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くのいち妖刀伝  作者: ひろーら


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第六話 修行の成果

登場人物紹介

霧山 カスミ 霧山流師範の娘

氷室 レイ  火炎の忍者

桃田 スミレ 水流の忍者

猿川 アンナ 暴風の忍者

成瀬 シズル 名刀使いの忍者

カナン    村の鍛冶屋

お館パピィ様 霧山流忍術の師範

成瀬師範   シズルの父、都の鍛冶屋

桂木 玄斎  陰陽師

桂木 霊斎  忍術マスター、玄斎の兄

丹波 龍斬  名刀マスター、帝の指南役

アカツキ   都の皇帝


*登場する名称は全てフィクションです。

都が衰退した時、突然現れた魔導師。帝を操り権力を掌握するが、忍者霧山によりその悪事が公表されようとする際、逆に霧山に呪いをかける。

霧山の娘の呪いを解呪する為都に来たレイ、スミレ、アンナであったが、呪いを解く為魔導師を倒すことを知る。

今の実力では勝てないと陰陽師玄斎から言われ、レイ、スミレ、アンナの3人は忍術マスター、シズルは名刀マスターの元へそれぞれ修行に向かう。


龍斬邸に着いたシズル。

「ここが、名刀マスターのいる所かぁ。」

「うむ、誰かそこにおるな。」

「あっ、はい、玄斎様に紹介されましたシズルと申します。」

紹介状を渡すシズル。

龍斬は紹介状を読み終わると、

「そなたの父は残念じゃったな。しかし、お主の刀を見れば、それもまた運命。」

「オヤジの鍛えた刀はどうなんですか?」

「刀には魂が宿るのじゃ。成瀬は名刀を使うより作る方が良かったのじゃろう。」

シズルは刀を見て、

「ここにオヤジの魂が...。」

「魔導師に勝つつもりか。」

「はい、みんなと共に都の安泰を取り戻したいんです。」

「そうか...、まあ屋敷の中に入りなさい。」


龍斬は居間にシズルを案内した。

「して、お主は名刀マスターをどう捉える。」

「刀の使い方が上手いのでは...?」

「よいかシズルよ。名刀は真の使い手を選ぶのじゃ。刀に宿る魂は持ち手を吟味しておる。故に刀に選ばれし者こそマスターへの道が開かれる。」

「つまり、刀の気持ちを捉えろと...。」

「お主の父は捉えるより吹き込む才がある。じゃが、お主には刀を捉える才を感じる。お主が刀を捉えたならば、刀は軽くしなやかに扱えるようになるじゃろう。その時こそ名刀奥義を伝授してつかわそう。」

「名刀奥義...。」

シズルは名刀サザレイシをみつめる。

「この刀を操る...。」


一方大輪境の3人。

「霊斎様、自分の特性を伸ばすにはどうすればよいのでしょうか。」

「みなさん、お持ちの特性は自分を良く知ることから始まります。今までは基本的な忍術だけでしたが、更なる技を出す為には極限まで術を高める必要があるのです。」

「私達は魔導師を倒す為、必ず秘技を覚えないとならないんです。」

「ならば修行を開始致しましょう。」


大輪境で修行するアンナ、レイ、スミレ。龍斬の元で修行するシズル。皆厳しい修行に耐え、遂に秘技、奥義を修得した。


「アンナさん、レイさん、スミレさん。よく厳しい修行に耐え忍術の秘技を修得しましたね。」

「霊斎様のお陰です。ありがとうございました。」

「よいですか。秘技が使えるからと言って魔導師が倒せる訳ではありません。」

「えっ、秘技で倒せないんですか?」

「恐らく各自がバラバラに戦ったのでは勝てません。最初に言った通り、3人の力を合わせ合体技を繰り出すのです。」

「私とレイ、スミレの3人...。」

「ですが...。」

「何でしょうか霊斎様。」

「本当に魔導師を倒すなら、あなた方3人に加え名刀使いのシズルさんの奥義が必要になるでしょう。」

「シズル...。」

「さあ、私も共に都へ行きます。帰る準備をしましょう。」


「シズルよ、よく厳しい修行に耐えたのぅ。」

「龍斬師匠のお陰です。」

「よいかシズルよ。今のお主なら大抵の剣士は倒せるじゃろ。だが魔導師は強い。お主だけでは倒せんのじゃ。」

「どうすればいいのでしょうか師匠。」

「今、桂木霊斎の所で修業しておる3人の忍術使いと力を合わせるしかないじゃろ。」

「アンナ、レイ、スミレ…。みんなと究極の技...。」

「さて、わしも都に行くとするかな。」

「師匠も一緒に戦ってくれるんですか。」

「わしは...、まあ見物でもさせてもらおうかのぅ。」


都、桂木邸。

「玄斎、久しぶりですね。」

「霊斎兄さんも元気そうですね。」

「3人は立派に秘技を修得しましたよ。」

「ありがとうございます、兄さん。」

「ほう、桂木兄弟がいるとはな。」

「龍斬先生。お元気で何よりです。」

「わしは都でこれから起こる時代の幕開けを見に来ただけじゃ。」

「では成瀬の娘も。」

「父の果たせぬ夢を叶えたようじゃ。しかし、これからが本番じゃ。」

「魔導師を御所から引きずり出すには、やはり帝を…。」

「邪な奴に腑抜けにされおって。まあ、仕方ないじゃろ。アカツキは我々で何とかしよう。」


龍斬はアンナ、レイ、スミレ、シズルの4人を呼んだ。

「お主らには伝えておらんかったが、魔導師の名前じゃがな。」

「名前ですか。」

「修行を終えたお主らなら耐えられよう。並の者なら聞いただけで失神するからのう。」

「名前だけで...。」

「それ程強大な奴なのじゃ。今の帝も操る奴じゃからな。」

「それで、魔導師は...。」

「奴はその名前にすら呪いをかける術士。心して聞くのじゃ。そしてむやみに口にしてはならんぞ。」

「はい、分かりました。」

「全ての災いの元凶、この都を貶めた魔導師の名は...。」

「その名前は...?」

「霊幻の魔導師、鉑鋲銀鑁(ばくびょうぎんばん)じゃ。」

「何か聞いただけですが、寒気がしますね。」


第七話(最終話) 予告

ついに霊幻の魔導師鉑鋲銀鑁との最終決戦に挑むアンナ、レイ、スミレ、シズルの4人の忍者。果たしてカスミや霧山の呪いは解けるか。都に平安はもたらされるか。

次回 「くのいち達の夜明け」

いや、ラスボスの名...金ばっか...。

いやはや遂に最終回ですよ。

何か前半後半で別の話みたいじゃん。

ではまた。

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