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シリーズ「ボーカロイド音楽をもう一度詩にしてみよう」

ブルームーン

作者: 暇庭宅男
掲載日:2025/12/04

あの頃が遠くなって これからは短い

ぼくらは変わったかな 変わらないものもあるかな


きみは ひとりで生きていく

でも それを涙して嘆かないでほしい


月が刻む時の旋律 風の歌 陽の光 木立の息吹 めぐる季節の鮮やかさの中

ぼくをそこに置いていくよ 変わらぬものの証に


まどろみの中でも見失わないように 空にしるしを刻もう いつかのような 青い月の光を


青い青い月の光 きみは歩いてゆけるかな


ぼくらが出会ったのは偶然で けれどあの青い月夜が 今も胸の中で輝くよ


きみは ひとりで生きていく

つめたい意地悪な嵐の日には どうかぼくを思い出してほしい

きみの心の中に きっと灯りをともそう


いつか いつか 夜明けの縁でまた会えたなら

そこでまたぼくと話そう ふたりが会えた朝を祝うように


さあ 歩き出して ゆっくりでいいから

青い青い月の光 きみの行く先を照らすから

なんとボカロ曲なのに声の主ご本人の歌ってみたまである贅沢な曲だ。

命の真剣味が失われがちなボカロ界隈で、こんなにも真摯な音楽があることに今でも感動する。

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