは水と油が混ざって出来たものだが、乳化する関係という意味ではない。二人は仲が悪かった。
「おおお、素晴らしい。授業を録画するなんて先生感激です」
吉川のおちんこが脈動し、真の姿を現した。息子には後光が差していた。
「なんで撮られて興奮してんだよ」
「で、出る。う、ふぅ」
吉川のちんこから放たれた大量のスペルマが地球儀に掛かった。松坂は精子塗れの地球儀を見て、納得した。
「こ、これがパンスペルミア。あまねく精子」
後日、動画が山田の手によりYoutubeにアップされ、吉川は停職六か月となった。めでたし、めでたし。




