エピソード1 アメリカの英雄 Age0(+35)
ようやくシーズン1(1章)を書き終えたので投稿します、本当はアミラは人間でエルフは脇役だったのですが某エルフが主人公のアニメを見てエルフ転生いいじゃんてなって1度没にしました。
シーズン2更新を機に全話少しだけ加筆&修正しました。
「マイク、お前は大統領とみんなを頼む、俺がここを食い止める」
俺はジェイク・マクドイル、最強の軍人だと言われている、そこまでの事を言えるのはここだけの話一言の聞き間違えも許されぬ程の最悪な事態を対処をするべく大統領命令によって託された国家機密の特殊部隊、ズールーフォースに選ばれたからである。
「おい待てジェイク!それはダメだ!」
俺を引き止めている男はマイク・ブランドル、彼は警察官でそのテロ対策部隊、センチネルの隊長だ。
「お前、今回はヤクザや犯罪集団とは訳が違うんだぞ!」
「彼に任せよう」
「大統領!」
「彼は数々の偉業を成し遂げたアメリカの英雄だ、きっとやれるさ」
「行け、マイク」
「ああ」
マイクは頷き、大統領とシェルターへ向かった。
俺は入口を椅子やテーブルで硬め、手榴弾を防弾チョッキの下に数珠のように忍ばせ、銃をコッキングし敵を待つ。
「ジェイク・マクドイル!」
声の主はハンク・ウォール、ブラッディアイアンというテロ組織のボスだ、核のフットボールを手に入れるためホワイトハウスを襲ってきた。
「よせハンク、お前がやられたらこの計画は破綻する!前へ出るな」
仲間の1人に止められたようだが銃声のみの応答で、足音を響かせ俺の方へ向かう。
俺は足音の先に銃口を向ける、姿が見えた瞬間にトリガーを引く、ハンクが唸り声を上げると一斉に銃声が響いた。
俺は訓練生の頃から射撃の精度が高く自負している程だ、マガジンに入っている全ての弾は敵の脳天に命中した、足音が無くなり静寂に包まれた。
敵はもうあと1人だろう、だが何も聞こえない、俺はリロードし銃口を向けゆっくりと進む。
「どうした?怖気付いたか?だったら降参したらど
背中に鋭い感覚が走った、俺は後ろ蹴りをかましハンクは右腕で受け吹き飛ばした。
背中に手を回すとナイフが突き刺さっていた。
「これでおあいこだ」
「くたばれハンク!」
俺が銃口を向けた瞬間、回し蹴りを銃に喰らわせられ落としてしまった。
俺はすかさずパンチを繰り出す、だが奴は速い、受け止め反撃まで瞬きの瞬間で終わっていた、強いのは当然、こいつも元特殊部隊だからな。
「あんたアメリカ最強なんだろ?大した事ねえなあ!」
ハンクはピストルを向ける。
「うおおおおおおおおおおお!!!!!!」
弾丸を全て防弾チョッキで受け止めながらハンクの元へ走りタックルをぶつけた。
「ハハハハハハ!!!!おもしれえ!お前おもしれえな!!!だがな」
ハンクは俺の背中に刺さったナイフを手に取り縦に引き裂かれた、俺は激痛に思わず叫びを上げる。
「終わりだ!死ね!」
ハンクはナイフを高く上げる。
「なっ」
勝ち誇った表情から驚愕の色へ変わる、なぜなら俺の指に
「後は頼んだぞ、マイク」
ピンがかかっていたからだ。
「逋セ莠悟香蟷エ縺カ繧翫襍、縺。繧s繧」
なんだ?聞いた事の無い言語だ、ここはどこだ?俺はハンクとの戦いで自爆したはずじゃ。
視界がぼやけてよく見えない、誰かに抱きかかえられているようだ、その誰かが俺の顔を覗いた。
女の顔だった、青い髪を伸ばしそしてなによりも気になったのは長い耳だ、これはエルフか?
エルフなんてロードオブザリングでしか聞いた事も見た事もない、それが目の前に存在している、まさかここは異世界ってやつか?
だとすると俺は転生したと?妻の巴はオタクで、ライトノベルという物を読んでいた、サラリーマンがトラックに轢かれ他の世界に生まれ新しい人生を始める、そんな事が本当に起きたというのか?
場所は森か?黄色い木の葉が舞い木々が生い茂っているようだ、白い祭壇の様な場所にいて、緑髪の男が現れ女は男にゆっくりと俺を渡すと上へ掲げた。
「譁ー縺溘↑繧ィ繝ォ繝輔′逕溘∪繧後◆∝錐縺ッ繧繝溘Λ繝サ繝ャ繝ラ繝舌繝会シ∫・晉ヲ上r荳翫£繧医♀縺翫♀縺翫♀縺翫♀シシシシシ」
男はそう歓喜の混じった大声を上げると、周りの人達も同じく声を上げた、やはり全員耳が長い、ここはどうやらエルフ達の村であるようだ。
――
「凄いわね〜この子、ハイハイを始めたら本まで読み始めるもの」
来世での俺の名はアミラ・レッドバード、母はグリシア、父はクレイでこのルッテス村の村長でもある。
俺は今生後8ヶ月で、村中の本を読み尽くしこの世界の情報を調べた。
勿論言語もだ、今話しているのはエルフ語、ドワーフはドワーフ語、獣族やゴブリンとオークは例外もいるが鳴き声らしい、人語は人口が多く広く大陸を支配していて幾つか分かれている、主にザンドラ語を話すらしく他にもザポネ語にいろいろあるという、まあ俺は全て話せるようになったがな、前世で任務のために色んな国の言語を覚える必要があったからな、ここでもノウハウを活かせたようだ。
「普通赤ちゃんって本なんて読みます?」
「さあねえ、赤ちゃんなんてお向かいさんのリディア以来ねえ」
なんかグリシアは外でご近所さん達と話している。
「確か今年で120歳よねえ」
「あら〜若いわね〜」
エルフはやはり長寿で普通に何千年も全員生きているようだ、俺もエルフに生まれたから寿命は前世の人間よりもずっと長い、まあ前世では三十路で死んじまったんだけどな。
これからまた死なない限り永い永い旅が始まるだろう、まずは俺が何故この世界にジェイク・マクドイルの意識を持ち転生したのかを知る必要がある、そしてこの世界に銃と軍隊を造り上げ、強大な何かへ立ち向かう必要があるんじゃないのか。
そう、ある1人の幼子が決意した事はかつて彼の生きていたアメリカという国に在りし力をこの世界に呼び起こすのだった。
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