次なる修行
朝8時、子供たちを見送ったスノーレインとフェイクレインは
食器を洗い、洗濯をし終えたころ、
ちょうど初代がやってきた。
初代「おっはよー!」
スノーレイン「おはようございます。」
初代「うえ!?魚のにおいがする!」
フェイ「ああー…木箱のせいでしょうね…」
スノーレイン「これ、早く外にだしておかないと」
木箱をみて初代がいいことを閃く
初代「ねえ、今日の課題はその木箱を使おうか?」
スノーレイン「これをですか?」
初代「ええ、裏庭でできることだから。フェイ、それもってきて」
フェイ「わかりました」
木箱を抱えてフェイが裏庭にいく。スノーレインと初代が後に続く
初代「そういえば昨日の呪気を流すあれ、できるようになった?」
スノーレインが笑顔で答える
スノーレイン「もちろんです。いま試してみましょうか?」
初代「ええ、ぜひ見せてもらおうかな」
スノーレインが意識を集中し髪の色が白くなる
初代(うーん…まだ変身しないと幸せの呪気は扱えないのね。)
スノーレインが手のひらに乗せた種から芽がでる
スノーレイン「…どうですか?」
初代「合格♪」
スノーレイン「やった!」
木箱をもったフェイが声をだす
フェイ「初代様、これどこに置けば?」
初代「適当にその辺でいいわよ」
そういわれて家から離れたところに木箱を置いた
フェイ「これでいいですか?」
初代「ええ、じゃあ、そこから離れてこっちにきて」
フェイが初代とスノーレインの横につく
初代「いい?見てて…」
初代が人差し指を木箱に向かって指す。指先に呪気が集まる
初代「バーン!」
そういった瞬間、初代の指から呪気がはなたれ木箱が粉々になった
この現象自体はめずらしいことではない。憎しみの呪気でもできることだからだ
フェイ(…真逆の性質をもつ幸せの呪気でもこんなことができるとは)
スノーレイン(幸せの呪気で破壊?この呪気は破壊と再生の両方を
あわせもっているというの?すごすぎる…)
初代「いま木箱がバラバラなったんで、スノーには
これのお片付けを課題にします。」
スノーレイン「…え?」
スノーレインが近づこうとして、それを初代がとめる
初代「違う違う、集めてゴミ箱へ…じゃなくて
呪気で片付けるのよ」
スノーレイン「呪気で?」
初代は木片を指さし、呪気を打ち込んだ。当たった木片が消滅した。
スノーレイン「!?」
初代「呪気の放出と消滅弾とでも名付けましょうか…
これが次の修行よ。3日間でできるようになってね。」
スノーレイン「はい、がんばります!」
そういうと初代はまたフラフラとどこかへいってしまった
フェイ「難しそうですね…」
スノーレイン「どうかしら?初代様が期限を三日と定めたのは
いまの私なら三日でできると判断したからと思う」
フェイ「たしかに…もうスノーレイン様はびっくりしたくらいじゃ
幸せの呪気が解除されないので、そういうのもふくめて
この修行が的確だと判断したのでしょうね。」
スノーレインははりきっていた
スノーレイン「さあ、はじめましょう!」
こうしてスノーレインの消滅弾の修行がはじまる。




