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無職のおっさんはRPG世界で生きていけるか!?  作者: 田島久護
ダンジョン攻略準備編

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ナイチンゲールショウコウグン


「そう、良いのよ貴方はそれで」


 雲の上にそびえ立つ城の奥にある玉座では、巨漢を沈め眠る逞しい髭を生やした者が居た。

その傍らに侍り、優しくその者の頭を撫でる、艶やかで神秘的な紫と金髪のの髪を靡かせた

美女が居る。


「私は貴方の介添えとして生まれた存在。使命と意思を与えられた。だけれど私は自らの

意思で貴方を愛し、その望みに添い遂げる。例えそれが深淵へと至る道だとしても、

私は喜んでこの身と魂を捧げましょう」



「ただ、私は一つだけ不満なの」

 

 美女は髭に手を添え梳かしながら囁いた。


「貴方は本当は苦しんでいるのに、それを見ない、理解しない、認めないようにしている事よ。

貴方がそれを認めさえすれば、貴方もあの綺羅星と同じになれたと言うのに」


 美女は髭から手を離すと、視線を移し雲間から見えた、地を歩く一人の男の姿を見ていた。


「あぁ私のかわいい息子。貴方は世界のすべてに愛されるのよ。貴方こそがセカイの希望なのだから」





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