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ディリュージョン・ダン・デスティニー  作者: デスティノ
第3章 メシア編【アカシックレコード編】
80/363

第80話 二人に話したこと①

アカシックレコードで、ゼロから解説が一気にされました。

ここら辺で一旦世界観の内容などをまとめておこう、と思ってこういう話を作りました。

この解説の話を読んでも、ストーリーは進まないので、別に読む必要はありません。

"アカシックレコード"について──「第62話 ゼロ」、「第63話 現実」より



『背景はすべて真っ白で、地面のようなものは存在しているようだ。

しかし、上にも横にもその謎の空間は、永遠と続いている。

真っ白で見えにくかったものの、よく目を凝らせば地平線のようなものを捉えることもできる。

どうやらこの空間は結構な広さなのだろう。』



『「はい。とても簡単に言えば、アカシックレコードとは世界の様子を見守る管理室のような場所です」』


〇〇〇







"ゼロ"について──「第62話 ゼロ」より



『青いスーツを身にまとい、赤いネクタイを付けている。

ここまでは普通なのだが、なんと彼には顔がない。

まるでマネキンのような見た目であった。


さらにはその肌。

色は人間とはかけ離れた、宇宙の風景のような模様。

質感はガラスのような不思議なもの。


人型のガラス容器いっぱいに、宇宙の模様が入った液体をぱんぱんに流し込んだようなそんな見た目。

さらにその者がスーツを身にまとっている──


芸術的というか、神秘的というか……。

なんというか、言葉では到底表せないような、そんな見た目をゼロはしていた。』




『「わかりました。私はゼロ、創造主(そうぞうしゅ)です」

「創造主……?」


聞いた事のないその名前に、僕はオウムのように言葉を繰り返す。


「はい、この世界のすべてを私が創りました。だから創造主、とてもシンプルなことです」』


〇〇〇







"現実(ミラージュディメンション)の構造"について──「第63話 現実」より



『現実には上下が存在していて、それは無限に続いている。

しかし、実はその現実は輪を形成しているため、上へ上へと現実を登っていっても、結局はぐるりと一周してまた帰ってくるだけ。


すべての現実は、下でもあり上でもある。

互いに上下の関係を持ち、影響を及ぼしあっているから、その影響は相殺される。

つまり、僕たちの現実には上も下もないのだ。』


〇〇〇







"ミラージュディメンション"について──「第65話 ハックディメンション」より



『「──現実というのは僕たちの普段いる宇宙、そしてその他にも存在する様々な宇宙をまとめたもの」

「ええ、そうです」

「そして、更にはその現実も無数に存在していて、それらをまとめたのが──」

『ミラージュディメンション』』


〇〇〇







"ハックディメンション"について──「第65話 ハックディメンション」より




『「ハックディメンションというのは、ミラージュディメンションの外側に位置する現実のことです。そこにいる者は、外側からミラージュディメンションに干渉することができます」

「干渉……? ハックディメンションは上にあるわけじゃなくて、あくまで外側にある現実。だから、操作まではできないってこと……?」

「簡単に言えばそういうことです。干渉程度なら神でもできますが、操作するとなると、やはりそれなりの力が必要です」』


〇〇〇







"オリジンの能力"について──「第66話 破壊」より



『「あなたが不思議に思っているこの赤いモヤ。これは彼の能力によるものなんですよ」

「オリジンの能力……? 奴の能力は現実改変能力だったはず……」

「そうです、現実改変能力です。しかし、やはり何でもかんでも改変できる訳ではないんです」


彼は僕の宇宙を拡大すると、再び話し出した。


「彼の能力は、程度や及ぶ範囲が決まっています。その範囲の判断基準こそ──この"モヤ"です。モヤに覆われている範囲が、彼の能力が届く範囲ということ」


薄暗く不気味で、なおかつ紅いモヤが宇宙全体にかかっている。

ゼロの発言が正しければ、すなわちそれはオリジンの能力が届く範囲が宇宙全域である事を示す。』


〇〇〇

読んでいただき本当にありがとうございます!


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