絶対的モブ
4月 入学式
「入学式挨拶、1年中本建斗!」
とうとう入学式も終盤へ入り、入学式の挨拶まで来た。
「この度はこのような会を私たち1年生のために作ってくださりありがとうございました」
俺の名は中本 建斗。今日ここ伊敷中学校に入学をしてきた1年生だ。俺にはかわいい幼馴染がいる。それがあそこにいる橋本 沙紀である。ロングヘアーでさらさらの髪。156cmくらいの少し小柄である。沙紀は建斗と幼稚園の頃からずっと一緒で、親同士も仲が良いのだ。
入学式も終わり建斗は沙紀に話しかける。
「沙紀!」
沙紀は建斗の声を聴きパッと振り返る
「あ、建斗一緒に帰る?」
「うん!そうしよーぜ」
そう話し合い二人で家に向かって帰るのであった。
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山田晴翔。こいつは入学式の時、建斗の左斜め後ろに座っていたthe モブである。
しかしこいつさっき見た橋本紗季に一目ぼれしたのだった。
「晴翔?今日の入学式はどうだったの?仲良くなれそうな子はいるのかしら?」
山田(母)がそう質問をしてくるが晴翔は食い気味に
「おーん」
さっき晴翔は母の話している事はあまり聞いていなかった。そう。晴翔はずっと沙紀のことを考えていたのだった。
「明日の学校楽しみだなぁ」
そう晴翔は考えるのであった。