真道族
これは私の記憶これは私の夢、
夢とは自由であり記憶もまた自由である、私は名乗りはしないただ話すのみ。
私は大都で生まれたそこでは皆笑い、苦しみ、争い生きている戦は日常である毎日人が死に毎日人が転がる。
私の父も母もそれに嫌気がさしていた、だから私に知恵と力を与えた、私は得たものを使えるように育ったそして私も父となり知恵と力を持って争いに生きた、
やがて争いを治め静かな日々となった、我が子達と遊び笑い、泣き、そしてまた笑うそんな日々を過ごした、
けれどもその日々は崩れ去った、外から移族どもが来て全てを破壊し家族も日々も、...
そして私の右腕も奪っていった、移族どもが去った後残ったのは我が子二人と人々の転がる姿のみ。
許さない、移族どもを一人残らず消し去ってやる
そして今は移族どもに知恵と力を貸している我が子達は移族の王を支えているなにやら移族どもは家がないらしい作り方を教えてやろう狩の仕方も、
覚えが良いなんとも扱いやすいそもそも移族どもは言われるがままだった。
移族どもで唯一欲持つ者達がいた彼らは私と我が子を嫌っている同族すらも。
私は最近真道様と呼ばれてきた移族達も王も私と我が子らを慕ってくれている嗚呼私はなんと愚かであろうか彼らを消し去ろうなどと、守らねば欲持つ者達から。
移族達は王と結び付き名を得ていく知恵も力も私も他の移族と結び付き大きな力を得た無論欲持つ者等も、力は大きくなりついにぶつかり合う欲持つ者達は争いを誘い我らは治める、そんな日々となった。
嗚呼懐かしい思い出すと涙が出る移族達は苦しんでいる我らは救わねば欲持つ者どもから、移族から奴らを除かねば。
欲持つ者達と争いが日常となった、
そしてあの日私は死んだ。
歳だったから仕方ない片腕もない我が子等も争いで忙しい私は一人でいた、王から我が子等への礼として屋敷を得た我が子等でなく親の私に欲持つ者の血を引く王に。
あの日、日の暮れの後屋敷は囲まれ火をかけられ欲持つ者共に屠られたその後のことは分からない、
けれど私は今一度大都となった移族の国で私の子孫として生まれた長く時は流れその中で私の我が子等は移族を守り続けた一度見限ろうとしたらしいができなく今は移族達の代わりに争っているらしい。
薄い箱の中で人が笑い、泣き、苦しみ地を巨大な箱や蛇が這い廻り、
空を杭が空を指し巨大な鳥が飛び回っている何とも面白い世になった私の子孫達は移族達に価値あるものを与え知恵も与え力も与えている私はその行いを引き継いだ、
私は全てを終わらせることにした。
欲持つ者を襲い殺めそして欲を持ってしまった移族も殺め族を作り力を強めた王も廃するつもりでいたけれど王も私と同じであった王は力を持つも力を持たざると移族の代表が新たな力の象徴であった、
移族の代表と手を組み犠牲の元大都を変えようとしたけれど変えられず私は欲持つものに負け力を失った、
代表だったものは死して私は移族を見限り、移族は苦しんでいるだがいつか来る争いのため、私は、
これより先私は全命をもって誓う移族達の大都が私の生まれたかつての大都のようになるならば私は今度こそ大都の壁となり移族の苦しみも涙も道連れとし笑いのみの国になるようにしよう私の今世の子等が笑えるように私の命をもって成し遂げて見せる。私の罪として