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四季刃舞・春 壱花月 弐花月 参花月 クローバー修行編その2

クローバーが花月を身につけるための修行が始まり1週間が経過していた。

だが、未だコツを掴めず苦悩している。


クローバー「はぁ…はぁ…」


クローバー「(ダメだ…弐花月から参花月への連撃がつながらない。弐から参へ技から技へ

以降する際、僅かに隙ができて遅い。これじゃただ剣を振り回してるだけだ…)」


剣をふるうクローバーをシャンシャンとらんきちが様子を見ながら話す。


シャンシャン「んー…やっぱり難しいかしら?クローバーならイケると思ったのだけれど…」


らんきち「あの娘はこのやり方では花月を会得できない。私がやる…」


シャンシャン「あら?」


そういってらんきちがクローバーの前へ立つ。クローバーが不思議に思い尋ねる


クローバー「あの…どうかしましたか?らんきちさ…」


言い終わる前にらんきちが距離を詰め抜刀。軌道と間合いを読み咄嗟に避けた。


クローバー「わわっ!?いきなり何をするんですか!?」


らんきち「あなたがただ闇雲に剣を振ってる姿をみてあれやこれやと指導するより

実践で体で覚えるほうが手っ取り早い。そう判断したの。」


そういってらんきちが刀を振るう。いきなりの本番、それも殺しにかかってくるらんきちに

クローバーは戸惑いつつも応戦する。


クローバー「(速い!そして強い!攻撃を躱すので精一杯だ…!)」


シャンシャン「(へぇ~…あのらんきちの動きに対応できるなんて…短期間で

かなり成長したわね)」


回避と防御に徹するクローバーにらんきちが喝をいれるかのように攻める


らんきち「壱」


素早い一閃!花月がはじまったことをクローバーは悟る。


クローバー「(まずい!このまま連撃が始まればもう…耐えられなくなる!一か八か、攻める!)」


クローバー「壱花月!」


掲げた剣を真っ直ぐ振り下ろす、その流れと勢いに身を委ねて花月を続ける。


クローバー「弐花月!」


振り下ろした剣を上へ、そのまま右から左へ十字を斬る。そして


クローバー「参花月!」


バツを描くように斬る。弐から参へ繋がったのだ。このことに驚いたのはクローバー本人だった。


クローバー「で、できた!?」


らんきち「そう、それでいい…」


らんきちが納刀しながら話す


らんきち「壱から参までを覚えたのなら次は肆、伍、そして陸を覚えなさい。

壱弐花月までモノにできたとき、あなたはさらなる高みに到達できる…。」


クローバー「はい!」


らんきち「それから…これから花月を会得するならだれかと実践で学ぶこと。

一人で素振りするより早く覚えられるし本番で咲く。」


らんきちはそういってシャンシャンへ指をさす。


シャンシャン「あはは…鍛え方が悪かったかも…なんて…はは」


苦笑いをするシャンシャンに呆れつつもらんきちはクローバーの顔を見て、

一瞬だけ口元が綻んだ。


らんきち「3か月後を楽しみにしているわ…」


自分の成長に期待し背を向けて立ち去る間際、僅かに笑みを浮かべ優しい眼差しをしていた

らんきちにクローバーは少し驚きつつも花月の会得に改めて誓いをたてた。


クローバー「らんきちさん…」


クローバー「残り二カ月と3週間!よろしくお願いします、シャンシャン!」


気合の入った彼女をみてシャンシャンも気分が上がる。


シャンシャン「ええ!がんばりましょ♪」



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