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見晴らしの良い展望台〈詩い場〉  作者: 名も無きロマンシェ
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いつもの月、


変わる街並み、変わる私、


変わらない月灯りが、とても美しくて


とても安らいで、とても落ち込んで、、


 空を見上げた。


 理由なんてない、


 ただ、


 いつも見る月を、


 いつも通りに見上げた。






 ただ、それだけだった。




 見上げた月は、いつも通りに

 そう、いつも通りで、



 私を溶かしてくれる。



 何もわからない程に、

 私は、私を、閉ざしていて。


 何を言いたいのかも、

 何を伝えたかったのかも、

 ただ、わからなくて。



 けれど、月を見上げれば

 どこか、モヤっとしたものを自覚した。



 なにが………


 なにがいいたかったんだっけ……



 わからない、


 わからない、



 ……けど、


 吐いた息の白が昇った先は、

 月が纏う朧の羽衣のように思えて、


 少し楽な気がした。




いつも変わらぬ月の空、晴れ夜空に浮かぶ何より綺麗で









何よりも魅せられてもしまって、

少し、ふふ、ええ、少し怖いかも知れませんね?


私は、何処までも、これからも、世界が果てても、


月が好きで居るのでしょうね。

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