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One!
※作品を読む前に!※
この物語は、作者の妄想の塊であり
不快に思うことがあるかもしれません。
そして、文章がぐっちゃぐちゃです。
それが嫌な方は読む前に引き返すことをお勧めします。
私、田中心。
はっきり言って地味。
瓶底眼鏡にお下げの髪。
そんな私でも好きな人がいる。
――…その人は佐伯健君。
佐伯君は親友の梓音と同じクラス。
佐伯君を始めてみたのは5月のある日の事。
皆、部活が決まって部室に向かおうとしているその時間。
帰宅部の私は、茶道部に入ってる梓音を待っていた。
キーンコーンカーンコーン…
部活動終了のチャイムが鳴り、梓音を迎えに行こうと私は席を立った。
階段を降り、その角を曲がれば茶道部の部室というその時…
ドンッ!
「きゃっ!」
『「ごめんなさい!」』
『ごめんな、怪我しなかったか?』
「あ…はい、大丈夫です・・貴方は大丈夫ですか?」
『ああ、大丈夫だよ。・・っとゴメン、部活の集まりがあるからいくな。
また後日謝らせて?』
「・・はい//」
『じゃあ!』
そういって、颯爽と走って行く彼の背中を、私は見えなくなるまでずっと見ていた――――。