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くのいち妖刀伝  作者: ひろーら


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4/7

第四話 奇妙な大会の開幕!

登場人物紹介

霧山 カスミ 霧山流忍者の末裔

氷室 レイ  カスミの仲間

桃田 スミレ カスミの仲間

猿川 アンナ 抜け忍、カスミを狙う

成瀬 シズル 闇忍、カスミを狙う

カナン    鍛冶屋

お館パピィ様 霧山流忍術の師範

成瀬師範   シズルの父、鍛冶屋

桂木 玄斎  陰陽師

アカツキ   都の皇帝


*登場する名称は全てフィクションです。

村の鍛冶屋でふざけて妖刀に呪われた忍者カスミ。呪いを解く為レイ、スミレと共に都に向かう。途中抜け忍のアンナを仲間にし、闇忍に襲われ、何と妖刀の真実を聞かされる。


「天下一アホ大会で優勝することさ!」

「そうなんですね、ヤミーさん。」

「はっ?誰がヤミーやねん。アタシゃ成瀬シズルだよ。」

スミレが何か考えてる。

「シズルさん、私達と都に行ってくれませんか。」

「まあ、刀はアンタが持ってるからね。いいよ、案内してあげるよ。」

「かたじけない、シズル殿...。」

「あー、カスミがまたアホになったー。」


都の鍛冶屋に着いた。

「オヤジ、帰ったよ。」

「おお、シズルお帰り。ん、そちらの方々は?」

「霧山のお嬢さんだよ。刀抜いたんだって。」

「まあ、親も親なら子も子だな...。アホは遺伝するのか...。」

「何とかなるかな、オヤジ。」

「何か巷では大会優勝すればとか言われているけど、そんなことある訳ないじゃろ。」

「えっ、呪い解けないの?」

「いや...、そもそもその刀、呪いとか無いから...。」

「オヤジ、これ妖刀じゃないの?」

「だから...、名刀だけど妖刀ではないよ...。」

スミレが前に出る。

「あの...成瀬さん。カスミちゃんは変になっているんですけど。」

「どれどれ...、ふむ...呪いは刀では無く娘にかかっておるな。」

「では、大会に出ても...。」

「意味は無いじゃろうな。」

なんだってー!アタシが誰かに呪いかけられた?

「その術士は分かりますか?」

成瀬師範はじっとカスミを見る。

「わしゃタダの鍛冶屋だから分からん。都にいる玄斎にでも聞くんだな。刀はワシが預かっておく。」


陰陽師、桂木玄斎の屋敷。

「あのー、玄ちゃんいますかー。」

「誰ですか...変な呼び方をするのは...。」

「アタシだよ、玄ちゃん。」

スミレが前に出る。

「すいません、玄斎先生。カスミちゃん呪われているんです。」

玄斎はカスミをじっと見る。

「成る程、アホな呪いがかけられてますね。

術士はレジェンド霧山ですね。」

なにー、パピィが呪いかけたの?

「なっ、何でパピィが...。」

「恐らく、刀を取られないようかけたのでしょう。霧山らしいですね。」

「玄ちゃんはパピィ知ってるの?」

「かつて、霧山は素晴らしい忍者でした。しかし、ある者にはめられ天下一アホ大会で優勝したのです。優勝者に渡される刀には呪いがかけられており、霧山はアホに取り憑かれました。」

「お館パピィ様のアホは呪いだったのね。」

レイが頷く。

スミレが玄斎に向かい、

「それで、その刀は今どうなっているんでしょうか。」

「先程申しあげた霧山をはめた人物が持っています。霧山もお嬢さんもその刀があれば呪いは解けるでしょう。」

「ねぇねぇ玄ちゃん...、そいつ誰?」

「スミレさん...少しカスミさんを黙らせてもらえますか...。」

シズルが困った顔で頼む。

「皆さんでその者から刀を取ろうとお考えですか。」

アンナが立ち上がり、

「やっぱり師範のアホは呪いだったのか。おかしいと思ったんだよ。最初はあんなじゃなかったからね。」

レイもアンナに近づき、

「アンナ先輩、元に戻しましょうよ。」

2人は頷く。

「それで、その人物は?」

玄斎は暫く黙っていたが、

「分かりました。しかし、聞いたら後戻りは出来ませんよ。それでもよろしいでしょうか。」

レイ、スミレ、アンナは互いに顔を見合わせる。意思は固まった!

アンナが玄斎に向かい、

「元より呪いを解く為にここに来たんです。相手が誰であろうと立ち向かいますよ。」

「ならば申し上げましょう。呪いをかけた張本人は...。」

「呪いの主は...。」

「都の御所にいる帝、皇帝アカツキ様ですよ。」

えーーーーー!皇帝なの!

なんで?

アンナが玄斎に向かい、

「どうして皇帝が師範にそんなことを...。」

「あなた方が帝を倒すと言うならお教えしますよ。」

「たとえ誰だろうと師範を元に戻す為ならやりますよ。」

「そうですか。少し長くなりますが、お話ししましょう。」


「かつてこの都は盛大に栄えていました。しかし、いつの頃からか不穏な動きが現れ都は衰退し始めたのです。

そんな折、御所に1人の魔導師が現れました。その魔導師は帝に取り入り次第に権力を増大させたのです。

帝は魔導師に政一切を任せ、御所の奥で暮らしていました。

不審に思った側近が忍者を使い魔導師を調べました。その忍者こそ霧山なのです。

霧山は魔導師の野望を帝に伝え、政を元に戻そうとしました。

しかし、それが魔導師に発覚し、無理矢理大会を開催され、呪いをかけられたのです。

帝は完全に魔導師の操り人形となって、今都を支配しています。

帝の目を覚まさない限り、その裏で暗躍する魔導師は倒せないでしょう。」

「つまり...ラスボスは魔導師なんですね。」

「あやつは手強いですよ。霧山クラスでも立ち向かえませんでしたからね。」

「それでも、倒さなきゃならないんです。」

「あなた方の覚悟は分かりました。では、これから案内する場所で秘技の特訓を行って下さい。今のままでは到底勝てませんから。」

「分かりました。その場所とは?」

「遥か北の地にある秘境、伽藍山の大輪境です。」


第五話 予告

魔導師を倒す特訓をするレイ、スミレ、アンナ。秘境大輪境で秘技を修得出来るか。

次回 「秘境、伽藍山の大輪境」

ちょっと...、マジになっちゃったじゃない。

これからお笑いは無さそうね。

でも...本来こう言うお話しだったのよね。

ではまた。

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