表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
50/59

スラッシュ

8月は暑かったです(;´Д`)

試合開始…すぐに剣と剣がぶつかるかと思いきや

ふたりは向かい合っていた。


スラッシュ「そういえばクローバー、おまえと初めて会ったのは

1、2カ月前だったかね~?あの頃とはまるで別人みたいだよいまのあんた~…」


クローバー「そうですね、それくらい前になりますね。あの時の私はスラッシュの

強さを見抜くほどの力がありませんでした…。今こうして立ち会ってみてわかります。

あなたの本当の強さが。」


それをきいてスラッシュは微笑んだ。


スラッシュ「そうかいそうかい、それはうれしいねえ~。随分早い成長したんだね~。

しかしいいのかね~?この領域にきて…」


クローバーは首を傾げた。


クローバー「どういう意味です?」


スラッシュ「この強さの域に達してる奴等はどいつもこいつも化け物じみてるだろう?

それはクローバーも身をもって知ったはずだよ~?だから心配なのさ…

上ばかり見上げて心が折れて挫折してしまうんじゃないかってねえ~。」


クローバー「ご心配ありがとうございます。ですが私は大丈夫です。

このギルドで騎士として誰よりも強くなるつもりですから。少なくとも

いま、あなたに負けないくらいには。」


スラッシュ「うーん、オレに勝つにはま~だ早いんじゃないかね~?

鉄が斬れる、斬撃を飛ばせる、その程度はスタートラインなんだよねえ~…」


クローバー「その点も大丈夫です。私はもうその位置にはいませんから。」


クローバーが剣を構える。


クローバー「おしゃべりもほどほどにしてそろそろ戦いませんか?

ウチのギルドマスターも私たちが戦うのを目を輝かせて待ってるようなので…」


スラッシュ「そりゃまたお互いさまさ~。こっちのボスもオレが戦って

勝つのを楽しみにしてるからね~。じゃーぼちぼちはじめますか~?」


そういってスラッシュは手裏剣を投げつけた。

クローバーは当たらないよう、左右へ避ける。だが手裏剣の起動がおかしい。

グネグネと曲がっている。これでは自分から当たりに行ってしまう。

クローバーは斬撃を飛ばして手裏剣を叩き落とした。


クローバー「…そういうことですか。」


スラッシュ「おや、もう気づいたのかい~。タネが知られちゃ二度は使えないねえ~」


おちた手裏剣には奇妙な溝があるのと少し曲がっていた。


クローバー「剣士というよりはまるで忍者ですね…」


スラッシュ「…ほう?忍者を知っているのかい~?」


クローバー「ええ、小さな島国に存在する隠密の存在だと。

書物には刀やさっき投げた手裏剣、煙幕などを用い、さらには

火や水を操る忍術というものが存在する、らしいです。」


スラッシュ「こっちの国でいうところの魔法みたいなもんだね~。

そう考えると別に不思議じゃないだろう~?

そもそも忍者は暗殺や情報収集、そして隠密が手段であり目的だからねえ~。

正々堂々と戦う存在じゃないのさ~…」


クローバー「アサシンとは毛色がちがうようで…」


スラッシュ「似たようなもんかねえ~」


スラッシュはそういって斬撃を飛ばしてきた。

クローバーは右へ回避しようとすると斬撃は右へ追いかけてきた。


クローバー「う、しまった!」


スラッシュ「(曲がる斬撃はまだ修得できてなさげだね~。でもそれなら

わざわざ使う必要はなかったかね~。クローバーの成長速度を考えると

この試合中に真似されかねないからね~…。)」


クローバー「ダイヤ!どうしますか?弾きますか?」


ダイヤ「ジャンプして回避することをおすすめします。」


クローバー「了解!」


クローバーは飛んで逃げる。しかしその先にスラッシュが剣を

構えて飛んできた。


スラッシュ「あまいねえ!」


スラッシュとクローバーの剣と剣がぶつかりあう!高速で

剣がかちあった。空中で剣撃しあう。着地と同時にふたりは

距離をとった。

それを見ていたアマテラスが興奮してはしゃぐ。


アマテラス「すごいよクローバーがあのスラッシュと互角に戦ってる!」


アミル「…大したものね。」


リルフ「まさかここまでクローバーが強くなるとはな。」


アリア「クローバーもついにこっちの領域まできたかー!」


ブラスト「おいおまえら!まだクローバーが勝ったわけじゃないんだぞ!?

はしゃぐのはクローバーが勝ってからにしろ!」


ストーム「ん、ブラストの言う通りだね…五分五分じゃダメなんだ。

クローバーが勝ってくれないと。」


ミスティ「そうね、がんばれクローバー!」


ショウ「勝て!勝ってしまえ!」


枯葉「…散々格上たちにコテンパンにされてきたんだ。

スラッシュくらい勝ってもらわないと困るってもんさね…」


スラッシュ「ふう~、こんなに剣を振るったのは久方ぶりだねえ~。

いい運動になるなる。」


クローバー「(シャンシャンやらんきちに比べると剣速は遅いように感じる)」


クローバー「一太刀もあびせることができなかったのはちょっとショックかな…」


スラッシュ「さて、そろそろこいつを使おうかねえ~」


そういってスラッシュが銃を取り出す。

クローバー目掛けて6発撃った。クローバーは飛んでくる弾丸全てを

斬撃を飛ばして打ち落とした。

スラッシュがリロードをする。その隙を逃さずクローバーが

斬撃を飛ばす。


クローバー「クレセントムーン!」


スラッシュ「三日月?」


スラッシュが走りながら転がりながら避ける。飛んでくる

斬撃をひらひらと避ける。そしてリロードが終わった。


スラッシュ「さあ、もう一回6発だ~」


クローバーの斬撃を飛ばしたのを確認して目にもとまらぬ速さで

銃を撃つ。めちゃくちゃな軌道で飛んでくる弾に

斬撃6発で対応できないと思ったクローバーは変身した。


クローバー「パラディンモード!」


大きな盾が出現する。盾が全ての弾丸を防いでくれた。だが

盾はバラバラに切れた。


クローバー「(危なかった、直接斬ったら多分、剣や腕、最悪首が斬られてた。

…ん?じゃあなぜスラッシュはさっき空中での鍔迫り合いのとき能力を使わなかった?

使うまでもなかったから?使う余裕がなかったから?どうして?)」


スラッシュ「考え事してる余裕なんてないはずだろう~?

もうリロードを終えちまったよ~?」


スラッシュがまた6発速射してくる。弾丸を撃ってからリロードするまでの

一連の動作が異様に早いのだ。

これにはクローバーも手こずっている。


クローバー「くっ!」


スラッシュ「(…ん、こいつギリギリまで弾を引き付けてるねえ~。

どんなに軌道が狂っていても的に向かうことを理解したのかねえ~。

だとしたらちょっとやばいねえ~。)」


クローバーは全ての弾丸が自分の急所へ向かう軌道に乗ったのを見て

幅のある太い斬撃を放った。


クローバー「ハーフムーン!」


斬撃は弾丸を消し飛ばしてなお勢いは止まらずスラッシュに迫る!

スラッシュはやばいと思い、しゃがんで回避した。

その隙をついてクローバーがハンターモードに変身し、

矢で拳銃を打ち砕いた。


スラッシュ「げ、銃が!?」


クローバーがナイトモードに戻る。


クローバー「どうですスラッシュ、お互い銃だの弓だの使わず

剣で勝負しませんか?」


クローバーの挑発にスラッシュは乗った。


スラッシュ「…いいだろう、剣士としてお前を認めよう。

そして剣で葬ろう。」


いまスラッシュが本気をだす。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ