夏休みの始まり
学園に入学して、月日が過ぎた。
私達は今日から夏休みを迎える。
夏休み中は、屋敷に戻ると伝えていたので、荷造りをしておいた。
今回はコツコツと進めておいたので、足りないものはないと思う。
夏休み中でも、会いにいくということをステファンやアルミネから言われた。
私も夏休み中でも友達には会いたいから嬉しいのだけど。
それより、夏休みは宿題もある。私はそれが一番嫌なんだよね。
結構な量あるし、終わるかな。
その時、寮の中にある自分の部屋の扉から音が聞こえた。
扉を開くと、リンがいた。
「義姉さん、準備終わった?」
「終わったわ」
「それなら良かった。もう迎え来てるみたいだから行こう?」
私は、荷造りを終えていた荷物を持ち、リンと部屋を出る。
それから馬車に乗り、屋敷へと戻っていった。
道中、眠くなり少し眠っていた。
リンも寝ていたみたいだ。
屋敷に着く前に、私が先に起きていたから。
私は、屋敷へ着いたので、リンを起こす。
「ん、義姉さん……僕寝てた?」
「えぇ、もう屋敷に着いたわよ」
「起こしてくれてありがとう」
リンは目をこすりながら、笑った。
天使かな⁈寝顔も可愛かったけど!
義弟が可愛すぎるのだけれども、誰か助けて!
少し取り乱してしまった。
心の中で思っているだけなので、セーフだろう。
私達は、屋敷の中に入った。
すると、お母様達が出迎えてくれた。
「おかえりなさい。ユミリア、リン」
「おかえり。休み中は、ゆっくりするといい」
お母様とお父様がそう言った。
ゆっくりしてと言ってもらえたので、存分にゆっくりしようと思う。
そのあと、久しぶりに自分の部屋に入った。
まぁ、変わってはいないのだが。
ベッドが綺麗になっているように感じるのは、きっとメイド達がシーツなどを洗ってくれたのだろう。ありがたい。
これから夏休みか。
少しワクワクする。
なにをしようか、なにがあるか。
いっときの休息を楽しもう。




