初めての恋
この小説はa:novellというサイトで連載していたものですが、こっちの方が勝手がいいのでこの小説もこちらに移動してみました。
それに伴ってタイトルを変えてみたり…。
ちなみにこの小説の元のタイトルは「君に届け、恋の詩」でした。
恋ひ恋ひて
逢える時だに
愛しき
言尽くして
長くと思はば
―*☆*―*☆*―*☆*―*☆*―*☆*―*☆*―*☆*―*☆*―*☆*―*☆*―*☆*―*☆*―*☆*―*☆*―*☆*―*☆*―
わたしは、外の世界を知らない
家の外にでたことがない
両親に言いつけられたから出れない
ずっと、ずっとでられない。
外の世界で、人と話してみたい
友達を、つくってみたい
全てが全て無理な事
両親に逆らうことができないから
ある日庭から外を見た
同じ年ほどの子達の楽しそうな声が聞こえる
わたしもあんな風になりたい
―*☆*―*☆*―*☆*―*☆*―*☆*―*☆*―*☆*―*☆*―*☆*―*☆*―*☆*―*☆*―*☆*―*☆*―*☆*―*☆*―
いつものように外を見ていると
一人の男の子を見た
心が激しく鼓動して頬がみるみるうちに紅潮する
そうか、
これが「恋」というものなんだ
庭からその男の子を毎日みていた
男の子の名前も知らない
男の子はわたしのことに気づいていない
それでもいい
あなたの姿をみることができるだけで
わたしはとても幸せになれるから
わたしはあなたに恋をしました
会って話したこともないあなたに
いつか、ちゃんと会える日はくるのだろうか?
いや、きっとくる
あなたのくれた光を抱きしめて
切々と願いつづける
―*☆*―*☆*―*☆*―*☆*―*☆*―*☆*―*☆*―*☆*―*☆*―*☆*―*☆*―*☆*―*☆*―*☆*―*☆*―*☆*―
願いが叶うその日まで
あなたが、寂しいだけの闇につつまれていたわたしに、光をくれた
わたしに生きる喜びを教えてくれた
直接会って話したわけでもないのに
あなたを見ていたらそれが伝わってきた。
―*☆*―*☆*―*☆*―*☆*―*☆*―*☆*―*☆*―*☆*―*☆*―*☆*―*☆*―*☆*―*☆*―*☆*―*☆*―*☆*―
一度だけでいい…。
たった一度だけでもかまわないから…
あなたに会いたい!
神様…どうか私の願いを叶えてください。
この第1話は詩っぽい感じになってます。
a:novellというサイトで書いていた頃は最初これで終わりにしようと思っていたのがなぜかどんどん続いていったものですから…。
次からはちゃんとした小説になります。