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疾風の翼  作者: れきさに
2章 氷の城編
19/23

赤い鎧

前回から結構、日が開いてしまいました。すいません。

新キャラも出して見ました。

では、どうぞ。

ドラゴンとぶつかったのは、シャルではなく、赤い鎧だった。

鎧がドラゴンを受け止めている。

その間に、シャルのところまでたどり着く。


「シャル!」


そのまま、サイキはシャルを後ろにかばう。シャルを守ってはくれたものの、まだこの鎧が味方だとは限らない。

そうしている間に、鎧がドラゴンを押し返す。そして、腕についた大型銃の砲口から炎を放出する。炎はドラゴンを飲み込み、燃やし尽くした。

それが動かなくなったのを確認して、こちらを向いた。

鎧を纏った魔物というのが正しいだろうか、右腕には大きな銃もついており、見た目だけでも強そうだ。

やばい、こいつは・・・・


「ありがとうございます、フレイムナイト」


凛とした声が響き渡った。声のしたほうを向くと小柄な少女が立っていた。

その声に反応して、鎧が少女の方へ動く。


「お疲れ様でした、またよろしくお願いします」


そういうと、鎧の足元に魔法陣が現れ、鎧は消えていった。

改めて少女のほうを向いた。やはり小さい、シャルもけっこう小柄だが、それよりも一回り小さい。


「では」


そう言って少女はてくてくと、もと来た道を帰ろうとする。サイキはあわてて声をかける。


「あ、ちょっと・・守ってくれてありがとな」


すると少女は振り返りもせず、


「いえ、当然のことですので。それでは」


そのまま歩いて行ってしまった。


「なんか、色々とすごい少女だったな・・・・」


サイキは率直の感想を述べた。それにニムも同意する。


「ええ、つかみどころがない少女でしたけど。でも、あの魔物は何なんでしょうか?」


確かにそうだ。魔物が人間に従うなんて話聞いたことがないし、あれだけ気性が粗そうなのにきちんと命令にしたがっていた。小型の魔物、それも気性がおとなしい魔物ならまだ従えることもできなくはないだろう。しかし、あの鎧はかなり攻撃的で戦闘能力も高かった。


「あのー、この後どうするの?」


シャルが遠慮がちに聞いてきた。辺りを見回すともう戦闘が終わっていた。

どうやらアレが最後だったらしい。


「んー、とりあえずデスクのところに戻るのがいいんじゃないか?」


終わったらまた来てくれと言われてた気がする。あの時は、迎撃することで精一杯だったからよく覚えてないが。


「あ、そうだ。お前ら宿取れたのか?」


それにはカイツが答える。


「おう、取れたぜ。そっちは問題なしだ」


なら、ニムも連れて行ったほうがいいか。聞いて来たのをまた話すのも面倒だしな。いっそのこと全員で行くか?・・・・


「よし、もう一回領主館に行くか。ニムは来るだろうけど、お前らはどうする?」


シルラとカイツにたずねた。すると、予想通り


「「あたし(俺)はパス」」


「わかった。俺たちが戻るまで好きにしててくれ。帰りはニムがいるから先戻っててもいい、ニムもそれでいいか?」


「ええ、問題ないですよ」


「詳しい話は宿についてからってことで。じゃあ、解散」


こうして、3人でまた領主館に行くことになった。

シルラはもうどこかへ消えてしまった。よくはじめて来た所なのに道分かるな・・・

すると、カイツが近づいてきた。ん?付いてくるのか?


「サイキ、と一応シャルもか。あのよ、さっき宿取ってた時のことなんだが、なんかシルラが色々やってたみたいだったぜ。ま、気をつけてな」


そういうと、カイツもどこかへ行ってしまった。サイキの脳裏にあのニヤニヤした笑いが浮かぶ。

かなり危険な予感がするんだが。

そう思案していると、シャルが服の袖を引っ張ってきた。


「なんか私、とてもいやな予感がするんだけど・・・」


シャルも同じことを考えていたらしい。とは言ってももうどうにもできない。


「まあ、予感が予感で終わることを期待するしかないな・・・」


歯切れ悪くそう返すと、


「あ、あははは・・・・」


と、シャルも苦笑した。

そして、その予感は正しかったと痛感するのは、宿についてからのことだった・・・・

どうだったしょうか?

悪い予感は次の次で明らかになる予定ですww

感想・アドバイス等何かありましたらよろしくお願いします。


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