第81話 二人に話したこと②
アカシックレコードで、ゼロから解説が一気にされました。
ここら辺で一旦世界観の内容などをまとめておこう、と思ってこういう話を作りました。
この解説の話を読んでも、ストーリーは進まないので、別に読む必要はありません。
"今までの世界"について──「第67話 極致」より
『「光と闇は互いに引き寄せ合い、最終的には衝突し崩壊する”運命”にあるのです。この世界の根幹となる二つの特異点が崩壊すれば、それと同時に世界全体も巻き込まれ終焉を迎えます」
「終焉……。なんとかその二つのバランスを保たないと……、世界が……」
「いえ、これは決して変えることのできない運命。それ以前にそもそも、今までに何度もこの二つは衝突を繰り返してきました」
「……っ!」
ゼロの発言に僕は息を呑んだ。
光と闇が衝突すれば、世界は崩壊する。
それなのに、今までに何度も二つが衝突したとはどういうことだ。
もしそれが本当なら、この世界は何度も滅んだということに──
「──そうです、あなたの考えの通り今までにこの世界は何度も何度も終わりを迎えてきました」
「それならこの世界は……」
「この世界は、私が37119609290529回目に創りあげた世界です。この広大に思える素晴らしい世界も、私にとっては脆く儚いものなのです」』
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"ゼロの目的"について──「第67話 極致」より
『「この光と闇がどれだけのものかわかっていただけましたか? この二つのバランスを保ち続け、世界の均衡を保つことこそ──私の到達できなかった極致」』
〇〇〇
"光と闇"について──「第68話 光」より
『「そして光と闇の本質についてですが……それは自然の現象ではなく、ここでは"立場"のことを指します」
「立場……?」
「ええ、神や創造主など、様々な立場がこの世界には存在します。それと同じように、"光"という立場と"闇"という立場があるのです」』
〇〇〇
"光と闇の立場に立つ者"について──「第69話 ルミナス」より
『光の立場に立つ者──ルミナス
闇の立場に立つ者──サイファー』
〇〇〇
"ルミナスとサイファー"について──「第68話 光」より
『「そして、その光と闇の立場にある者。それは、この世界の運命をかけられた者といっても過言ではない程重要な人物──」
「その二人は、一体……」
「教えて差し上げましょう、光に立つ者の名はゼロ……そして、闇に立つ者の名はインフィニティ──」』
『「しかし、今回の世界では違うのです。私は光ではなく、インフィニティ……奴も闇の立場にはありません」
世界の真実に近づいている──
そのなんとも言えない不思議な感覚をひしひしと感じる。
そして、僕は真剣にゼロの話に聞き入った。
「37119609290529回目のこの世界。長い歴史の中で初めて光と闇の立場に君臨する者が変化しました」
「それが誰かをゼロは……」
「ええ、もちろん知っています。……光の立場に立つ者の名は──」
僕はゴクリと固唾を飲み込む。
そして、ゼロの言葉を待った──
「メシア、あなたです──」』
〇〇〇
"ユグドラシル"について──「第69話 ルミナス」より
『ユグドラシル──
それは、"アルカナカテドラル"というミラージュディメンションの中に存在する特殊現実、そこに生きる巨大樹だ。
ユグドラシルは世界が崩壊し、再構築される度に枝を伸ばす不思議な大木。
その育った枝には毎回真っ白な光球と、真っ黒な光球を実らせる。
実の大きさは宇宙ひとつ分に匹敵するほど巨大。
更に、ユグドラシル本体に関して言えば、アルカナカテドラル全体を覆い尽くすほどの大きさだ。
そんな超巨大なユグドラシルが実らせる二つの光球は、光の立場に立つ者、通称"ルミナス"。
そして、闇の立場に立つ者、通称"サイファー"を示している。
ユグドラシルが実らせるその巨大な木の実を観察することで、世界のルミナスとサイファーを確認することができるのだ──』
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