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第三話 新たな結論
「おれもだ」
彼は言った。
その時の僕らの考えは、ただ単にオレタチの時計がぶっ壊れただけと思っていた
しかし、次の日学校へ行くと
「誘拐されたって」
と言う声が聞こえてくる。
(あれ、そんな話昨日のことだぞ?)
そう思った僕はハッと気づいた。
黒板もカレンダーもすべて昨日なのだ。
その時僕は新たな結論を生み出した。
「時が止まった」
僕はその場に立ち尽くしていた。ハッときづくとぼーっとしていたのは僕だけじゃなかった。
宮城や佐原までもが立ち尽くしている。
「まさか、お前らも、、、」
彼らは頷いた。
僕は考えた。
(なぜこの三人だけなのだろうか。一体何が起こっているのだろうか)
続く