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朝食

枯葉が佐丸の部屋までくる


佐丸「んもーこんな時間にだれ?」


枯葉「わたしさ。」


佐丸は枯葉の抱えている女性に目をやる


佐丸「あら、その子まえにもみたことあるわね。どうしたの?」


枯葉「なに、ちょっと薬で眠ってもらってるだけさね…いまはね。

ここへクローバーを連れてくることがどういう意味かはおまえならわかるだろう?」


佐丸「そうねえ、朝までには全治できるけどただでやれっていうのはねえ…」


枯葉「はぁ…綿1キロでどうだい?」


佐丸「OK!じゃあさっそく治してあげるわね。部屋に運んでちょうだい」


そういって枯葉が佐丸の部屋にクローバーを置く。


佐丸「修復に邪魔だから複はぬがせるわね。」


丸裸にされた佐丸が肉の壁のなかにうずもれていく。


佐丸「さて…まずは折れた腕と肩から胸の傷でも治しますか。」


こうして佐丸によるクローバーの肉体再生がはじまった。

そして翌日。

8時を少し過ぎたあたりでクローバーが目覚める。


クローバー「…あれ?私は昨日…」


複はもとにもどっていた。


枯葉「やあ、おはようクローバー。よほど疲れていたんだろうね。

はじめての変身で疲弊したんだろう。あんたそのあと倒れるように寝ちまったよ。」


クローバー「そうだったんですね…ん?…んん?」


クローバーは自分の体に何がおきていたのかはわからない。

だが、すこぶる調子がいいことにちょっとした違和感を覚えていた。


クローバー「体が軽い!というより不調を感じない…?」


不思議がってるクローバーをよそに枯葉がドアをあける。


枯葉「少し遅いが朝ごはんの時間だ。べつにみんなで集まって食べるわけじゃないが

游月が準備してるだろうしあんたのお友達もいまごろ一緒に食べてるだろうさ。」


クローバー「あ、じゃあごちそうになります。」


枯葉のあとについていく。この前宴会した場所とはどうやらちがうようだ。

はじめて足を踏み入れる場所へ行く。

少し歩いて食堂についた。みたことない妖怪たちが席で食事をとっている。

思わずクローバーはびっくりした。


クローバー「え!?」


枯葉「おや?そういえばいってなかったね。屋敷といってもわたしら

上から10人に入るヤツは第一住居にいる。有事の際はその自体に合わせて

わたしらのだれかが出動するのさ。ま、大抵のことは第二住居にいる妖怪どもが

なんとかしちまうけどね。」


クローバー「じゃあ、ここにいる妖怪たちは…」


枯葉「シャンシャンと游月の部下ににして、10位に入れなかった連中さ。

気をつけな、中には10位に入ってもおかしくない実力者もいる。」


クローバーがたじろんでいると、アマテラスとアリアが声をかけてきた


アマテラス「おはよークローバー!」


アリア「おはよー!」


クローバー「おはようございます。」


アマテラス「ちょうどいま食べようと思ってたところなんだ!一緒に食べようよ♪」


クローバー「はい♪」


正直ふたりが大きな声でこっちに声をかけてきたので

みんなの視線が集中して嫌な空気なのは感じていた。

だがそんなものいちいち気にしてられないのでクローバーは

いつもの自分の調子でいくことにした。

クローバーが二人のテーブルに目をやるとふたりのおかずは

ちがうものだった。


クローバー「あの、枯葉さん。」


枯葉「バイキングといって…いやわからないか。あっちに肉やら魚やら

野菜があるだろう?それから好きなのを自分でとって食べるのさ。」


クローバー「なるほど…」


クローバーはさっそく列に並びまずプレートをとり、皿を4つほどとる。

パン、サラダ、角煮、フルーツ杏仁豆腐、そしてカップにコーヒーを注ぐ。


枯葉「おお、アリアのてんこもりの肉皿に比べてバランスいいじゃないか」


アリア「うーだってお肉食べ放題なんだもん」


クローバー「バランスのいい食事が大切ですよ、アリア。」


アリア「だってぇここのソーセージとかハンバーグおいしいんだもん…」


クローバー「そうなんですね…今度食べてみようかな。」


アマテラス「うんうん、いろいろなごはんがあるからねえ。

めずらしいものがあったら食べてみるといいよ♪」


冷たい視線を感じながらもクローバーが食べようとした、その時、


????「やあ、おはよう」


クローバーがふりむく。プレートをもった妖怪がたっている。


六法「あたしはろっぽう、ここに住む二軍の妖怪さ。もしよければ

枯葉様をふくめたきみたちと食事をしたいんだけどいいかな?」


クローバーがアマテラスとアリアに目で合図するとふたりは頷く。


六法「ありがとう、きみの名飴を教えてもらってもいいかな?」


クローバー「クローバーと申します。」


六法が箸をつかいごはんを口に運びながら話す


六法「そうか、クローバーか。しかしすごい闘気ですね。

皆があなたのほうをみたのもその闘気のせいでしょう」


クローバー「すいません、そんなにやばいですか?」


六法「やばいってか殺気に近いかな。暴れるつもりかと思ったよ」


そういって六法が笑う。


クローバー「いえそんなつもりは…なくてもダメですよね。どうにか

押さえる方法を学ばないと。」


それを聞いて六法は不思議そうな顔をした


六法「あれ?クローバーきみは習ってないのかい?闘気の操り方を。

気が見えるならもうそれくらいできてもいいはずだけどな」


六法の話しをきいてクローバーはアリアたちをみる


クローバー「二人ともどうして教えてくれなかったんですか!?」


アマテラス「んー…」


アリア「ごめんよクローバー。クローバーなら自分で会得できると

思ってたんだよ。それにここで習えると思ってあえてみんな何も言わなかったんだ。」


クローバー「…それでもです。教えてくれてもよかったことだと思います。」


アマテラス「その件については謝るよ。ボクの判断がまちがってた。ごめんね…」


アリア「(ア、アマテラスが素直に謝ってる!?めずらしいー)」


クローバー「いえ…」


枯葉「とりあえず、だ!冷える前に食べてしまおう。冷めてしまってはおいしくないぞ?」


六法「そうそう枯葉様のおっしゃるとおりです。さっさと食べちゃいましょう」


クローバー&アリア&アマテラス&枯葉「(お前が言い出したからこうなったんだろ…)」



こうして彼女たちは朝食を食べ終えた。


クローバー「ごちそうさまでした」


アリア「ごちそうさまー」


アマテラス「ごちそうさま」


枯葉「さて、クローバーは颯に用事があったんだったね。」


クローバー「ええ、おにごっこの約束が。」


枯葉「ほれ、ヒモのついた鈴を渡しておくよ。こいつを手首か

腰につけて走りな。それがはじまりの合図さね。」


クローバー「ありがとうございます。それじゃいってきます!」


そういってクローバーはプレートを下げ、玄関へと歩いて行った。


枯葉「(さて、昨日わたしたマジックキューブを上手に使いこなせるといいんだがね…)」



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